ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2014年06月17日

ブランコ毛虫・・・

2014/06/14

異常発生?
冠着山
(筑摩山地エリア)

全山行 413回

ブランコ毛虫・・・

ぴよこ冠着山の情報はこちらチョキ



標高 冠着山 1252.2m
天気 晴れ晴れ
山行時間 1時間20分

〈コース〉坊城平いこいの森(11:40)-山頂(12:10-12:40)-
ピストンで下山(1:00)





NHKの子供番組に「ニャッキ」ってのがあるシーッ
このひとはイモムシシーッ
ブランコ毛虫・・・
今日のお話の主役は毛虫 タラ~

ブランコ毛虫・・・
この絵はかわいいですが・・・
本物は きもちわるい ガーン






信州へ向かった 車

今日は用事があったので出発時間が遅く
大きな山には登れないぶた
(はぁ。。。)

ブランコ毛虫・・・

中央高速から見える山は 筑北三山のひとつ
短時間で登れるお手軽な山チョキ

ブランコ毛虫・・・

高速を降りると 千曲川と善光寺平が広がっているビックリ

そして目の前には
名勝 姨捨棚田ハート

ブランコ毛虫・・・

市内を通過し林道に入った車


まあフツーの林道ビックリ
特に問題はなし 
と思われたぴよこ


しばらく進むと 
とんでもない光景ビックリ


どひゃぁ~っビックリ
ブランコ毛虫・・・


ブラブラと木の上から糸で降下している
集団ヤローたちガーン

これぞブランコ毛虫 汗


垂れ下がった毛虫たちは 容赦なく車の
フロントガラスにバシバシ当たるウワーン


ひゃぁ~男の子エーン
どうすりゃいいの!



フロントガラスに着地した毛虫たちは
右へ左へと移動を繰り返すイカの丸焼き

やたら俊足テヘッ


ひとしさん 這いまわる毛虫が気になって
運転に集中できない様子男の子エーン


あわわ汗
毛虫ばっか見てると
林道から外れちゃうよ
ウワーン


だってぇ~
きもちわるいんだもん
男の子エーン


進めば進むほど フロントガラスを這いまわる
毛虫の数は増え続けたガーン


ヤバいです ガーン
ヤバいです ガーン



その上 ボンネットにも毛虫がボコボコ落ちてくるウワーン
かなりの衝撃だガーン
(う゛ぇ゛―汗


いったい車には何匹の毛虫が
無銭乗車してるんだろうか?



あ゛―タラ~
登山口に着いたらドアを開けるのが
コワいですぅー
男の子エーン


毛虫にふりまわされ 
着いた場所は 目的地と違う登山口イカの丸焼き
(あは。)


ありゃ?
何でかなぁ~ビックリ
ま いいかっ!


さっそく車を降りるとついた毛虫どもを払落し 
陽当りのいい場所に車を駐車する車
(よっしゃームカッ


木の下じゃないから
きっと毛虫もこないでしょう
男の子ニコニコ


甘ぁ~いガーン


駐車場の横にある展望台から千曲川の流れと
善光寺平を眺めスタートクラッカー
(うりゃチョキ

ブランコ毛虫・・・

いこいの森の鳥居を潜ったぴよこ

ブランコ毛虫・・・

はぁ。。。
ニャッキの目って縦長だけど
ブランコ毛虫も同じだね
汗


そうなんですか?


同じ縦長でも とてもかわいいとは思えないよガーン
ややタレ目だけど
タラ~
ブツブツ・・・

ブランコ毛虫・・・

タレ目っていうより  ですね汗


どっちでもいいよガーン


この毛虫 マイマイガの幼虫
*こやつらは何でも食べちゃう毛虫らしいガーン


成虫になるとこんな蛾になるのだウワーン

ブランコ毛虫・・・ ブランコ毛虫・・・
オス               メス

大きさはこんなガーン

ブランコ毛虫・・・

見た目も 実にカラフルガーン


ドクガの種類らしいけど 
毛に触れても問題ないらしいシーッ
(かぶれる場合もあります汗


この時点では そんなこと知らないから
触る = かぶれる
しか頭に浮かばず 見ているだけでカユくなる汗


閉鎖されているキャンプ場を通過ダッシュ
整備された登山道を登っていくムカッ


ブランコ毛虫・・・

あ~
かゆい かゆい
男の子エーン
よーな気がする 汗


山の北側を登るからか 低山でも意外と
蒸し暑くないのが嬉しいぴよこ3


歩き始めてすぐに
このようなポイントがあるビックリ

ブランコ毛虫・・・

昔 この辺りに13の石仏があり
信仰を集めていたようだシーッ

 
現在 石仏はなく それに見立てた大きな石が点在
それぞれ名前がつけられているぴよこ

ブランコ毛虫・・・

13あるはずが 7しか確認できないウワーン

ブランコ毛虫・・・

ブランコ毛虫・・・ ブランコ毛虫・・・ ブランコ毛虫・・・

ブランコ毛虫・・・ ブランコ毛虫・・・ ブランコ毛虫・・・

それにしても頭に来るのは
目の前にぶら下がっている毛虫ども
ガーン

気が抜けない ムカッ


ストックで払いながら進むので
変な緊張感で汗をかく汗

ブランコ毛虫・・・

たった30分の登りが エラく長く感じたのは 
ちがこさんだけだろうか?



