2012年09月22日
伝説探検♪ 2
2012/9/17
ちょっと怖い話・・・
荒倉山
(妙高山周辺エリア)
全山行 315回

前日の山歩きはこちら
荒倉山へ登るきっかけはこちら
標高 霧見岳 1400,7m 砂鉢山 1431,6m
天気
晴れ
山行時間 4時間
〈コース〉龍虎隧道駐車スペース(7:45-8:00)-鬼女紅葉の岩屋-
霧見岳(9:00)-砂鉢山(10:00-10:20)-ピストンで駐車場(12:00)
うわぁーっ!
超驚く ひとしさん
車泊した戸隠スキー場の駐車場は最高だった
スキー場だけあってトイレは綺麗、スキーシーズン以外は
ほとんど車はいない
(うは うは
)
いわゆる 独占状態

お隣の忍者村・温泉・神社はコミコミだけど
静かなもんだ
(うん うん
)
あ~ぁ
よく寝た♪
快適な朝を迎えたものの、お天気はイマイチ
山の上はガスガスじゃん
(ぶぅ
)
ちがこさんの体調も回復傾向なので今日も山に登る
雨が降る予定もなさそうだから のんびり
山歩きを楽しむことにしよう
(よっしゃ
)
能舞台のある 荒倉キャンプ場を過ぎ 龍虎隧道なる
トンネルの横にあるスペースに車を停めた

もちろんキャンプ場から歩くコースもあるのだが
今日は二日目、少しだけ時間をはしょることに
(うは。)
前回のブログでご紹介した
鬼女紅葉伝説の岩屋 を目指す

駐車場から隧道の上に続く登山道、しっかり看板も
ついているので迷うこともなし
この時期 登り始めは草ボーボー
隧道の上に出れば問題ないフツーのコース
分岐から岩屋までは近い

スタート♪
薄暗い山の中・・・
大きく口を開けた伝説の穴が待っていた

恐怖
右の穴は前庭と呼ばれ 広さ10m四方
記念の木柱が立ち なんともブキミな雰囲気
後ずさりする ひとしさん

とりあえず ちがこさんは中まで突入 手を併せ
紅葉さんに進入する許可をとる
お邪魔しますね 紅葉さん

左の穴に移動

ここわぁー、根城にしたといわれる穴、看板には
高さ2m、奥行きは15mとあるが暗くて確認できない
穴の前には ついたて
横をすすり抜け穴の中に進入することにした
(うりゃ
)
うげ
真っ暗で 何も見えない
カメラのフラッシュをたきますから
確認してみて下さい
ひとしさんが気をきかせて ピカッ と
フラッシュをたいてくれた
一瞬見えた 穴の奥
でもイマイチ距離感がよくわからない
奥行き15mなら そんなに深くないはずだよね
携帯のライトで進んでみるね

無謀にも ちがこさんは ズンズン穴の中に進んでいく
(ヤメた方がいいんじゃないの?)
ん?
天井が低いから 腰をかがめて前進したけど
もう突き当っちゃった

おや?
穴の中で 何か音がする
水の音?
そういえば 看板にも昔は穴の奥に水が出ていた
って書いてあったっけ
静まり返る穴
なんともブキミだ
こんな場所で 紅葉は山賊と村を襲う計画を
たてていたのだろうか?
ひとしさんも おいでよ
外で不安そうに立ちんぼしている
ひとしさんを呼んでみる
私はいいです
見たさ半分
コワさ半分
三年ほど前、すえちせと赤城を歩いた時
国定忠治の岩屋 なる場所へ行った
中にはブキミな人たちがいてコワかったので ひとしさんは
〇〇の岩屋 なるものがあると警戒する
今回がそのいい例かもしれない

