2012年08月22日
ザ・青森! 4
2012/8/11・12・13・14・15
ひとちが&すえちせ みちのく珍道中♪
白神山地
(白神山地エリア)

初日の山歩きはこちら
2日目の山歩きはこちら
3日目の山歩きはこちら
最終日(14日・15日) 
天気
晴れ
〈コース〉民宿汐ヶ島(14日:午前9:00)-ガンガラ穴-十二湖-
道の駅ふかうら-岩木山総合公園(青い山脈歌碑)-
暗門の滝(2:00-4:30)-マザーツリー(5:00-5:30)-自宅(15日:朝6:30)
ブナの大木よ
この森に深く根を下ろし たくさんの実をつけ
子供を増やしてきた 偉大なる母の木よ
大自然の中で何百年もの長い時間が過ぎた
どうか私たちにも パワーをおくれ
少しでも元気で長生きできるように・・・
すえちせ

マザーツリー
朝が来た
昨日の雨はどこにいったやら?
空は抜けるように青かった
楽しかった青森の旅も今日で終わりであ~る
フィナーレを飾るため 白神山地を思いっきり
楽しむことにしよう
(うん、うん
)
二日間お世話になった宿に別れを告げる
ホント、ここのおじちゃん、おばちゃんは
いい人だった

また おいでな
じいちゃん、ばあちゃん連れて
今度は二ツ森案内すっから
なっ!
最後まで二人は笑顔で見送ってくれた
(お世話になりました
)
十二湖に向かって車を走らせる
昨日見ることのできなかった 水面の青い池を
すえちせに見せるために
っていうか ひとちがも十二湖に行ってみたかったのも
ウソぢゃない
(あはは。。。)
と、海岸沿いに見つけてしまった
ガンガラ穴

ここわぁー、日本の 青の洞窟
とも呼ばれる絶景ポイント
象岩と呼ばれる 大きな穴が開いた岩が
ガンガラ穴の正体なのだ

さっそく浜辺の駐車場に車を停めて海に降りていく
潮が引いている時間帯なのか ガンガラ穴のすぐ近くまで
行けそうじゃん
こりゃ 行かない手はない!
ズボンの裾を引っ張り上げながら浅い海の中に
ジャブジャブ入っていく
(あらら
)

最初は浜辺で見ていた ひとしさん、すえたろうさんも参戦
ちせこさんは ひとり車の近くでお留守番?
ひゃぁーっ
ヌルヌルして歩きにくいねぇ・・・
浜辺では磯遊びをしている家族、バーベQを始めた団体と
朝から海は賑やかだ
ちがこさんも 磯遊びしたい
海を渡り穴のすぐ近くまで デコボコの岩を
ぴょんぴょん 越えていく
あれは?
もしかしなくて白神岳
昨日は嵐だったのに

穴の中には遊覧船(小さな釣り船?)で行けるみたい
でもね、ここで十分満足
(そう!そう!)

穴の中は観察できなかったけど
海は確かに 青かった
そろそろ行かないと
時間なくなっちゃうよぉーっ
浜辺で大声を上げて ちせこさんが叫んでいる
はい、はい わかってますったら
海沿いを走る五能線

日本で一番短いトンネルを通過

国道から十二湖に向かう
昨日は宿のおじちゃんが すえちせを日本キャニオンの下に
連れていってくれたので 今日は展望台まで テクテク歩き
崖の上からキャニオンを眺めてみる
ほぉーっ
白神岳まで一望だぁー

ここまで駐車場から ペンペン草履で遊歩道を歩いてきた
昨日の山歩きで山靴の中は まだしっとり濡れていたから
(気持ちわるぅー
)
意外と歩く?
意外と登る?
遅れて ヒーハーしながら登ってきた すえちせ
ちせこさんがブツブツ言う
朝からこんなに歩いたら 後半は
歩けなくなるかも
さ、がんばろっか!

