2012年10月14日
日本一山奥の部落へ! 1
2012/10/6
絶景の滝!
守門岳
(越後山脈エリア)
全山行 319回

初日 
標高 袴岳 1537,2m
天気
うす曇り
山行時間 6時間
〈コース〉自宅(3:30)-大白川登山口(8:00-8:10)-分岐-布引ノ滝-
分岐-エデシ尾根-分岐-袴岳-分岐-エデシ尾根-分岐-大白川登山口(2:10)
3日間のお休みを有効利用して遠くの山へ行こう!
散々悩んだあげく、新潟・福島方面に向かうことに決定
さぁ~て
どこのお山かな?
数日前 ちがこさんは山の支度をしながら確認のため
とある村役場に電話を入れた
登る予定の山の林道が通れるか確認するためであ~る
もしもし
○○山へ通じている林道は車で通行可能ですか?
え~と、林道は先日の台風で崩れて
現在通行できませんよ
え~っ
じゃ ○○山へは登れないんですか?
そうですね
初日に予定していた山へは行けない
二日目に予定している山の近隣で山を探したが
どの山も初日には山行時間が長すぎた
(なんせアクセスが長いので 移動だけでも疲労してますからな。)
どうしよう・・・
仕方がないので地図をつなぎ合わせて向かう方向で
丁度いい山がないかと探していた所 目に入った
おっ!
このお山がピッタリじゃん
ちょっとばかし遠回りになるけど
初日に登る山はここしかない!
即、守門岳に決定
(よっしゃ
)
深夜 中央高速から圏央道、関越自動車道を突っ走る
すっかり夜も開け 新潟の田んぼの景色が広がる
高速を降り 大原スキー場から放牧場まで車で登っていく
天気もイマイチ うす曇り
(はぁ。。。)
ひゃぁー
サエない天気だねぇ
きっと登山者少ないんでしょうね
そうかなぁー
5台くらいは車が停まってるんじゃない?
駐車場は何台駐車できるんですか?
えーと
25台って書いてあるけど
まぁ、3台いればいい方じゃないかな
そんな会話をしながら登山口に到着
すでに6台ほどの車がいた
(あらま
)
どこの山にも
やっぱり登山者はいる
(あはは。)

さっそく支度をして 山菜栽培地を横切り登山道に入った
モサモサと歩きにくい道

しばらく進むと分岐に到着
左に行けば エデシ尾根を通り直接 袴岳に向かう
右は 布引ノ滝経由
どうする ひとしさん?
せっかくですから滝に
寄り道して行きますか
ガイドブックは特に滝のことにはふれていない
いったいどんな滝なのか?
寄り道するだけの価値がある滝なのか?
よくわからない

大きなブナの林を登っていく

豪雪地帯の雪の重みに耐えたブナたちは 同じ方向に大きく曲り
まるで古代の恐竜が並んでいるようにも見える
(うはは!)

ブナの林を抜けると 目の前に守門岳の姿が現れた

地図には記載がないけど 何か所も山斜面には
鎖がつけられている
雪の時期は鎖がないと滑落しちゃうかも

水の流れる音がする
滝は近い

分岐に出た
滝に向かうには ここから下りになる
少し降りると 滝の上部が チラりとお目見え♪

わっ♪
わ わっ♪
緑の中に名前のごとく 上品にサラサラと白い布を
垂らしたがごとく水が流れていた
期待大!
ズンズン下る
滝の近くまではいけないものの、道の終点は滝の展望台
きゃぁーっ!
なんてきれいなの!!

いいですねぇー
思わず息をのんだ
これまで数知れず滝を見てきたが 今まで見た滝の
どれよりも 素晴らしいと思った
何故にもっと大々的に滝を紹介しないのか?
とっても疑問?
滝の長さといい、流れ落ちる水といい、まさに日本三大美滝に
推薦したい滝であ~る
(そう!そう!)
大・大・大満足
で分岐に戻る
そこからが地獄だった
急登
ハンパぢゃない!