そう言った瞬間 黒い物体が ひとしさんめがけて
穴から飛び出た
うわぁーっ!
超驚く ひとしさん

何?
む 虫ぢゃないみたいです
大きかったし
たぶんコウモリかも
背中を スー っと冷たいものが流れた
(ぎょぇぇ。。。)
コウモリなんかじゃないよ ひとしさん
あれはきっと 紅葉の化身
大好きな人を自分だけのものにしたくて
大好きな人の子供を 一目見てもらいたくて
叶わない悲しい現実の中 悪事を働き討伐された
可哀そうな紅葉の化身
きっと仲良しの夫婦が 羨ましくて
がまんできなかったのかも
許すことのできない最愛の人を ひとしさんに
重ね合わせていたのかもしれない
紅葉の怨念か?
ここわぁー、仲の良い夫婦や子連れ、カップルは
来ちゃいけない場所なのかも
(嫉妬されちぃますな
)
紅葉の怨念は 今も確かにいる
きっと この岩屋の奥に
暑い低山の空気が 冷たくなった
この場を一刻も早く立ち去った方がよさそうな気配
(そう! そう!)
さようなら 紅葉さん
別れを告げて分岐まで戻る
隧道の上に出た

ここは 紅葉が討伐された場所 安堵ヶ峰
なんとも物悲しい

霧見岳に向けて尾根を進んでいく
樹林帯は明るく 小さなアップダウンを
繰り返しながら続いていた

うが
うが
うが
うが

霧見岳に到着

木々の間から北方向の戸隠山が見える
稜線にガスがかかり お世辞にもいい展望とはいえない
(はぁ。。。)

山頂の小さなお地蔵さん、若くして亡くなった人を
祀ってあるようだった

荒倉山の最高峰、砂鉢山に向けてズンズン進む

ズッ ズッ
ひとしさんが周囲の臭いをかいでいる
臭いです
耐えられない程 変なにおい
顔をしかめ 何度も何度も鼻を鳴らす
動物のにおい?
たまぁ~に動物の し尿が臭う場所ってあるよね
でも ちがこさんには何も臭わない
何も臭わないよぉー?
臭いですぅーっ
右に左に首を振り ひとしさんは耐えられない
臭さと戦っている
これも紅葉の怨念か?

一瞬そんなことが頭をよぎった
ありえないよね?
と。
クサい臭いは私のタオルでした
汗が生乾きになって におってました
あ?
そ、そう
確かにタオルに雑菌が増えるとタオルはクサくなる
でもね、自分でも気がつかなかった クサいにおいって
どんなの?
興味はあれど 確認することはヤメておこう
紅葉の怨念ではないことがわかった
これが 怨念 といわれたら さぞかし紅葉も
怒るに違いない
(あはははは。)
失礼致しました


うが
うが
うが
うが
霧見岳から先には数か所 やや危険な場所もある

しっかり三点確保で行けば コワくない

小さなアップダウンは続く

一時間ほどで砂鉢山の山頂に出た
ガイドには展望はないと記載されていたが
木々の間から南方向の景色がいい

しばし休憩、荒倉山を満喫

念願の 鬼女紅葉伝説の地を歩くことができた
山計画をする時 ついつい欲をかいて 有名な大きな山を
選んじゃう傾向があるけど こうして興味を持った山を
歩いてみるのも楽しいね
(うん、うん
)
ひとちがっち孫の名前から
偶然訪れることになった荒倉山
悲しい伝説の山だったけど この山を登ったことは
ずっと忘れないよ

この日の立ち寄り湯 裾花峡天然温泉宿 うるおい館
食事も温泉もグッドでした
ちょっと怖い話・・・
荒倉山
(妙高山周辺エリア)
全山行 315回





標高 霧見岳 1400,7m 砂鉢山 1431,6m
天気

山行時間 4時間
〈コース〉龍虎隧道駐車スペース(7:45-8:00)-鬼女紅葉の岩屋-
霧見岳(9:00)-砂鉢山(10:00-10:20)-ピストンで駐車場(12:00)
うわぁーっ!
超驚く ひとしさん