森の物産館 キョロロの駐車場に車を移動、
青池までテクテク歩く
それにしてもいい天気
遊歩道沿いのブナが雨上がりの
キラキラ
光る
緑の葉っぱを広げている
(いいねぇー
)

きっもちいい♪

青池に到着
息を呑んだ

おぉぉーっ
青い

池の底まで透き通り魚が泳いでいる
青池は天気がよくて光が当たらないと
青く輝くことはないそうだ
あ~ よかったねぇー
ホントに池は青くなるんだねぇー
嬉しそうな すえちせ

昨日の池は青ぢゃなくて灰色だったもんね
冥途の土産がまたひとつ増えたじゃん?
うひひひひ
深浦を通り鯵ヶ沢方面へ

宿を出る時 おばちゃんに釘を刺された
白神ラインは雨上がり通行止めになってる時もあるし
アブナイから海沿い回ってかえってね
遠回りとわかりつつも従うことに
道の駅ふかうら に寄り道

この辺りは イカのカーテンで有名な場所

香ばしいイカを焼くにおいがプンプンする

食べたい
そう、こりゃ食べずに帰るわけにはいかない
(そうだ! そうだ!)
長い列に並んで イカ焼きをゲット
あ~
うま♪

岩木山舐めるように回って 岩木総合公園内にある
青い山脈の歌碑を見学

青空に高く聳える岩木山をバックに
大声で歌を唄おう

あ~おい山脈 雪割り桜~♪

なんてノーテンキな一家
ちせこさんは歌碑が大好き
できれば 竜飛岬にある 津軽海峡冬景色の歌碑も
見たかったようだけど そんな時間はないのだ
急げ! 急げ!
暗門の滝に到着
時刻は2時を回っている
ピストンで最短距離でコースを歩いても すえちせの足では
3時間はかかる
5時になっちゃうじゃん
(ひょぇぇぇ
)
急げ! 急げ!

湿った山靴を履いて きれいに整備された
渓谷沿いの遊歩道をズンズン歩く

うが
うが
うが
うが
ほぼ平坦だけど距離は意外と長い
たくさんの観光客が歩いている観光スポット

もっと静かなイメージだったけど
随分賑やかだねぇー

第三の滝に到着、見ごたえのある滝であ~る

滝の上部には遊歩道が続いていた
過去に作られた遊歩道は崩れ気味、現在は沢の反対側に
鉄の骨組みで橋がつけられ危険個所はない
急げ! 急げ!

第二の滝に到着、ここも見ごたえある滝であ~る

疲れてきたのか ちせこさんはメインの第一の滝は
半どうでもよくなっていた
タロさん、どうする?
ちせこさん 弱気
ここまできたから行くよ
すえたろうさん 強気
あっ そう
ちせこさん 諦め
こーなったら行くしかない
ピッチを上げて進むことにしよう

うが
うが
うが
うが

ようやく念願の第一の滝に到着

滝壺に落ちる水しぶきが霧になって
身体に降りかかる

ちゃんと歩けたじゃん
すえちせ
(うはははは。)
駐車場に戻り車で マザーツリーに向かう
ダートしていて危険と おばちゃんが言っていた道は
確かに舗装路ではなかったけど そんなに悪路じゃなかった
これじゃ 行も帰りも白神ライン通れば
早かったですね
ひとしさんが苦笑いする
世界遺産なんだからフツーに通れないなんて
あんまりないかもね
まぁ、いいです
津軽峠から見た白神岳、ゆっくりと
日が沈み始めている

白神岳
ぎゃっ!
暗くなっちゃうよぉー
大急ぎでマザーツリーに会いに行こう
道はきれいに舗装されていた
もっと白神山地って人の手があまり入っていない場所かと
想像してたけど 観光地化され過ぎているみたいでちょっと寂しい
スタスタ歩くこと10分、そこに彼女がいた
大きく腕を空いっぱいに伸ばしている
そっと幹に触れてみる
温かい 
樹齢400年ともいわれる このブナの大木は
いったいどれほどの実を落とし新しい命を
育んできたのだろうか?

これぞ パワースポット
ようやく最終日のコースをすべて歩ききった
おつかれぇ
みちのく珍道中も静かに幕を閉じる
白神の山から日本海に沈む夕日のように・・・
また旅に出よう
次はどこに行こうか
すえちせ?

