2010年08月11日
これが青春だぁー!!
2010/08/07・08
甲斐駒ヶ岳
黒戸尾根より・・・
全山行 192回
百名山 37座

標高 甲斐駒ヶ岳 2967m
天気
晴れ・
曇り
山行時間 30時間10分
距離 30.20km
〈コース〉7日・自宅(2:45)-竹宇駒ケ岳神社(5:00)-笹ノ平(7:30)-刀利天狗(9:20)-五合目小屋(10:20)-七丈第一小屋・テント場(11:30-1:00)-八合目(1:30)-山頂(2:30-2:45)-八合目(4:00)- 七丈第一小屋・テント場(4:40)
8日・テント場から下山(6:40)-竹宇駒ケ岳神社(11:20)
うはははは!
ひとちが とうとうやりました!!
日本三大急登のひとつ 黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳へ・・・・
ひとしさんは決めた
「
テント泊でいきましょう!」
テントにするんだね・・・
ちがこさんは 重たいザックを背負って 標高差2200mの黒戸尾根を登るのは大変かと考えていた。
しかぁ~し、混み合う山小屋を想像すると がんばってテントで行くっきゃないと ひとしさんに やっぱり同感であ~る
なんと無謀な ひとちが・・・・
ここんところテントは すっかりご無沙汰していた
支度も大変、水場は小屋までないから こらしょと背負う、なんと7リットル
(うへへ!)
はははは
いつもながらに バカ重いザック
登山口から出発する地点で 肩に重みがずっしりかかり これから先の山行が不安であ~る。

黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登ってみたい・・・
そう思ったのは 以前、日向山を山行した時からだ。
偶然 竹宇駒ケ岳神社で 黒戸尾根を下ってきた山男たち。
大きなザックを背負って勇壮と歩く姿は かっっちょいい! の一言につきる。
いつかは ひとちがも・・・
そんな思いがついに実現する。
(イェーッ!)
尾白川にかかる橋を渡る。

橋からみる尾白川は 白砂に透き通るような水の流れ・・・
さすが南アルプスは水が綺麗だ。
(うん、うん
)

ゆるやかな登山道を ブンブン歩く
さすが夏場は暑いのは仕方ないけど ひとちがの二人の間を交互につきまとう虫が じゃまっけであ~る。
(はらっても はらっても とてもしつこい虫
)
ちがこさん、命名!
クロド虫
スゴイ登りじゃないのに 汗は留まることを知らないらしい。
振り返れば 滝のように流れ落ちる汗と戦う ひとしさん
ハンパじゃない
おかげさまで 水は こらしょと持ってますからねぇー
(うはははは!)
ガブ
ガブ
ガブ
ガブ
ゴク ゴク ゴク ゴク
うんめぇーっ!!
ペースも順調、重いザックを背負っている割には 予定通りなのがうれしい
ところが・・・
抜かれる 抜かれる 登山者の方の早いこと
いったい何人の人に ひとちが 追い抜かれたことか・・・
皆さん 軽装備、涼しい顔で走るように登っていく。
うんがぁぁぁーーーっ
ひとちがも がんばらねば!!

長い八丁登りは
樹林帯、展望もないので同じような道が
ずーーーーーっと続いた。
(はぁぁぁぁ・・・
)
ようやく笹ノ平の分岐に到着。
っていっても ここから先も 笹の生えた道が
ずーーーーーっと続く。
(はぁぁぁぁ・・・
)

いつまで続くんじゃぁー!!
ちょっとした木がうるさくない展望地から 富士山が顔を出している。

ここまでは まずまずのお天気、山頂はどうだろう?
懸命に登り続ける
うが
うが
うが
うが
うが
息が苦しい、花もなく 登山道も単調なので写真撮影も ほとんどなし
おっ♪
キノコ み~っけ♪
ひとしさんより 軽めのザックを背負った ちがこさんが かがんで写真を撮る。
息を止めて ピントを合わせ ぱちり
ぶふぁぁぁぁーーーっ!
く、くるしかったぁーーーーっ・・・
急に止まって 更に息を止めるなど自殺行為
血液が心臓から流れないで停止してしまったようで 頭はクラクラ、足が重くなり、心臓がバクバクしている

「ひとしさんは いつも大変だよね、こんなに登山中の写真撮影が苦しいと思わなかったよぉ~
」
普段 何気に写真撮影をしている ひとしさんだが 険しい登りや辛い山歩きの時は 写真を撮るのは とっても大変だということを ようやくわかった ちがこさんであ~る。
(ひとしさんに 感謝! 感謝!!)
刃渡りに到着
鎖がしっかりつけられている。
もっと怖いのかと思っていたけど 頑固な鎖は切れることはなさそうじゃんねぇー。