車泊した戸隠スキー場の駐車場は最高だった

スキー場だけあってトイレは綺麗、スキーシーズン以外は
ほとんど車はいない

(うは うは

いわゆる 独占状態


お隣の忍者村・温泉・神社はコミコミだけど
静かなもんだ

(うん うん

あ~ぁ
よく寝た♪
快適な朝を迎えたものの、お天気はイマイチ
山の上はガスガスじゃん

(ぶぅ

ちがこさんの体調も回復傾向なので今日も山に登る

雨が降る予定もなさそうだから のんびり
山歩きを楽しむことにしよう

(よっしゃ

能舞台のある 荒倉キャンプ場を過ぎ 龍虎隧道なる
トンネルの横にあるスペースに車を停めた


もちろんキャンプ場から歩くコースもあるのだが
今日は二日目、少しだけ時間をはしょることに

(うは。)
前回のブログでご紹介した
鬼女紅葉伝説の岩屋 を目指す


駐車場から隧道の上に続く登山道、しっかり看板も
ついているので迷うこともなし

この時期 登り始めは草ボーボー

隧道の上に出れば問題ないフツーのコース

分岐から岩屋までは近い


スタート♪
薄暗い山の中・・・
大きく口を開けた伝説の穴が待っていた


恐怖

右の穴は前庭と呼ばれ 広さ10m四方
記念の木柱が立ち なんともブキミな雰囲気

後ずさりする ひとしさん


とりあえず ちがこさんは中まで突入 手を併せ
紅葉さんに進入する許可をとる

お邪魔しますね 紅葉さん


左の穴に移動


ここわぁー、根城にしたといわれる穴、看板には
高さ2m、奥行きは15mとあるが暗くて確認できない

穴の前には ついたて
横をすすり抜け穴の中に進入することにした

(うりゃ

うげ
真っ暗で 何も見えない

カメラのフラッシュをたきますから
確認してみて下さい

ひとしさんが気をきかせて ピカッ と
フラッシュをたいてくれた

一瞬見えた 穴の奥

でもイマイチ距離感がよくわからない

奥行き15mなら そんなに深くないはずだよね
携帯のライトで進んでみるね


無謀にも ちがこさんは ズンズン穴の中に進んでいく

(ヤメた方がいいんじゃないの?)
ん?
天井が低いから 腰をかがめて前進したけど
もう突き当っちゃった


おや?
穴の中で 何か音がする

水の音?
そういえば 看板にも昔は穴の奥に水が出ていた
って書いてあったっけ

静まり返る穴
なんともブキミだ

こんな場所で 紅葉は山賊と村を襲う計画を
たてていたのだろうか?
ひとしさんも おいでよ

外で不安そうに立ちんぼしている
ひとしさんを呼んでみる

私はいいです

見たさ半分

コワさ半分

三年ほど前、すえちせと赤城を歩いた時
国定忠治の岩屋 なる場所へ行った

中にはブキミな人たちがいてコワかったので ひとしさんは
〇〇の岩屋 なるものがあると警戒する

今回がそのいい例かもしれない


そう言った瞬間 黒い物体が ひとしさんめがけて
穴から飛び出た

うわぁーっ!
超驚く ひとしさん


何?
む 虫ぢゃないみたいです

大きかったし
たぶんコウモリかも

背中を スー っと冷たいものが流れた

(ぎょぇぇ。。。)
コウモリなんかじゃないよ ひとしさん
あれはきっと 紅葉の化身

大好きな人を自分だけのものにしたくて
大好きな人の子供を 一目見てもらいたくて
叶わない悲しい現実の中 悪事を働き討伐された
可哀そうな紅葉の化身

きっと仲良しの夫婦が 羨ましくて
がまんできなかったのかも

許すことのできない最愛の人を ひとしさんに
重ね合わせていたのかもしれない

紅葉の怨念か?
ここわぁー、仲の良い夫婦や子連れ、カップルは
来ちゃいけない場所なのかも

(嫉妬されちぃますな

紅葉の怨念は 今も確かにいる
きっと この岩屋の奥に

暑い低山の空気が 冷たくなった

この場を一刻も早く立ち去った方がよさそうな気配

(そう! そう!)
さようなら 紅葉さん

別れを告げて分岐まで戻る

隧道の上に出た


ここは 紅葉が討伐された場所 安堵ヶ峰

なんとも物悲しい


霧見岳に向けて尾根を進んでいく

樹林帯は明るく 小さなアップダウンを
繰り返しながら続いていた


うが





霧見岳に到着


木々の間から北方向の戸隠山が見える

稜線にガスがかかり お世辞にもいい展望とはいえない

(はぁ。。。)

山頂の小さなお地蔵さん、若くして亡くなった人を
祀ってあるようだった


荒倉山の最高峰、砂鉢山に向けてズンズン進む


ズッ ズッ
ひとしさんが周囲の臭いをかいでいる

臭いです

耐えられない程 変なにおい

顔をしかめ 何度も何度も鼻を鳴らす

動物のにおい?
たまぁ~に動物の し尿が臭う場所ってあるよね
でも ちがこさんには何も臭わない

何も臭わないよぉー?
臭いですぅーっ

右に左に首を振り ひとしさんは耐えられない
臭さと戦っている

これも紅葉の怨念か?