うが
うが
うが
うが

たちまち 汗ビタ

ロープ場の連続

登山道はしっかりしているものの あまり人が歩かないのか?
やたら大変だった巻機山を思い出し 思わず顔を見合わせ
苦笑いの ひとちが
(山域が同じだから登山道も似てるのかな?)

ようやく上り詰めた分岐からは ステキなブナの林
明るくゴキゲンな道
うが
うが
うが
うが

ズンズン登ると展望が開け細尾根になった
振り返ると越後の山々が並んでいる

すっきりしない天気なので山の姿は はっきりしない
でもね、周りの景色が見えるってのは楽しいもんだ

よいしょ こらせ!

気持ちのいい草原に出た
小烏帽子岳の頂稜であ~る
広い尾根通過する
ひとちがの前を親子が楽しそうに歩いていた
先頭に父、次に母、そして高校生くらいの息子の三人
尾根が山斜面を沿うような傾斜のある場所にきた時だ
きゃぁーっ!
母の悲鳴が聞こえた
母は安全確保のため 木の枝をつかんでいた
しかし、安全ではなかった
粘土質のヌルヌルに足を滑らせたのだ
ズル ズル・・・
危ない!
母は映画のワンシーンのようにスローモーションで
山から転がった
その瞬間、後ろを歩いていた息子が見事
母をキャッチ
いたたたた・・・
すり傷程度で済んだみたいだけど 山から転がり落ちなくて
ホントよかった
油断大敵ですな
大きく右にカーブするように尾根は山頂へ続く

1500m級の山
紅葉は まだ山頂付近だけ

山頂に到着
たくさんの登山者が休憩中

山頂標識の前で写真を撮影しようと近づくと 空をブンブン
虫の大群が黒い渦となって待ち構えていた
ぎょぇぇぇ。。。
山頂の どこに行ってもつきまとう虫
払えど 払えど 一向に虫は減らない
(ぶぅ。)

見渡した景色も山は霞みイマイチなのが悲しい
先の青雲岳、大岳には足を伸ばさず下山することに

登りで滑落寸前の現場を見ちゃった ちがこさん
やたら慎重になる
あ~ぁ、雪のある時期じゃなくて
ホントよかったよ

くわばら
くわばら
振り返ると山頂はすでにガスで覆われていた

帰りはエデシ尾根からの景色を堪能しながら下ったよ

積雪期になると 大岳から袴岳の北側斜面一帯には
数百メートルにも及ぶ日本有数の大雪庇が形成されるそうだ
初日から そんなスゴイお山に登れて
よかったじゃん ひとちが
(うん、うん
)
下山後の立ち寄り湯はこちら
深沢温泉 むら湯
赤褐色の濁り湯 きっもちいい♪
さてさて・・・
二日目に登るメインのお山の近くに
移動してきた ひとちが
車泊する予定の場所がイマイチだったので
なんと林道の小さなスペースを占拠した

ここわぁー、例の台風で通行止めとなっている
村から1キロほど登った林道の途中
ブキミなほど 静か
ブキミなほど 暗い
すぐ先にはオートキャンプ場もあるらしいが
その先は通行止めのはず
誰もくるはずがない
ところが 夕方から夜半、早朝にかけて
通行止めの林道を何台も車が往来している
なんか やたら車通りますね
通行止めなのにおかしいですね
落ち着きません
車泊の支度をしながら
ひとしさんがブツブツ言う
そうだよね オートキャンプ場があるだけで
こんなにたくさんの車が出入りするなんて
食事の支度をしながら
ちがこさんもブツブツ言う
納得がいかないままに朝を迎えた ひとちが
そしてついに その疑問が解き明かされる時がきた!
続きは次回のブログでのお楽しみ♪
二日目の山歩きはこちら
最終日の村散策はこちら
絶景の滝!
守門岳
(越後山脈エリア)
全山行 319回



標高 袴岳 1537,2m
天気

山行時間 6時間
〈コース〉自宅(3:30)-大白川登山口(8:00-8:10)-分岐-布引ノ滝-
分岐-エデシ尾根-分岐-袴岳-分岐-エデシ尾根-分岐-大白川登山口(2:10)
3日間のお休みを有効利用して遠くの山へ行こう!
散々悩んだあげく、新潟・福島方面に向かうことに決定

さぁ~て
どこのお山かな?