帰りの立ち寄り湯は 暗門の滝駐車場内にある
アクア グリーンビレッジ ANMON
(キャンプ場の施設です
)
ひとちが&すえちせ みちのく珍道中♪
白神山地
(白神山地エリア)









天気

〈コース〉民宿汐ヶ島(14日:午前9:00)-ガンガラ穴-十二湖-
道の駅ふかうら-岩木山総合公園(青い山脈歌碑)-
暗門の滝(2:00-4:30)-マザーツリー(5:00-5:30)-自宅(15日:朝6:30)
ブナの大木よ
この森に深く根を下ろし たくさんの実をつけ
子供を増やしてきた 偉大なる母の木よ
大自然の中で何百年もの長い時間が過ぎた
どうか私たちにも パワーをおくれ
少しでも元気で長生きできるように・・・
すえちせ

マザーツリー
朝が来た

昨日の雨はどこにいったやら?
空は抜けるように青かった

楽しかった青森の旅も今日で終わりであ~る

フィナーレを飾るため 白神山地を思いっきり
楽しむことにしよう

(うん、うん

二日間お世話になった宿に別れを告げる

ホント、ここのおじちゃん、おばちゃんは
いい人だった

また おいでな
じいちゃん、ばあちゃん連れて
今度は二ツ森案内すっから
なっ!
最後まで二人は笑顔で見送ってくれた

(お世話になりました

十二湖に向かって車を走らせる

昨日見ることのできなかった 水面の青い池を
すえちせに見せるために

っていうか ひとちがも十二湖に行ってみたかったのも
ウソぢゃない

(あはは。。。)
と、海岸沿いに見つけてしまった

ガンガラ穴


ここわぁー、日本の 青の洞窟
とも呼ばれる絶景ポイント

象岩と呼ばれる 大きな穴が開いた岩が
ガンガラ穴の正体なのだ

さっそく浜辺の駐車場に車を停めて海に降りていく

潮が引いている時間帯なのか ガンガラ穴のすぐ近くまで
行けそうじゃん

こりゃ 行かない手はない!
ズボンの裾を引っ張り上げながら浅い海の中に
ジャブジャブ入っていく

(あらら


最初は浜辺で見ていた ひとしさん、すえたろうさんも参戦
ちせこさんは ひとり車の近くでお留守番?
ひゃぁーっ
ヌルヌルして歩きにくいねぇ・・・
浜辺では磯遊びをしている家族、バーベQを始めた団体と
朝から海は賑やかだ

ちがこさんも 磯遊びしたい

海を渡り穴のすぐ近くまで デコボコの岩を
ぴょんぴょん 越えていく

あれは?
もしかしなくて白神岳

昨日は嵐だったのに


穴の中には遊覧船(小さな釣り船?)で行けるみたい

でもね、ここで十分満足

(そう!そう!)

穴の中は観察できなかったけど
海は確かに 青かった

そろそろ行かないと
時間なくなっちゃうよぉーっ

浜辺で大声を上げて ちせこさんが叫んでいる

はい、はい わかってますったら

海沿いを走る五能線


日本で一番短いトンネルを通過


国道から十二湖に向かう

昨日は宿のおじちゃんが すえちせを日本キャニオンの下に
連れていってくれたので 今日は展望台まで テクテク歩き
崖の上からキャニオンを眺めてみる

ほぉーっ
白神岳まで一望だぁー

ここまで駐車場から ペンペン草履で遊歩道を歩いてきた
昨日の山歩きで山靴の中は まだしっとり濡れていたから

(気持ちわるぅー

意外と歩く?
意外と登る?
遅れて ヒーハーしながら登ってきた すえちせ

ちせこさんがブツブツ言う

朝からこんなに歩いたら 後半は
歩けなくなるかも

さ、がんばろっか!