一瞬そんなことが頭をよぎった

ありえないよね?
と。
クサい臭いは私のタオルでした

汗が生乾きになって におってました

あ?
そ、そう

確かにタオルに雑菌が増えるとタオルはクサくなる

でもね、自分でも気がつかなかった クサいにおいって
どんなの?
興味はあれど 確認することはヤメておこう

紅葉の怨念ではないことがわかった

これが 怨念 といわれたら さぞかし紅葉も
怒るに違いない

(あはははは。)
失礼致しました


うが




霧見岳から先には数か所 やや危険な場所もある



しっかり三点確保で行けば コワくない


小さなアップダウンは続く


一時間ほどで砂鉢山の山頂に出た

ガイドには展望はないと記載されていたが
木々の間から南方向の景色がいい


しばし休憩、荒倉山を満喫


念願の 鬼女紅葉伝説の地を歩くことができた

山計画をする時 ついつい欲をかいて 有名な大きな山を
選んじゃう傾向があるけど こうして興味を持った山を
歩いてみるのも楽しいね

(うん、うん

ひとちがっち孫の名前から
偶然訪れることになった荒倉山

悲しい伝説の山だったけど この山を登ったことは
ずっと忘れないよ



食事も温泉もグッドでした

Posted by ひとちが at 12:00│Comments(4)
│妙高山周辺エリア
この記事へのコメント
ひとちがさん、こんばんは
信州の里山を総ナメですね~
鬼無里は京の都の面影が残っていて、
地名も東京(ひがしきょう)や西京などがあります。
この時期は鬼女紅葉より、クマ!
出没確認が100回を超える超ヤバですよ~
先日も散歩していた伯父さんが…
信州の里山を総ナメですね~
鬼無里は京の都の面影が残っていて、
地名も東京(ひがしきょう)や西京などがあります。
この時期は鬼女紅葉より、クマ!
出没確認が100回を超える超ヤバですよ~
先日も散歩していた伯父さんが…
Posted by 岳 at 2012年09月23日 19:29
岳さんへ♪
ひゃぁーっ!!
そうなんですか?
クマが出るって聞いてたら もっとクマ対策していったのに・・・
もしかして
あのクサい臭いは ひとしさんだけぢゃなくてクマさん?
誰も登山者いなかったしぃー、危うかったかも。
会わなくて幸いでした。
鬼無里も寄ってみたかったな。
そちらのもコースが整備されているようですね。
里の人たちの愛する山だと感じましたよ。
ひゃぁーっ!!
そうなんですか?
クマが出るって聞いてたら もっとクマ対策していったのに・・・
もしかして
あのクサい臭いは ひとしさんだけぢゃなくてクマさん?
誰も登山者いなかったしぃー、危うかったかも。
会わなくて幸いでした。
鬼無里も寄ってみたかったな。
そちらのもコースが整備されているようですね。
里の人たちの愛する山だと感じましたよ。
Posted by ひとちが
at 2012年09月24日 19:05

絵がこわい笑(T . T)
そしてひとしさんのニオイ笑
そんなにすごかったのかΣ( ̄。 ̄ノ)
そしてひとしさんのニオイ笑
そんなにすごかったのかΣ( ̄。 ̄ノ)
Posted by きょーこ at 2012年09月25日 10:09
きょうこちゃんへ♪
あはは。
ちみの描く絵よりコワくないと思うけど。
クサさは無敵!
もう慣れたけど・・・
たぶん山登らなくなるまでクサいかも。
ふぇ~ん
あはは。
ちみの描く絵よりコワくないと思うけど。
クサさは無敵!
もう慣れたけど・・・
たぶん山登らなくなるまでクサいかも。
ふぇ~ん
Posted by ひとちが
at 2012年09月25日 19:26

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |