2013年11月19日
ストックヤードって何?
2013/11/17
ガラクタだらけの山・・・
源氏山
(身延山地エリア)
全山行 390回

源氏山の情報はこちら
標高 源氏山 1827m
天気
晴れ
山行時間 4時間
〈コース〉駐車スペース(11:00)-足馴峠線・林道終点-登山口-
大峠分岐-源氏山(1:00)-ピストンで足馴峠線・林道終点-
遊歩道経由・展望台-駐車スペース-展望広場-駐車スペース(3:00)
ストックヤードって
いったい何?
天気予報は大ハズレ
空は青空 雨なんて降りそうもない
(ぶぅ
)
自宅出発が遅いため
遠い山には行けないのが現実
(はぁ。。。)
じゃ 裏山の富士山に行けば?
あま~い
裏山は降雪のため
スカイラインのゲートは閉鎖
車で五合目までアクセスが不可能ってことは
山頂まではとても無理なわけ
じゃ どうすんの?
どうせ登るんなら山梨百名山
バカいい天気 

もっと早く出発して大きな山へ
登ればよかったねぇー
そうですね
最近 とんと大きな山へ
登ってませんからね
とはいえ 寒くなってきたのと
ご用が重なり なかなか都合がつかず
行きたい山へ行けないのもホント
(はぁ。。。)
運動不足な上
加速して落ちていく体力
ちがこさんの場合は ない筋肉が
もっとなくなるんだよね
うるさぁーい

林道がよくわからず しばしウロウロ
迷ったものの なんとか登山口の
駐車スペースに無事到着
(よっしゃ
)
さっそくT字の林道分岐を左方向へ
すぐ目の前には閉じられた黄色のゲート

ゲートにはこのような張り紙

駐車スペースに車があるわけだから
みなさん山にいるはずだよ
そうですかね?
疑い深い眼差しで ひとしさんが
ちがこさんを じっ と見る
ちがこさん いつも
いいかげんだからねぇー
悪かったね
舗装路の林道をしばらく歩いていくと
今度は源氏山へ通じる林道の入口
ここから先はダート道

入ってすぐ左に 源氏山の登山口があった
その前には通行禁止のウマが立てられている
(げっ
)

なんじゃい
林道もダメ 登山道もダメじゃ
どこ登りゃいいわけ?
ネットの情報では 林道歩きの方が展望がよい
とのことなので迷わず林道を進むことに
(うりゃ
)

道幅も広く ゆるゆると下り気味の林道からは
南アルプスの山々がよく見える

ズーム

山頂にかかる雲は流れ
風が強そうだ
お隣に チラリと見えたのは

すっかり雪の帽子をかぶっちゃって
もう今シーズンは無理かなぁー?
寒いですよぉ~っ
テントわぁ~
そ そうかもね
日影に入ると霜

そして少し進むと 激しく地割れして
ガードレールごと崩落しているアブナイ現場

ひゃぁ~っ
ちがこさん ひとりの体重じゃ
落ちそうもないけど
やっぱ こーゆーの怖いよね
気が付けば
ひとしさんはもういない

あれ
おいてかれちゃったよ
崩れた反対側の山斜面は
コンクリートにヒビが入り
これまたアブナイ
通行禁止になってもあたりまえか

自己責任で通過 
しばらく林道を進むと 廃材瓦礫の積まれた場所の先に
二つ目の登山口が姿を見せた
(きたぁーっ
)

階段を登りカラマツの林を登っていく
それほど急でもなく 黄葉の終わったカラマツは
葉を落とし木々の間からは 柔らかい光が差し込む
きもちいい

うが
うが
うが
うが

予期せぬ物が現れた
ストックヤード と
白い看板が木にかけられている

その下には明らかに自然の物ではない
異質なガラクタが並べられていた
看板には 平成25年12月20日迄 と記載
その下には薄くマジックで 10月30日の
日付を先延ばしにした様子が伺われる

不法投棄というより 生活廃材のガラクタで
きちんと整理して積まれているのも不思議
林道関係の人の小屋跡かもしれない と思った
さらに登山道を登っていくと
ここにも同じく ストックヤード

酒瓶やビール瓶 おまけにテレビまで
ビン類のラベルは風化によりすでになく
テレビも昭和初期に製造されたような代物
ガチャガチャ ダイヤルを回す古めかしいやつだ

すでに錆びてボロボロのガラクタたち
いったいどれほどの長い期間 このような
状態のままなのか?
ストックヤードの意味は?
ひと登りすると分岐に到着

いまだ どの山が源氏山なのかもわからず
ズルズルと標識に従って
沢の横の登山道を源氏山方向に進んでいく
少し展望が開けた場所から山が顔を出した
後方には 我が裏山 富士山の姿
登れない時期になっても
やっぱ雪をかぶった富士山はいいもんだ

だんだん源氏山が近くなった

ゆるやかに続く稜線悪くない

またしても見たくないものを
目にしてしまった
(はぁ。。。)

ここには ストックヤードの表示はない
しかぁ~し ガラクタは山ほどある

悪質なのは この錆びついた
鉄のワイヤー

登山道に飛び出ていたり
木の株に巻き付けられていたりと
不快極まりない

いったいこのワイヤーは何?
電気が引かれていたなごりかな?
なんでもいいけど
これじゃ山が台無しだ
山頂に到着

ひっそりとした山頂には人影はない
駐車スペースにあった車の台数分の
登山者とは もうすれ違ったから
言われなければ気が付かない程
地味な石塔

風化により石塔に書かれていたであろう
文字はすでになく のっぺら坊
源氏山の山名由来は 甲斐源氏の祖先
源義光が砦を築いたからなんだって
全く展望のない山梨百名山だけど
それは それでいいのだ

問題はガラクタ
この山の現実を目にした ちがこさん
山梨県に 帰宅後 直接問い合わせしてみました
ストックヤードなるもの
いったい何なのか?
ガラクタは昭和前半のもの
これまで処分されなかったものが
ここ一ヶ月で片づけてもらえるとは
到底 信じられなかったのだ
実際 県の方でもわからない状況らしく
すぐに調査を開始するとの返事
おせっかいなこととは 十分わかってるけど
せっかくの山梨百名山 登山者のみなさんにも
気持ちよく登っていただきたい そう思ったわけ
ピストンで山を下る
林道に出ると風が強く山裾から吹き上げる風に乗って
カラマツの枯葉が舞い上がる
うぉーっ
おかげで 帽子をかぶってなかった
ひとしさんの頭は この通り
(あはは。)

ゲートから舗装路の林道へ
道の反対側には遊歩道がある
「展望台がある」って書いてあったよ
行ってみない?
えっ?
行くんですか?
そう 行くの
振り返りもしないで ちがこさんは
ズンズン階段を登っていく

うが
うが
うが
うが

ひとちも行きなよ
わかってますよ
ブツブツ・・・

階段を登りきると ステキな展望台

ズーム

周遊できる遊歩道を進んで行く
駐車スペースに戻った

あはは
いつものことじゃん

行かない手はない
まだ行くんですか?
あれ?
ひとしさん行かないの?
私はここで待ってます
行きなよ
せっかく来たんだから
え~っ
もうどうでもいいんだけど ブツブツ・・・
乗り気でない ひとしさんを引きずって
再び車を離れ展望広場に向かった
(うはは。)
寒々しい池には うすく氷が張り
空の青が水に映る

数日前に作った どんぐり工作
白鳥の湖みたいだ
ふと遊歩道の脇を見れば
ここにもやっぱり空き瓶の山
(はぁ。。。)

これも悲しい現実
展望広場から見た富士山は
木々に囲まれている

さっきまで頭の見えていた富士山は
いつの間にか こんな姿に変わっていたよ

一日も早く 源氏山からガラクタが
撤去されますよーに
この日の立ち寄り湯はこちら
六郷の里 つむぎの湯
透明の泉質の温泉です、カルキ臭も少なく洗い場も広く
快適、露天風呂もあります
皆様へご報告
早々に山梨県から回答いただきました。
源氏山に投棄されている廃棄物は 40年以上前に林業者の飯炊き場で
使用されていたものであり、山の中に散乱していたものを委託業者が
収集し許可のもとストックヤード(一時保管場所)として保管しているそうです。
先日の台風で回収が遅れているものの 来年の4月に必ず撤去されるとのこと。
山頂付近の廃棄物についても 徐々に回収撤去されるようです。
嬉しいですね!
これで源氏山もガラクタのないきれいな山になりそうです。
おせっかいでも問い合わせて本当によかったと感じました。
by ちがこさん
ガラクタだらけの山・・・
源氏山
(身延山地エリア)
全山行 390回



標高 源氏山 1827m
天気

山行時間 4時間
〈コース〉駐車スペース(11:00)-足馴峠線・林道終点-登山口-
大峠分岐-源氏山(1:00)-ピストンで足馴峠線・林道終点-
遊歩道経由・展望台-駐車スペース-展望広場-駐車スペース(3:00)
ストックヤードって
いったい何?
天気予報は大ハズレ

空は青空 雨なんて降りそうもない

(ぶぅ

自宅出発が遅いため
遠い山には行けないのが現実

(はぁ。。。)
じゃ 裏山の富士山に行けば?
あま~い

裏山は降雪のため
スカイラインのゲートは閉鎖

車で五合目までアクセスが不可能ってことは
山頂まではとても無理なわけ

じゃ どうすんの?
どうせ登るんなら山梨百名山




もっと早く出発して大きな山へ
登ればよかったねぇー

そうですね
最近 とんと大きな山へ
登ってませんからね

とはいえ 寒くなってきたのと
ご用が重なり なかなか都合がつかず
行きたい山へ行けないのもホント

(はぁ。。。)
運動不足な上
加速して落ちていく体力

ちがこさんの場合は ない筋肉が
もっとなくなるんだよね

うるさぁーい


林道がよくわからず しばしウロウロ
迷ったものの なんとか登山口の
駐車スペースに無事到着

(よっしゃ

さっそくT字の林道分岐を左方向へ
すぐ目の前には閉じられた黄色のゲート


ゲートにはこのような張り紙


駐車スペースに車があるわけだから
みなさん山にいるはずだよ

そうですかね?
疑い深い眼差しで ひとしさんが
ちがこさんを じっ と見る

ちがこさん いつも
いいかげんだからねぇー

悪かったね

舗装路の林道をしばらく歩いていくと
今度は源氏山へ通じる林道の入口
ここから先はダート道


入ってすぐ左に 源氏山の登山口があった
その前には通行禁止のウマが立てられている

(げっ


なんじゃい
林道もダメ 登山道もダメじゃ
どこ登りゃいいわけ?
ネットの情報では 林道歩きの方が展望がよい
とのことなので迷わず林道を進むことに

(うりゃ


道幅も広く ゆるゆると下り気味の林道からは
南アルプスの山々がよく見える


ズーム

山頂にかかる雲は流れ
風が強そうだ

お隣に チラリと見えたのは


すっかり雪の帽子をかぶっちゃって
もう今シーズンは無理かなぁー?
寒いですよぉ~っ
テントわぁ~

そ そうかもね

日影に入ると霜


そして少し進むと 激しく地割れして
ガードレールごと崩落しているアブナイ現場


ひゃぁ~っ

ちがこさん ひとりの体重じゃ
落ちそうもないけど
やっぱ こーゆーの怖いよね

気が付けば
ひとしさんはもういない


あれ
おいてかれちゃったよ

崩れた反対側の山斜面は
コンクリートにヒビが入り
これまたアブナイ

通行禁止になってもあたりまえか




しばらく林道を進むと 廃材瓦礫の積まれた場所の先に
二つ目の登山口が姿を見せた

(きたぁーっ


階段を登りカラマツの林を登っていく

それほど急でもなく 黄葉の終わったカラマツは
葉を落とし木々の間からは 柔らかい光が差し込む

きもちいい


うが





予期せぬ物が現れた

ストックヤード と
白い看板が木にかけられている


その下には明らかに自然の物ではない
異質なガラクタが並べられていた

看板には 平成25年12月20日迄 と記載
その下には薄くマジックで 10月30日の
日付を先延ばしにした様子が伺われる


不法投棄というより 生活廃材のガラクタで
きちんと整理して積まれているのも不思議
林道関係の人の小屋跡かもしれない と思った

さらに登山道を登っていくと
ここにも同じく ストックヤード


酒瓶やビール瓶 おまけにテレビまで

ビン類のラベルは風化によりすでになく
テレビも昭和初期に製造されたような代物
ガチャガチャ ダイヤルを回す古めかしいやつだ


すでに錆びてボロボロのガラクタたち
いったいどれほどの長い期間 このような
状態のままなのか?
ストックヤードの意味は?
ひと登りすると分岐に到着


いまだ どの山が源氏山なのかもわからず
ズルズルと標識に従って
沢の横の登山道を源氏山方向に進んでいく

少し展望が開けた場所から山が顔を出した

後方には 我が裏山 富士山の姿

登れない時期になっても
やっぱ雪をかぶった富士山はいいもんだ


だんだん源氏山が近くなった


ゆるやかに続く稜線悪くない


またしても見たくないものを
目にしてしまった

(はぁ。。。)

ここには ストックヤードの表示はない
しかぁ~し ガラクタは山ほどある


悪質なのは この錆びついた
鉄のワイヤー


登山道に飛び出ていたり
木の株に巻き付けられていたりと
不快極まりない


いったいこのワイヤーは何?
電気が引かれていたなごりかな?
なんでもいいけど
これじゃ山が台無しだ

山頂に到着


ひっそりとした山頂には人影はない
駐車スペースにあった車の台数分の
登山者とは もうすれ違ったから

言われなければ気が付かない程
地味な石塔


風化により石塔に書かれていたであろう
文字はすでになく のっぺら坊

源氏山の山名由来は 甲斐源氏の祖先
源義光が砦を築いたからなんだって

全く展望のない山梨百名山だけど
それは それでいいのだ


問題はガラクタ

この山の現実を目にした ちがこさん
山梨県に 帰宅後 直接問い合わせしてみました

ストックヤードなるもの
いったい何なのか?
ガラクタは昭和前半のもの
これまで処分されなかったものが
ここ一ヶ月で片づけてもらえるとは
到底 信じられなかったのだ