森の物産館 キョロロの駐車場に車を移動、
青池までテクテク歩く

それにしてもいい天気

遊歩道沿いのブナが雨上がりの


緑の葉っぱを広げている

(いいねぇー


きっもちいい♪

青池に到着

息を呑んだ


おぉぉーっ
青い


池の底まで透き通り魚が泳いでいる

青池は天気がよくて光が当たらないと
青く輝くことはないそうだ

あ~ よかったねぇー
ホントに池は青くなるんだねぇー

嬉しそうな すえちせ


昨日の池は青ぢゃなくて灰色だったもんね
冥途の土産がまたひとつ増えたじゃん?
うひひひひ

深浦を通り鯵ヶ沢方面へ

宿を出る時 おばちゃんに釘を刺された

白神ラインは雨上がり通行止めになってる時もあるし
アブナイから海沿い回ってかえってね

遠回りとわかりつつも従うことに

道の駅ふかうら に寄り道


この辺りは イカのカーテンで有名な場所


香ばしいイカを焼くにおいがプンプンする


食べたい

そう、こりゃ食べずに帰るわけにはいかない

(そうだ! そうだ!)
長い列に並んで イカ焼きをゲット

あ~
うま♪

岩木山舐めるように回って 岩木総合公園内にある
青い山脈の歌碑を見学


青空に高く聳える岩木山をバックに
大声で歌を唄おう

あ~おい山脈 雪割り桜~♪

なんてノーテンキな一家

ちせこさんは歌碑が大好き

できれば 竜飛岬にある 津軽海峡冬景色の歌碑も
見たかったようだけど そんな時間はないのだ

急げ! 急げ!
暗門の滝に到着

時刻は2時を回っている

ピストンで最短距離でコースを歩いても すえちせの足では
3時間はかかる

5時になっちゃうじゃん

(ひょぇぇぇ

急げ! 急げ!

湿った山靴を履いて きれいに整備された
渓谷沿いの遊歩道をズンズン歩く


うが




ほぼ平坦だけど距離は意外と長い

たくさんの観光客が歩いている観光スポット


もっと静かなイメージだったけど
随分賑やかだねぇー


第三の滝に到着、見ごたえのある滝であ~る


滝の上部には遊歩道が続いていた

過去に作られた遊歩道は崩れ気味、現在は沢の反対側に
鉄の骨組みで橋がつけられ危険個所はない

急げ! 急げ!

第二の滝に到着、ここも見ごたえある滝であ~る


疲れてきたのか ちせこさんはメインの第一の滝は
半どうでもよくなっていた

タロさん、どうする?
ちせこさん 弱気

ここまできたから行くよ

すえたろうさん 強気

あっ そう

ちせこさん 諦め

こーなったら行くしかない

ピッチを上げて進むことにしよう


うが





ようやく念願の第一の滝に到着


滝壺に落ちる水しぶきが霧になって
身体に降りかかる


ちゃんと歩けたじゃん
すえちせ

(うはははは。)
駐車場に戻り車で マザーツリーに向かう

ダートしていて危険と おばちゃんが言っていた道は
確かに舗装路ではなかったけど そんなに悪路じゃなかった

これじゃ 行も帰りも白神ライン通れば
早かったですね

ひとしさんが苦笑いする

世界遺産なんだからフツーに通れないなんて
あんまりないかもね

まぁ、いいです

津軽峠から見た白神岳、ゆっくりと
日が沈み始めている


白神岳
ぎゃっ!
暗くなっちゃうよぉー

大急ぎでマザーツリーに会いに行こう

道はきれいに舗装されていた

もっと白神山地って人の手があまり入っていない場所かと
想像してたけど 観光地化され過ぎているみたいでちょっと寂しい

スタスタ歩くこと10分、そこに彼女がいた

大きく腕を空いっぱいに伸ばしている

そっと幹に触れてみる



樹齢400年ともいわれる このブナの大木は
いったいどれほどの実を落とし新しい命を
育んできたのだろうか?

これぞ パワースポット

ようやく最終日のコースをすべて歩ききった

おつかれぇ

みちのく珍道中も静かに幕を閉じる
白神の山から日本海に沈む夕日のように・・・
また旅に出よう

次はどこに行こうか
すえちせ?


アクア グリーンビレッジ ANMON
(キャンプ場の施設です

2012年08月21日
ザ・青森! 3
2012/8/11・12・13・14・15
ひとちが&すえちせ みちのく珍道中♪
白神岳
(白神山地エリア)
全山行 312回

初日の山歩きはこちら
2日目の山歩きはこちら
3日目(13日) 
標高 蟶山 841.5 白神岳 1232.3m
天気
暴風雨
山行時間 6時間30分
*すえちせの十二湖巡り 2時間
〈コース〉民宿汐ヶ島(5:30)-登山口駐車場(5:50-6:00)-旧登山口(6:10)-
二股分岐-蟶山-十二湖分岐-白神岳(9:30)-避難小屋(9:40-10:20)-
ピストンで登山口駐車場(12:30)
神は怒り狂っていたのか?
ひとちが
白神の洗礼を受ける
みちのく珍道中も三日目を迎えた
ひとちが一行が泊まった宿、民宿汐ヶ島は白神岳、
十二湖のすぐ近くにある便利な場所
(うん、うん
)

まるで親戚の 散らかったような宿は 慣れてしまえば
そんなに居心地も悪くない
(あは。)
ここの おじちゃん、おばちゃんはとても親切で
海沿いの宿の食事は付近の海で捕れた魚介類が
ほとんどを占めている
おばちゃんの作る料理は どれも手の込んだものばかりで
食卓の上には並べきれない程の料理が並んだ

本日 すえちせとは
別行動
二人だけだと ちょいと心配なのはウソぢゃないけど、
ひとちがが本日登る 白神岳には すえちせの
足と体力じゃ無理なのだ
(そう! そう!)
ということで、宿のおじちゃんにお願いして
すえちせの二人は十二湖散策に送ってもらうってわけ
(うひひ)
早朝、宿のおばちゃんが おむすびを作ってくれた
まだ眠っている すえちせを残して 一足先に宿を出発
(うりゃ
)
お天気は雨
まだポツポツ状態だけど 日中になれば
大雨になる予報
(はぁ。)
せっかく世界遺産の白神エリアに来たのに
山に登らないなんて考えられない
(そうだ! そうだ!)
嵐山行 覚悟!
ひとしさんは思っていた
なにも 荒れるってわかっている日に山に登らなくても
すえちせと一緒に十二湖巡りでも よかったんだけどな
イマイチ
ノリ気ぢゃない
絶対に やめる とは言わない嵐山行に
やる気マンマンの ちがこさんを横目にサエない
ひとしさんであ~る
大間越街道を突っ走り登山口の看板を山に
向かって車で登っていく

宿には ひとちがと同じように白神岳登山を
目的としているご夫婦がいた
雨が降ってきたら途中で
ヤメるつもりです
奥さんが不安そうに早朝、洗面所で
つぶやいていた
雨が降ろうが 槍が降ろうが
ひとちがは行きますよぉーっ
駐車場に到着、車は数台
(意外に少ないのね?)
先を お兄さんが一人、それを追うように
年配のご夫婦が登っていった
さぁ、ひとちがも出かけることにしよう
(よっしゃ
)
と、さっそく雨が降ってきた
大急ぎでカッパを着る
やっぱり降ってきちゃったね
振り返ると丁度、同じ宿にいたご夫婦の車が駐車場に
入ってくるのが見えた
舗装路を歩き旧登山口から登山道に入る
雨は益々ひどくなっていく一方であ~る
(ふぇ~ん
)

宿のおじちゃんに言われたこと
マテ山コースをピストンで歩いた方がいいからね、
二股コースは荒れ気味で雨の日は特に危ないから
ご忠告に従います!

ズンズン登山道を登っていく
さすが世界遺産の核心部に属する山、綺麗に整備された
登山道は歩きやすく 迷うような場所もない
(よいですなぁー
)
うが
うが
うが
うが
飽きてきた
雨がガンガン降ってるしぃー、カッパを着て下を向いて
歩いてばかりだから つまんないのだ

ポイントというポイントもなく 所々にある
道案内の看板があるだけ
(はぁ。。。)
ずーっと樹林帯だし、これといって特徴がない
もしかしなくて
危険の少ない山?

年配のご夫婦がカッパを着ている
お先にぃー
うが
うが
うが
うが
しばらく行くと今度は 先頭のお兄さんが
大木の下で雨宿り?
雨たくさん降ってきましたね
はい、先は長いし どうしようか
迷っています
そうなんだー
ひとちがは もちろん先を急ぐ
うが
うが
うが
うが

雨とガスで展望地に出ても まっ白け
(ぶぅ
)
ダメだ こりゃ

マテ山を越えた
あまりのひもじさに 宿のおばちゃんが握ってくれた
おむすびを 雨に濡れながら立ちんぼして食べる
うま♪
風が強くなりだし ブナがざわめき始めた
白神は世界最大級のブナの原生林が分布しているのだ
ザワザワと枝を揺らし ブナたちが風に耐えている
うっすらと稜線らしきものが見えた

もう少しみたいですね
無言だった ひとしさんもようやく笑顔

樹林帯から出ると 風と雨から逃げる
場所がなくなった
ひとちが ぴ~んち!

草原に続く登山道、叩きつけるような雨と
吹き飛ばされそうな風

きゃぁーっ
な、なんとか なんないわけ?