刃渡りからの展望を楽しみながら 無事に通過。
ヤセ尾根を越えて 刀利天狗に出た。

まだまだ先は長いぞぉー!!
(はぁぁぁぁぁ・・・)
かつて五合目小屋があった場所からはお楽しみがぁー
(何? 何?)
梯子♪ 梯子♪ 梯子♪
ほぼ垂直、上しか見ることができない梯子・・・
(下を見たら 重たいザックと共に滑落しそうなのでやめました
)


梯子と梯子の間には こんなにコワぁーい鎖場も

あ゛――――っ・・・
進まなきゃダメなわけね・・・・
ようやく七丈第一小屋に到着。
(ほっ
)
冷たくて美味しい水の豊富な小屋であ~る
ひとしさんは 受付を済ませ 第二小屋の横から 壊れそうな梯子を上りテント場へ。
(テント場の一等地をゲットしたいがために ひとしさんは ちがこさんを置いてきぼり
)

じゃなくて、ちがこさんは 快適に整備されているトイレに寄ってたんだよ
(ははは!!)
ところが・・・
梯子を上って2分のテント場、歩けど 歩けど 一向に着く様子がない。
(
えっ?)
どんどん甲斐駒の山頂へ向っているような・・・
ちがこさん、ちょいと不安になってきた。
『テント場通り過ぎちゃって 山頂まで行かないよね?』
急に不安になった
「ひとしさぁ~ん・・・」
思わず上に向って叫んでみる。
もちろん返事はない。
げっ、どうしよう・・・
もときた道を逆もどり。
するとぉー・・・
スゴイ大股、ランニング姿で大きなザックを背負った 筋肉モリモリのお姉さんがやってきた!
(うっへぇーっ
)
どう見ても 体格は山男
日に焼けた肩と腕、勇ましいとしか言いようがない。
すごぉ~い!!
これこれ 感心している場合じゃないでしょ ちがこさん。
はい、はい そうでしたな・・・
どうやら お姉さんの行く先は 同じテント場のようなので 後ろからついていけば安心。
なんともなさけない ちがこさんであ~る。
やっと到着、すでに ひとしさんはテントを広げ始めていた。
先客は 若いお洒落な都会のお姉さん。
その手際のいいことっていったら びっくり仰天
ささっとテントを設営すると レジャーシートを横に敷き 本を読み始めた。
(わぁ~ぉ!)
ひとちが あんぐり・・・・
もたもた 慣れない手つきで ひとしさんとテントをたてる。
あーじゃない、こーじゃない
なかなかたたないテント

ひとちがテントの反対側には 例の筋肉マンのお姉さんがテントを設営。
(ははは。)
驚いたのは このテント場には その他にも若いお姉さんたちが 単独登山でテントを背負って次々とやってきたことであ~る。
さすが 山好きの登山者が選ぶコース、それにしても女性がこんなに多いとは・・・
(う~ん
)
感心してちゃいけません。
軽ザックを背負って山頂まで進まなきゃ
テント場を後に山頂を目指す
って ここからが険しかった
岩の鉄杭から下がる鎖、登りはなんとかなりそうだけど 下りは怖いよね・・・
(ふぇぇーん
)

森林限界だ。
山の頂上が見える!
山頂は あそこだぁー♪

大喜びしていたら 下りのおじさんに言われた。
「あれは山頂じゃないよ、山頂はあと3つ山を越さないと着かないから。」
へっ?
あと 3つ?
(ひとちが泣く、、、)

ひとしさんは5時までにテント場に戻ることを計算している・・・
歩くのが遅い ちがこさん、山頂まで行きたいから必死だ。
八合目までを予想タイムの半分で登り 更にがんばる ちがこさん
がんばれぇー!!

ようやく鳥居が崩壊している八合目に到着。

お天気も怪しいので ひとしさんは なんだか落ち着かない。
「ゴロっていったら すぐに下山しますからね
」
雷の大嫌いな ひとしさんらしい
面白い岩、みぃ~つけた♪
ここまでのルートでは 石碑群、仏像、鉄剣など たくさんの信者さんたちが奉納したものを目にしてきたが、岩のてっぺんに2本の鉄剣は面白い!
「ちぃ~がこさん、ちょっと両手でグーして上に上げてみて!」
ひとしさんの指示通りに両手を挙げる。
「そこ そこ!」
撮影された写真、なんとも楽しい♪

「じゃ、ひとしさん そこに立って!」
ちがこさんが撮影したのは 触覚の生えた ひとしさんだった・・・

これ これ! 遊んでる場合じゃないでしょ!
はい、はい そうでしたな・・・
本当の山頂が見えた
気合が入る ひとちが。
(よっしゃ
)

一気に駒ケ岳神社まで
うが
うが 登る。
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ

数年前、北沢峠から甲斐駒を登った記憶が蘇る・・・
白く美しい花崗岩が懐かしい。

稜線を歩き山頂に向かう。
雲で展望は イマイチだけど ようやく険しい黒戸尾根を経て 山頂に到着することができた
やったぁーーーーっ♪

山頂には登山者は ひとりしかいなかった。
ほぼ貸切りの山頂で 雲の切れ間から時々顔を出す 魔利支天を眺め下山開始
ハイマツ帯を横に のんびり歩く。
予定より ずっと早く山頂に到着できたからね。
(うん、うん
)
「ねぇー ひとしさん、光岳にはライチョウがいたけど ここのお山にはライチョウはいないのかな?」
「そんな簡単にライチョウは出てこないんじゃないかな・・・」
(確か光岳山行の時も同じような会話をしていたような・・・)
あっ!
いた!!
見つけたのは ひとしさんだった。
きょとんとした顔で ライチョウがこちらを見ている・・・
怖がる様子もない。
チェッ チェッ
舌を鳴らしてみた。
わっ! わっ! わっ!
近寄ってくるライチョウ、写真を撮りまくる ひとしさん・・・

可愛い♪
しばし ハイマツ帯でライチョウのお食事を見学する ラッキーな ひとちが
ライチョウが出る時は天気が崩れる時、急いでテント場まで下ろう!
おや?
天気が よくなってきたじゃん

青空の山頂を背に 怖い鎖場を 慎重に降りる。

テント場は たくさんのテントが設営され賑やかになっていた。
(おーーーーっ
)

夕暮れに カップラーメンはよく似合う?

がっつくな ちがこさん

久しぶりの がんばっちゃった登りに コーフンして眠れない ひとちがであ~る。
がぁーっ! がぁーっ!
がぁーーーーーつ!!
ライチョウの警戒音じゃありませんよぉー
イビキです
ラッキーだったのは ひとちがテントの両側は お姉さんたちだったこと。
となりの となりの となりのテントから聞こえる おじさんのでっかいイビキが 山にこだまする
次回は 耳栓持参で
時刻は7時、静かな山の夜は ふけていく。
翌朝!
素晴しいご来光を迎えた♪

テントの前に見える 地蔵岳のオベリスクと富士山の美しいシルエット。

きゃぁーっ♪
なんて綺麗♪
夜が明けきらないうちにテント泊のみなさんは 山頂に向かっていった・・・
(お気をつけて・・・)
とりのこされた ひとちがテント、山頂は昨日がんばっちゃったから 今日は ひたすら下るっきゃない

がんばりますよぉー!!
帰りの梯子は もっと怖い。
後ろ向きで降りないと危険であ~る。
ひょぇぇぇぇーーーーっ

長い 長い ながぁ~い登山道をひたすら下り続けた
登山口の竹宇駒ケ岳神社は大渋滞だった・・・
橋は行きかう人で なかなか渡ることができず、駐車場は空きスペースを待つ車で長い列ができている。
よかったぁー・・・・
横目で 混雑がキライな ひとしさんを チラチラ見る ちがこさん。
観光客は多かれど 大きなザックで勇壮に黒戸尾根を下ってきたのは ひとちがだけ。
妙に浮いているような気もしたけど 満足感でいっぱいだったよ。
(うん、うん
)
それにしても 汗くさぁーっ
尾白川の岸辺で涼を楽しむ人たちとは 対照的なふたりであ~る。
(うはははは!)
とっても とっても充実した山歩きができたね ひとしさん♪

またテント背負って 山ジプシーしよう
甲斐駒ヶ岳
黒戸尾根より・・・
全山行 192回
百名山 37座
標高 甲斐駒ヶ岳 2967m
天気


山行時間 30時間10分
距離 30.20km
〈コース〉7日・自宅(2:45)-竹宇駒ケ岳神社(5:00)-笹ノ平(7:30)-刀利天狗(9:20)-五合目小屋(10:20)-七丈第一小屋・テント場(11:30-1:00)-八合目(1:30)-山頂(2:30-2:45)-八合目(4:00)- 七丈第一小屋・テント場(4:40)
8日・テント場から下山(6:40)-竹宇駒ケ岳神社(11:20)
うはははは!
ひとちが とうとうやりました!!
日本三大急登のひとつ 黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳へ・・・・
ひとしさんは決めた