とある村役場に電話を入れた
登る予定の山の林道が通れるか確認するためであ~る

もしもし
○○山へ通じている林道は車で通行可能ですか?
え~と、林道は先日の台風で崩れて
現在通行できませんよ

え~っ
じゃ ○○山へは登れないんですか?
そうですね

初日に予定していた山へは行けない

二日目に予定している山の近隣で山を探したが
どの山も初日には山行時間が長すぎた

(なんせアクセスが長いので 移動だけでも疲労してますからな。)
どうしよう・・・
仕方がないので地図をつなぎ合わせて向かう方向で
丁度いい山がないかと探していた所 目に入った

おっ!
このお山がピッタリじゃん

ちょっとばかし遠回りになるけど
初日に登る山はここしかない!
即、守門岳に決定

(よっしゃ

深夜 中央高速から圏央道、関越自動車道を突っ走る

すっかり夜も開け 新潟の田んぼの景色が広がる

高速を降り 大原スキー場から放牧場まで車で登っていく

天気もイマイチ うす曇り

(はぁ。。。)
ひゃぁー
サエない天気だねぇ

きっと登山者少ないんでしょうね

そうかなぁー
5台くらいは車が停まってるんじゃない?
駐車場は何台駐車できるんですか?
えーと
25台って書いてあるけど

まぁ、3台いればいい方じゃないかな

そんな会話をしながら登山口に到着

すでに6台ほどの車がいた

(あらま

どこの山にも
やっぱり登山者はいる

(あはは。)

さっそく支度をして 山菜栽培地を横切り登山道に入った

モサモサと歩きにくい道


しばらく進むと分岐に到着

左に行けば エデシ尾根を通り直接 袴岳に向かう
右は 布引ノ滝経由
どうする ひとしさん?
せっかくですから滝に
寄り道して行きますか

ガイドブックは特に滝のことにはふれていない

いったいどんな滝なのか?
寄り道するだけの価値がある滝なのか?
よくわからない


大きなブナの林を登っていく


豪雪地帯の雪の重みに耐えたブナたちは 同じ方向に大きく曲り
まるで古代の恐竜が並んでいるようにも見える

(うはは!)

ブナの林を抜けると 目の前に守門岳の姿が現れた


地図には記載がないけど 何か所も山斜面には
鎖がつけられている

雪の時期は鎖がないと滑落しちゃうかも


水の流れる音がする

滝は近い


分岐に出た

滝に向かうには ここから下りになる

少し降りると 滝の上部が チラりとお目見え♪

わっ♪
わ わっ♪
緑の中に名前のごとく 上品にサラサラと白い布を
垂らしたがごとく水が流れていた

期待大!
ズンズン下る

滝の近くまではいけないものの、道の終点は滝の展望台

きゃぁーっ!
なんてきれいなの!!

いいですねぇー

思わず息をのんだ

これまで数知れず滝を見てきたが 今まで見た滝の
どれよりも 素晴らしいと思った

何故にもっと大々的に滝を紹介しないのか?
とっても疑問?
滝の長さといい、流れ落ちる水といい、まさに日本三大美滝に
推薦したい滝であ~る

(そう!そう!)
大・大・大満足
で分岐に戻る

そこからが地獄だった

急登
ハンパぢゃない!

うが





たちまち 汗ビタ


ロープ場の連続


登山道はしっかりしているものの あまり人が歩かないのか?
やたら大変だった巻機山を思い出し 思わず顔を見合わせ
苦笑いの ひとちが

(山域が同じだから登山道も似てるのかな?)

ようやく上り詰めた分岐からは ステキなブナの林

明るくゴキゲンな道

うが





ズンズン登ると展望が開け細尾根になった

振り返ると越後の山々が並んでいる


すっきりしない天気なので山の姿は はっきりしない

でもね、周りの景色が見えるってのは楽しいもんだ


よいしょ こらせ!