ようやく十二湖分岐
すすめぇーっ♪

雨と風の中を 歩き続ける
ぶぉぉぉぉーっ

失敗したのは カッパのズボンを履いてこなかったことだ
(面倒でもズボンも履くべきでしたな
)
結果、靴の中が大洪水
ぐちょ
ぐちょ
ぐちょ
気持ちの悪い音と ふやけていく足
最悪な状態
って 悪いことばっかじゃなかった
薄紫の花畑

ハクサンシャジン
いいねぇー♪
って そんなこと言ってる場合ぢゃない
(そう! そう!)
と、ともかく山頂まで なんとか
辿りつかなくては
おぉぉぉ!
あれわ!
ぼんやりとガスの中に黒い建物が浮かび上がった

避難小屋!
ぢゃなかった トイレ
避難小屋を通過し 先に山頂に向かう
でたぁーっ
ひょろろんと 山頂を示す地味な標識が一本、
それに三角点とベンチ

んーん
世界遺産の一部の割に 地味だね・・・
世界遺産だからこそ 景観を損なわないように
地味なんじゃないですか?
まあ、いいです

展望も へったくりもないので ともかく記念撮影だけして
避難小屋に逃げ込もうってことになった
(それが正解です
)
天気がよければ 日本海に沈む夕日を避難小屋に泊まれば
見ることができるんだって
でも 今日は嵐
カメラが上手くセットできません
悲しそうに ひとしさんが叫ぶ
あまりの風で カメラをなかなか固定することが
できないのだ
その上、ガスで立ち位置がよく見えない

やったぜ
嵐の白神岳
これで東北の山 三座を登りきった
ピーカン晴れのステキな山歩きもいいけど
嵐の日もまたいいんじゃない?
(みんなはイヤだろうけど
)
よくやった ひとちが
褒めて遣わす
大急ぎで避難小屋に逃げ込んだ
(ほっ
)
ぐちょ ぐちょの山靴を脱いで
ソックスを絞る

じょ じょぉーっ

3回絞れた
靴の中も おかげさまで溜池になっていた
(あ~ スッキリ
)

身体が冷えてきたので カッパのズボンも
履くことにする
(今更遅いしぃー
)

帰りも嵐は ひどくなる一方
(お~ほほほほ!)

笑って帰ろうじゃないの!

登山道は川に変身、雨に誘われて
カエルたちが顔を出す


大きなブナに雨が流れている
とても不思議で きれい

とうとう ひとちがの後からは
誰も登ってこなかった
(皆さん帰っちゃったのね
)

駐車場に戻ると ひとちがの車が ポツンと
広い駐車場で留守番していたよ
(うはははは。)

よくもまぁ、こんな荒れた日に登ったもんだ
まさに 白神の洗礼 ・・・
山歩き始めてから一番スゴイ雨だったかも
宿に戻る
一足先に十二湖散策から帰った すえちせが
部屋で へたばっていた
(あれま
)

ずぶ濡れになった ひとちがを 宿のおばちゃんは
お風呂を沸かし 待っていてくれた
濡れた衣類も洗濯機で 大急ぎで洗ってくれる
感謝 感謝!
で、すえちせは どうだったかって?
ちせこさんの話によると・・・
十二湖まで おじちゃんが送ってくれた後、ふたりで
がんばって十二湖巡りをしたんだと

でもね、楽しみにしていた青池は 青じゃなくて
灰色だったみたい

青くなるかって しばらく待ってたんだよ
み~んな車で ちょい寄り
歩いている人なんかいなくてさ、それでも証拠の写真撮って
帰らないと怒られるかと思って がんばって写真撮った
さぁー、ご覧いただこう
これが ちせこさんの成果だ



ん?
標識ばっかだけど?
だって
これしか撮れなかったんだもん
で これは?

あー これ?
茶屋の壁に 張り付いてた毛虫
け、毛虫ねぇー
それでも2時間も 雨の降る中をハイキングして
きたんだからエラかった
へたばっているのに納得
午後は 天気もよくないので宿の部屋で
ゴロゴロすることにする
(中休みですな
)
明日は お天気回復予報、白神ハイキングに
出かけよう♪
最終日も目いっぱい遊ぶよぉーっ!
お楽しみにぃ~♪
最終日のハイキングはこちら
ひとちが&すえちせ みちのく珍道中♪
白神岳
(白神山地エリア)
全山行 312回







標高 蟶山 841.5 白神岳 1232.3m
天気

山行時間 6時間30分
*すえちせの十二湖巡り 2時間
〈コース〉民宿汐ヶ島(5:30)-登山口駐車場(5:50-6:00)-旧登山口(6:10)-
二股分岐-蟶山-十二湖分岐-白神岳(9:30)-避難小屋(9:40-10:20)-
ピストンで登山口駐車場(12:30)
神は怒り狂っていたのか?
ひとちが
白神の洗礼を受ける