「

テントにするんだね・・・
ちがこさんは 重たいザックを背負って 標高差2200mの黒戸尾根を登るのは大変かと考えていた。
しかぁ~し、混み合う山小屋を想像すると がんばってテントで行くっきゃないと ひとしさんに やっぱり同感であ~る

なんと無謀な ひとちが・・・・
ここんところテントは すっかりご無沙汰していた

支度も大変、水場は小屋までないから こらしょと背負う、なんと7リットル

(うへへ!)
はははは

いつもながらに バカ重いザック

登山口から出発する地点で 肩に重みがずっしりかかり これから先の山行が不安であ~る。
黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登ってみたい・・・
そう思ったのは 以前、日向山を山行した時からだ。
偶然 竹宇駒ケ岳神社で 黒戸尾根を下ってきた山男たち。
大きなザックを背負って勇壮と歩く姿は かっっちょいい! の一言につきる。
いつかは ひとちがも・・・
そんな思いがついに実現する。
(イェーッ!)
尾白川にかかる橋を渡る。
橋からみる尾白川は 白砂に透き通るような水の流れ・・・
さすが南アルプスは水が綺麗だ。
(うん、うん

ゆるやかな登山道を ブンブン歩く

さすが夏場は暑いのは仕方ないけど ひとちがの二人の間を交互につきまとう虫が じゃまっけであ~る。
(はらっても はらっても とてもしつこい虫

ちがこさん、命名!
クロド虫
スゴイ登りじゃないのに 汗は留まることを知らないらしい。
振り返れば 滝のように流れ落ちる汗と戦う ひとしさん

ハンパじゃない

おかげさまで 水は こらしょと持ってますからねぇー

(うはははは!)
ガブ




ゴク ゴク ゴク ゴク
うんめぇーっ!!
ペースも順調、重いザックを背負っている割には 予定通りなのがうれしい

ところが・・・
抜かれる 抜かれる 登山者の方の早いこと

いったい何人の人に ひとちが 追い抜かれたことか・・・
皆さん 軽装備、涼しい顔で走るように登っていく。
うんがぁぁぁーーーっ
ひとちがも がんばらねば!!
長い八丁登りは

ずーーーーーっと続いた。
(はぁぁぁぁ・・・

ようやく笹ノ平の分岐に到着。
っていっても ここから先も 笹の生えた道が
ずーーーーーっと続く。
(はぁぁぁぁ・・・

いつまで続くんじゃぁー!!
ちょっとした木がうるさくない展望地から 富士山が顔を出している。
ここまでは まずまずのお天気、山頂はどうだろう?
懸命に登り続ける






息が苦しい、花もなく 登山道も単調なので写真撮影も ほとんどなし

おっ♪
キノコ み~っけ♪
ひとしさんより 軽めのザックを背負った ちがこさんが かがんで写真を撮る。
息を止めて ピントを合わせ ぱちり

ぶふぁぁぁぁーーーっ!
く、くるしかったぁーーーーっ・・・
急に止まって 更に息を止めるなど自殺行為

血液が心臓から流れないで停止してしまったようで 頭はクラクラ、足が重くなり、心臓がバクバクしている

「ひとしさんは いつも大変だよね、こんなに登山中の写真撮影が苦しいと思わなかったよぉ~

普段 何気に写真撮影をしている ひとしさんだが 険しい登りや辛い山歩きの時は 写真を撮るのは とっても大変だということを ようやくわかった ちがこさんであ~る。
(ひとしさんに 感謝! 感謝!!)
刃渡りに到着

鎖がしっかりつけられている。
もっと怖いのかと思っていたけど 頑固な鎖は切れることはなさそうじゃんねぇー。
刃渡りからの展望を楽しみながら 無事に通過。
ヤセ尾根を越えて 刀利天狗に出た。
まだまだ先は長いぞぉー!!
(はぁぁぁぁぁ・・・)
かつて五合目小屋があった場所からはお楽しみがぁー