気持ちのいい草原に出た

小烏帽子岳の頂稜であ~る

広い尾根通過する

ひとちがの前を親子が楽しそうに歩いていた

先頭に父、次に母、そして高校生くらいの息子の三人
尾根が山斜面を沿うような傾斜のある場所にきた時だ

きゃぁーっ!
母の悲鳴が聞こえた

母は安全確保のため 木の枝をつかんでいた

しかし、安全ではなかった

粘土質のヌルヌルに足を滑らせたのだ

ズル ズル・・・
危ない!
母は映画のワンシーンのようにスローモーションで
山から転がった

その瞬間、後ろを歩いていた息子が見事
母をキャッチ

いたたたた・・・
すり傷程度で済んだみたいだけど 山から転がり落ちなくて
ホントよかった

油断大敵ですな

大きく右にカーブするように尾根は山頂へ続く


1500m級の山


山頂に到着

たくさんの登山者が休憩中


山頂標識の前で写真を撮影しようと近づくと 空をブンブン
虫の大群が黒い渦となって待ち構えていた

ぎょぇぇぇ。。。
山頂の どこに行ってもつきまとう虫

払えど 払えど 一向に虫は減らない

(ぶぅ。)

見渡した景色も山は霞みイマイチなのが悲しい

先の青雲岳、大岳には足を伸ばさず下山することに


登りで滑落寸前の現場を見ちゃった ちがこさん
やたら慎重になる

あ~ぁ、雪のある時期じゃなくて
ホントよかったよ


くわばら


振り返ると山頂はすでにガスで覆われていた


帰りはエデシ尾根からの景色を堪能しながら下ったよ


積雪期になると 大岳から袴岳の北側斜面一帯には
数百メートルにも及ぶ日本有数の大雪庇が形成されるそうだ

初日から そんなスゴイお山に登れて
よかったじゃん ひとちが

(うん、うん



深沢温泉 むら湯
赤褐色の濁り湯 きっもちいい♪

二日目に登るメインのお山の近くに
移動してきた ひとちが

車泊する予定の場所がイマイチだったので
なんと林道の小さなスペースを占拠した


ここわぁー、例の台風で通行止めとなっている
村から1キロほど登った林道の途中

ブキミなほど 静か

ブキミなほど 暗い

すぐ先にはオートキャンプ場もあるらしいが
その先は通行止めのはず

誰もくるはずがない

ところが 夕方から夜半、早朝にかけて
通行止めの林道を何台も車が往来している

なんか やたら車通りますね
通行止めなのにおかしいですね
落ち着きません

車泊の支度をしながら
ひとしさんがブツブツ言う

そうだよね オートキャンプ場があるだけで
こんなにたくさんの車が出入りするなんて

食事の支度をしながら
ちがこさんもブツブツ言う

納得がいかないままに朝を迎えた ひとちが

そしてついに その疑問が解き明かされる時がきた!
続きは次回のブログでのお楽しみ♪




Posted by ひとちが at 12:00│Comments(2)
│越後山脈エリア
この記事へのコメント
守門岳とは狙っていた山でした。
布引ノ滝、エデシ尾根の紅葉はこれからみたいですね
二日目の山いったい何処なんだろう??
布引ノ滝、エデシ尾根の紅葉はこれからみたいですね
二日目の山いったい何処なんだろう??
Posted by ダンボ。 at 2012年10月15日 10:17
ダンボ。さんへ♪
いやぁー
ホント、三連休は安達太良、西吾妻狙ってたんですよ。
東京通過が怖くて行けませんでした。
守門岳の紅葉はあとちょいですね!
エデシ尾根の滑落おばさんにはヒヤヒヤしました。
雨上がりは特に注意ですな。
天気がよくなかったので残念でしたが今週も楽しい山歩きが
できました。
続きはブログで♪
うひひ。。。
いやぁー
ホント、三連休は安達太良、西吾妻狙ってたんですよ。
東京通過が怖くて行けませんでした。
守門岳の紅葉はあとちょいですね!
エデシ尾根の滑落おばさんにはヒヤヒヤしました。
雨上がりは特に注意ですな。
天気がよくなかったので残念でしたが今週も楽しい山歩きが
できました。
続きはブログで♪
うひひ。。。
Posted by ひとちが
at 2012年10月15日 17:54

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