今年は毛虫が異常発生
この時期低山は毛虫だらけ


ブランコ毛虫・・・

山頂の鳥居を潜るぴよこ

ブランコ毛虫・・・

ここには冠着神社が祀られているぴよこ
祭神は「月読命」月の神様なのだハート

ブランコ毛虫・・・

冠着山には神話が伝わるぴよこ3


冠着山と名前がついたのは
この神話からだろうシーッ



黄色い星 天の岩戸 黄色い星
 
神代の時代日の神「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」は、
弟の「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」が田の畦を壊し、
田に水を引く溝を埋める等の乱暴な振る舞いに腹を立て
外部から開けることの出来ない頑丈に造られた
「天の岩屋」に隠れてしまい、この世は天も地も暗闇となり
悪い神が暴れだし混然とした世間を立て直すために
「天照大御神」に岩屋からお出まししてもらう必要があった。

そこで、八百万の神々は、天の安河原に集まって協議し、
岩屋戸の前において日の神、「天照大御神」を引き出す
呪術的神事を行ったのである。
天宇津女命(あまのうづめのみこと)」の踊りで、
八百万の神々は天地がひっくり返ったような大声で笑った。

神々の笑いを不審に思われた「天照大御神」は、
岩戸を細めに開いたその隙に、隠れ待ち構えていた
「手力男命(たじからおのみこと)」が、鏡を「天照大御神」の前に
差し出したため鏡が反射したため自分の他にも天地に
春の太陽の光を放つ神がいるのだと迷っているすきに
岩戸に手を差し入れて戸を開けてしまいました。

同時に「手力男命」が岩戸を背負って二度とこもる事が
出来ないように何処かへ隠しに、天翔けてきた途中、
この美しい峰にひかれてここでひと休みして冠を付け直し、
当たりを見渡し岩戸を隠す格好な場所を探していたところ
一際高い峰を見つけたという。

冠を付け直した山が「冠着山」で岩戸を隠したところが
「戸隠山」(長野市戸隠)とされている。




冠着山は 別名「姨捨山」とも呼ばれるぴよこ
それはこのような伝説があるからだシーッ



青い星 姨捨伝説 青い星

信濃の国更級の郷(千曲市更級地区)に
一人の若者が住んでいました。

若者は養ってくれた伯母を母のように慕い、
大切にしていました。

ところがこの国の殿様は、年寄りが大嫌いで、
「六十歳以上になった者は山奥に捨てよと」と、
おふれを出していました。

伯母も七十歳になってしまい、若者は泣く泣く背負って、
姨捨山に捨てたのでした。

けれども、後ろ髪がひかれ一人で帰る気になれません。  
若者はそっと引き返し、老婆を背負って帰えりましたが、
道に迷ってしまいました。

すると老婆は「おまえが道に迷わないように、
小枝を折ってあるからそれを目印に歩きなさい。」
と教えてくれましたので、無事帰ることができました。
誰にも分からぬように匿っていました。

殿様は隣の国から難題を仕掛けられ
「灰の縄を献上しなければ攻め入る」困った殿様は
「灰の縄を見事に作った者には、褒美を取らす」
と里人におふれを出した。

若者は、早速老婆に相談すると
「縄に塩をたっぷりと染み込ませ蒸し焼にすると良い」
と教えてくれました。

それを持っていくと殿様は感心した。
「ご褒美はいらないから老人を捨てることをお許し下さい」
と殿様に一部始終を話しお願いをすると、
それからは経験の尊さを知り、老人を大切にしたそうです。

大和物語・今昔物語集に姨をこの山に捨てた男性が、
名月を見て後悔に耐えられず、翌日連れ帰ったという
逸話が残されており、当時平安奈良の遠く離れた都にも
この話は伝わっていた模様。




どちらの話も ちがこさんは子供の頃
本で読んで知ってたけど
まさか そのお話の山を歩くとは思わなかった
ビックリ


句碑が山頂には立つぴよこ

ブランコ毛虫・・・

更級や姨捨山の月ぞこれ
(虚子)


この辺りは 名月の里 なのだムカッ


山頂には山の方位盤もあるぴよこ

ブランコ毛虫・・・

すぐ横には 雪の時期に登った四阿屋山 チョキ


残念なことに雲が多く遠くの山々や
高山ははっきりと見ることはできなかったぶた
(はぁ。。。)

ブランコ毛虫・・・

木陰には気の利いた石のベンチ?
ここからは絶景が広がるドキッ

ブランコ毛虫・・・

ひとしさん ご満悦 男の子ニコニコ

ブランコ毛虫・・・

陽当りのいい山頂をウロウロする人イカの丸焼き

ブランコ毛虫・・・

え~とね♪

ブランコ毛虫・・・

ブランコ毛虫・・・

ブランコ毛虫・・・

すっかり毛虫のことはうち忘れて
貸切の山頂を楽しんだチョキ

ブランコ毛虫・・・

駐車場に戻ると大変なことになっていたガーン


ひとつのタイヤに 20匹以上の毛虫 が
うじゃうじゃ這いまわっている汗

ブランコ毛虫・・・

ぎょぇぇぇぇ タラ~

ブランコ毛虫・・・

いったい何が故 タイヤが好きなのか?
温度? それとも 匂い?