みちのく珍道中も三日目を迎えた

ひとちが一行が泊まった宿、民宿汐ヶ島は白神岳、
十二湖のすぐ近くにある便利な場所

(うん、うん

まるで親戚の 散らかったような宿は 慣れてしまえば
そんなに居心地も悪くない

(あは。)
ここの おじちゃん、おばちゃんはとても親切で
海沿いの宿の食事は付近の海で捕れた魚介類が
ほとんどを占めている

おばちゃんの作る料理は どれも手の込んだものばかりで
食卓の上には並べきれない程の料理が並んだ

本日 すえちせとは
別行動

二人だけだと ちょいと心配なのはウソぢゃないけど、
ひとちがが本日登る 白神岳には すえちせの
足と体力じゃ無理なのだ

(そう! そう!)
ということで、宿のおじちゃんにお願いして
すえちせの二人は十二湖散策に送ってもらうってわけ

(うひひ)
早朝、宿のおばちゃんが おむすびを作ってくれた
まだ眠っている すえちせを残して 一足先に宿を出発

(うりゃ

お天気は雨

まだポツポツ状態だけど 日中になれば
大雨になる予報

(はぁ。)
せっかく世界遺産の白神エリアに来たのに
山に登らないなんて考えられない

(そうだ! そうだ!)
嵐山行 覚悟!
ひとしさんは思っていた

なにも 荒れるってわかっている日に山に登らなくても

すえちせと一緒に十二湖巡りでも よかったんだけどな

イマイチ
ノリ気ぢゃない

絶対に やめる とは言わない嵐山行に
やる気マンマンの ちがこさんを横目にサエない
ひとしさんであ~る

大間越街道を突っ走り登山口の看板を山に
向かって車で登っていく


宿には ひとちがと同じように白神岳登山を
目的としているご夫婦がいた

雨が降ってきたら途中で
ヤメるつもりです

奥さんが不安そうに早朝、洗面所で
つぶやいていた

雨が降ろうが 槍が降ろうが
ひとちがは行きますよぉーっ

駐車場に到着、車は数台

(意外に少ないのね?)
先を お兄さんが一人、それを追うように
年配のご夫婦が登っていった

さぁ、ひとちがも出かけることにしよう

(よっしゃ

と、さっそく雨が降ってきた

大急ぎでカッパを着る

やっぱり降ってきちゃったね

振り返ると丁度、同じ宿にいたご夫婦の車が駐車場に
入ってくるのが見えた

舗装路を歩き旧登山口から登山道に入る
雨は益々ひどくなっていく一方であ~る

(ふぇ~ん

宿のおじちゃんに言われたこと

マテ山コースをピストンで歩いた方がいいからね、
二股コースは荒れ気味で雨の日は特に危ないから

ご忠告に従います!

ズンズン登山道を登っていく

さすが世界遺産の核心部に属する山、綺麗に整備された
登山道は歩きやすく 迷うような場所もない

(よいですなぁー

うが




飽きてきた

雨がガンガン降ってるしぃー、カッパを着て下を向いて
歩いてばかりだから つまんないのだ


ポイントというポイントもなく 所々にある
道案内の看板があるだけ

(はぁ。。。)
ずーっと樹林帯だし、これといって特徴がない

もしかしなくて
危険の少ない山?

年配のご夫婦がカッパを着ている

お先にぃー

うが




しばらく行くと今度は 先頭のお兄さんが
大木の下で雨宿り?
雨たくさん降ってきましたね
はい、先は長いし どうしようか
迷っています

そうなんだー

ひとちがは もちろん先を急ぐ

うが





雨とガスで展望地に出ても まっ白け

(ぶぅ

ダメだ こりゃ


マテ山を越えた

あまりのひもじさに 宿のおばちゃんが握ってくれた
おむすびを 雨に濡れながら立ちんぼして食べる

うま♪
風が強くなりだし ブナがざわめき始めた

白神は世界最大級のブナの原生林が分布しているのだ

ザワザワと枝を揺らし ブナたちが風に耐えている

うっすらと稜線らしきものが見えた


もう少しみたいですね

無言だった ひとしさんもようやく笑顔


樹林帯から出ると 風と雨から逃げる
場所がなくなった

ひとちが ぴ~んち!