実際 県の方でもわからない状況らしく
すぐに調査を開始するとの返事

おせっかいなこととは 十分わかってるけど
せっかくの山梨百名山 登山者のみなさんにも
気持ちよく登っていただきたい そう思ったわけ

ピストンで山を下る

林道に出ると風が強く山裾から吹き上げる風に乗って
カラマツの枯葉が舞い上がる

うぉーっ

おかげで 帽子をかぶってなかった
ひとしさんの頭は この通り

(あはは。)

ゲートから舗装路の林道へ
道の反対側には遊歩道がある

「展望台がある」って書いてあったよ
行ってみない?
えっ?
行くんですか?
そう 行くの

振り返りもしないで ちがこさんは
ズンズン階段を登っていく


うが





ひとちも行きなよ

わかってますよ

ブツブツ・・・

階段を登りきると ステキな展望台


ズーム

周遊できる遊歩道を進んで行く

駐車スペースに戻った


あはは
いつものことじゃん


行かない手はない

まだ行くんですか?
あれ?
ひとしさん行かないの?
私はここで待ってます

行きなよ
せっかく来たんだから

え~っ

もうどうでもいいんだけど ブツブツ・・・
乗り気でない ひとしさんを引きずって
再び車を離れ展望広場に向かった

(うはは。)
寒々しい池には うすく氷が張り
空の青が水に映る


数日前に作った どんぐり工作
白鳥の湖みたいだ

ふと遊歩道の脇を見れば
ここにもやっぱり空き瓶の山

(はぁ。。。)

これも悲しい現実
展望広場から見た富士山は
木々に囲まれている


さっきまで頭の見えていた富士山は
いつの間にか こんな姿に変わっていたよ


一日も早く 源氏山からガラクタが
撤去されますよーに



六郷の里 つむぎの湯
透明の泉質の温泉です、カルキ臭も少なく洗い場も広く
快適、露天風呂もあります

皆様へご報告
早々に山梨県から回答いただきました。
源氏山に投棄されている廃棄物は 40年以上前に林業者の飯炊き場で
使用されていたものであり、山の中に散乱していたものを委託業者が
収集し許可のもとストックヤード(一時保管場所)として保管しているそうです。
先日の台風で回収が遅れているものの 来年の4月に必ず撤去されるとのこと。
山頂付近の廃棄物についても 徐々に回収撤去されるようです。
嬉しいですね!
これで源氏山もガラクタのないきれいな山になりそうです。
おせっかいでも問い合わせて本当によかったと感じました。
by ちがこさん
Posted by ひとちが at 19:11│Comments(2)
│身延山地エリア
この記事へのコメント
ちがこさん、えらいね~~!!
問い合わせ、なかなかできませんよ。
思っても考えても実行に移せないままになっちゃうのに
ほんと、えらいっ!!
ありがとうございました♪
問い合わせ、なかなかできませんよ。
思っても考えても実行に移せないままになっちゃうのに
ほんと、えらいっ!!
ありがとうございました♪
Posted by ひなた at 2013年11月25日 09:41
ひなたさんへ♪
やぁー
そんなことないんです。
ひなたさんは山梨百名山終わってるから
わかると思うんですが、源氏山って
あんまり特徴がないんですよね。
大変とか 綺麗とか 楽しいとか・・・
だからこそ 気になっちゃったと思うんです。
散らかってる廃材もですが 整理整頓されてる
廃材なんてあまり見たことがなくて・・・
どれも年期入ってましたしぃー。
山梨県には丁寧な回答を頂き
早々の手配やらと感動しました。
(なかなか動いてくれないと思ってましたから)
きっと数年後には綺麗な源氏山になって
いることと思います。
早く林道も修復されるといいですね!
やぁー
そんなことないんです。
ひなたさんは山梨百名山終わってるから
わかると思うんですが、源氏山って
あんまり特徴がないんですよね。
大変とか 綺麗とか 楽しいとか・・・
だからこそ 気になっちゃったと思うんです。
散らかってる廃材もですが 整理整頓されてる
廃材なんてあまり見たことがなくて・・・
どれも年期入ってましたしぃー。
山梨県には丁寧な回答を頂き
早々の手配やらと感動しました。
(なかなか動いてくれないと思ってましたから)
きっと数年後には綺麗な源氏山になって
いることと思います。
早く林道も修復されるといいですね!
Posted by ひとちが
at 2013年11月25日 19:15

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