ブランコ毛虫・・・

いったい何匹いるんだろ?


泣きそうになりながら 必死で毛虫を
払い続ける ひとしさん男の子エーン


あ゛―
もうやだ
男の子エーン


帰りの林道も やっぱり毛虫が待ちかまえていたガーン

ブランコ毛虫・・・

・・・・・タラ~

と 毛虫意外にも生き物はいたハート

ブランコ毛虫・・・

ズーム

ブランコ毛虫・・・

まだ生まれてまもないバンビちゃんドキッ


〆が毛虫じゃなくてよかったねぴよこ3


はい~男の子ニコニコ




ぴよここの日の立ち寄り湯はこちらチョキ
戸倉上山田温泉 つるの湯
この温泉地には7つの立ち寄り湯があります
熱めのお風呂で長湯はできません、250円なり
いい湯だよ!



ぴよこ3山行後のお楽しみの様子はこちらチョキ



同じカテゴリー(筑摩山地エリア)の記事画像
名月を鏡に見立てて♪
トレースを追って・・・
真田の里へ♪ Ⅳ
名月の里♪
春の雪山♪ Ⅱ
春の雪山♪ Ⅰ
夕暮れスタート!
同じカテゴリー(筑摩山地エリア)の記事
 名月を鏡に見立てて♪ (2017-03-29 16:23)
 トレースを追って・・・ (2017-03-28 12:02)
 真田の里へ♪ Ⅳ (2015-05-09 12:00)
 名月の里♪ (2014-06-18 13:03)
 春の雪山♪ Ⅱ (2014-03-18 19:57)
 春の雪山♪ Ⅰ (2014-03-13 18:24)
 夕暮れスタート! (2014-02-26 19:48)
この記事へのコメント
こんちはー

ワタシも週末のおキャンプで毛虫たちに悩まされました

中部地方は昨年、高山を中心にマイマイガの異常発生だったようですが

今年も・・・な感じですね

ん~

キモイ・・・
Posted by 海パパ海パパ at 2014年06月17日 16:21
海パパさんへ♪

この季節 最悪ですね・・・
キャンプ場にも出現ですか!

毎年 ブユやらダニやらヒルやらの襲撃に
合っていますが 今年は毛虫・・・
いやー まいった まいった。

ブランコ毛虫は初めて見ました。
ホント ブランコしてるみたい。

毛虫も毒がなければ まだ許せますが
気持ち悪いのがなんともねぇー。
(特にカラフルなのは毒がありそうでコワい)

イモ虫もやや苦手ですが 毛虫はもっと・・・
虫対策をして行きましたが 毛虫には通用しなかった。

次回の山に毛虫がいないことを祈るばかりです・・・
はぁ。。。
Posted by ひとちがひとちが at 2014年06月17日 19:29
ひとちがさん、こんばんは

ようこそ~
連コメですが、天の岩戸は初耳でしたよ
毎年登っていますが、いつも真冬。
ケムシなどに出逢ったら、腕の産毛が総立ちします!
冬以外はぜ~~~~ったい行きません。
この反対側には「ぼこだき岩」と言う絶壁があって、
ロッククライミングを楽しむクライマーに人気ですョ。
Posted by 岳 at 2014年06月17日 20:59
ああああ、、これはダメです。。
Uターンして温泉です、、無理ですわ。。
おぇぇ、、

こんな中、歩ききるひとちがさんは、本当に凄いです。
Posted by ittaitta at 2014年06月18日 00:45
岳さんへ♪

「天の岩戸」のお話は有名ですよね。
でも岩からできてた後の扉の石のことは
ほとんどの人が知らないかもしれません。

ちがこさんは子供のころから神話とか童話とかが
大好きで読みあさり それが高じて日本書紀とか古事記まで
読みあさった次第・・・
大好きなんです この手のお話。

冠着山は冬に登るべし!
その通り!
よーくわかりました。

ぼこだき岩も目はつけてたんですが 横道がヤブで毛虫の
オンパレードだったので今回は遠慮しました。
あはは。。。

いや~ それにしてもすてきな伝説がたくさんある山
感動でございました。。。。





ittaさんへ♪

ヤバかったですよ。
これが毒のある毛虫だったら 最強のバケモノ状態に
なっていたことでしょう。

最初は きゃぁーきゃぁー 騒いでましたが
数分経つと慣れるもんです。

山頂に着いた時はバレリーナのようにクルクル回って
お互い毛虫がついてないかチェックしましたよ。
とほほ。。。

下山後のタイヤも見事でした。
きっとittaさんは絶対無理だと思います。
あはは。。。
Posted by ひとちがひとちが at 2014年06月18日 13:14
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ブランコ毛虫・・・
    コメント(5)