草原に続く登山道、叩きつけるような雨と
吹き飛ばされそうな風

きゃぁーっ

な、なんとか なんないわけ?

ようやく十二湖分岐

すすめぇーっ♪

雨と風の中を 歩き続ける

ぶぉぉぉぉーっ


失敗したのは カッパのズボンを履いてこなかったことだ

(面倒でもズボンも履くべきでしたな

結果、靴の中が大洪水

ぐちょ



気持ちの悪い音と ふやけていく足

最悪な状態

って 悪いことばっかじゃなかった

薄紫の花畑


ハクサンシャジン
いいねぇー♪
って そんなこと言ってる場合ぢゃない

(そう! そう!)
と、ともかく山頂まで なんとか
辿りつかなくては

おぉぉぉ!
あれわ!
ぼんやりとガスの中に黒い建物が浮かび上がった


避難小屋!
ぢゃなかった トイレ

避難小屋を通過し 先に山頂に向かう

でたぁーっ

ひょろろんと 山頂を示す地味な標識が一本、
それに三角点とベンチ


んーん

世界遺産の一部の割に 地味だね・・・
世界遺産だからこそ 景観を損なわないように
地味なんじゃないですか?
まあ、いいです


展望も へったくりもないので ともかく記念撮影だけして
避難小屋に逃げ込もうってことになった

(それが正解です

天気がよければ 日本海に沈む夕日を避難小屋に泊まれば
見ることができるんだって

でも 今日は嵐

カメラが上手くセットできません

悲しそうに ひとしさんが叫ぶ

あまりの風で カメラをなかなか固定することが
できないのだ

その上、ガスで立ち位置がよく見えない

やったぜ
嵐の白神岳

これで東北の山 三座を登りきった

ピーカン晴れのステキな山歩きもいいけど
嵐の日もまたいいんじゃない?
(みんなはイヤだろうけど

よくやった ひとちが
褒めて遣わす

大急ぎで避難小屋に逃げ込んだ

(ほっ

ぐちょ ぐちょの山靴を脱いで
ソックスを絞る


じょ じょぉーっ


3回絞れた

靴の中も おかげさまで溜池になっていた

(あ~ スッキリ


身体が冷えてきたので カッパのズボンも
履くことにする

(今更遅いしぃー


帰りも嵐は ひどくなる一方

(お~ほほほほ!)

笑って帰ろうじゃないの!

登山道は川に変身、雨に誘われて
カエルたちが顔を出す


大きなブナに雨が流れている
とても不思議で きれい

とうとう ひとちがの後からは
誰も登ってこなかった

(皆さん帰っちゃったのね


駐車場に戻ると ひとちがの車が ポツンと
広い駐車場で留守番していたよ

(うはははは。)

よくもまぁ、こんな荒れた日に登ったもんだ

まさに 白神の洗礼 ・・・
山歩き始めてから一番スゴイ雨だったかも

宿に戻る

一足先に十二湖散策から帰った すえちせが
部屋で へたばっていた

(あれま


ずぶ濡れになった ひとちがを 宿のおばちゃんは
お風呂を沸かし 待っていてくれた

濡れた衣類も洗濯機で 大急ぎで洗ってくれる

感謝 感謝!
で、すえちせは どうだったかって?

十二湖まで おじちゃんが送ってくれた後、ふたりで
がんばって十二湖巡りをしたんだと


でもね、楽しみにしていた青池は 青じゃなくて
灰色だったみたい



青くなるかって しばらく待ってたんだよ

み~んな車で ちょい寄り

歩いている人なんかいなくてさ、それでも証拠の写真撮って
帰らないと怒られるかと思って がんばって写真撮った

さぁー、ご覧いただこう

これが ちせこさんの成果だ

ん?
標識ばっかだけど?
だって
これしか撮れなかったんだもん

で これは?

あー これ?
茶屋の壁に 張り付いてた毛虫

け、毛虫ねぇー

それでも2時間も 雨の降る中をハイキングして
きたんだからエラかった

へたばっているのに納得

午後は 天気もよくないので宿の部屋で
ゴロゴロすることにする

(中休みですな

明日は お天気回復予報、白神ハイキングに
出かけよう♪
最終日も目いっぱい遊ぶよぉーっ!
お楽しみにぃ~♪