(何? 何?)
梯子♪ 梯子♪ 梯子♪
ほぼ垂直、上しか見ることができない梯子・・・
(下を見たら 重たいザックと共に滑落しそうなのでやめました

梯子と梯子の間には こんなにコワぁーい鎖場も

あ゛――――っ・・・
進まなきゃダメなわけね・・・・
ようやく七丈第一小屋に到着。
(ほっ

冷たくて美味しい水の豊富な小屋であ~る

ひとしさんは 受付を済ませ 第二小屋の横から 壊れそうな梯子を上りテント場へ。
(テント場の一等地をゲットしたいがために ひとしさんは ちがこさんを置いてきぼり

じゃなくて、ちがこさんは 快適に整備されているトイレに寄ってたんだよ

(ははは!!)
ところが・・・
梯子を上って2分のテント場、歩けど 歩けど 一向に着く様子がない。
(

どんどん甲斐駒の山頂へ向っているような・・・
ちがこさん、ちょいと不安になってきた。
『テント場通り過ぎちゃって 山頂まで行かないよね?』
急に不安になった

「ひとしさぁ~ん・・・」
思わず上に向って叫んでみる。
もちろん返事はない。
げっ、どうしよう・・・
もときた道を逆もどり。
するとぉー・・・
スゴイ大股、ランニング姿で大きなザックを背負った 筋肉モリモリのお姉さんがやってきた!
(うっへぇーっ

どう見ても 体格は山男

日に焼けた肩と腕、勇ましいとしか言いようがない。
すごぉ~い!!
これこれ 感心している場合じゃないでしょ ちがこさん。
はい、はい そうでしたな・・・
どうやら お姉さんの行く先は 同じテント場のようなので 後ろからついていけば安心。
なんともなさけない ちがこさんであ~る。
やっと到着、すでに ひとしさんはテントを広げ始めていた。
先客は 若いお洒落な都会のお姉さん。
その手際のいいことっていったら びっくり仰天

ささっとテントを設営すると レジャーシートを横に敷き 本を読み始めた。
(わぁ~ぉ!)
ひとちが あんぐり・・・・
もたもた 慣れない手つきで ひとしさんとテントをたてる。
あーじゃない、こーじゃない
なかなかたたないテント

ひとちがテントの反対側には 例の筋肉マンのお姉さんがテントを設営。
(ははは。)
驚いたのは このテント場には その他にも若いお姉さんたちが 単独登山でテントを背負って次々とやってきたことであ~る。
さすが 山好きの登山者が選ぶコース、それにしても女性がこんなに多いとは・・・
(う~ん

感心してちゃいけません。
軽ザックを背負って山頂まで進まなきゃ

テント場を後に山頂を目指す

って ここからが険しかった

岩の鉄杭から下がる鎖、登りはなんとかなりそうだけど 下りは怖いよね・・・
(ふぇぇーん

森林限界だ。
山の頂上が見える!
山頂は あそこだぁー♪
大喜びしていたら 下りのおじさんに言われた。
「あれは山頂じゃないよ、山頂はあと3つ山を越さないと着かないから。」
へっ?
あと 3つ?
(ひとちが泣く、、、)
ひとしさんは5時までにテント場に戻ることを計算している・・・
歩くのが遅い ちがこさん、山頂まで行きたいから必死だ。
八合目までを予想タイムの半分で登り 更にがんばる ちがこさん

がんばれぇー!!
ようやく鳥居が崩壊している八合目に到着。
お天気も怪しいので ひとしさんは なんだか落ち着かない。
「ゴロっていったら すぐに下山しますからね

雷の大嫌いな ひとしさんらしい

面白い岩、みぃ~つけた♪
ここまでのルートでは 石碑群、仏像、鉄剣など たくさんの信者さんたちが奉納したものを目にしてきたが、岩のてっぺんに2本の鉄剣は面白い!
「ちぃ~がこさん、ちょっと両手でグーして上に上げてみて!」
ひとしさんの指示通りに両手を挙げる。
「そこ そこ!」
撮影された写真、なんとも楽しい♪
「じゃ、ひとしさん そこに立って!」
ちがこさんが撮影したのは 触覚の生えた ひとしさんだった・・・
これ これ! 遊んでる場合じゃないでしょ!
はい、はい そうでしたな・・・
本当の山頂が見えた

気合が入る ひとちが。
(よっしゃ

一気に駒ケ岳神社まで


はぁ






白く美しい花崗岩が懐かしい。
稜線を歩き山頂に向かう。
雲で展望は イマイチだけど ようやく険しい黒戸尾根を経て 山頂に到着することができた

やったぁーーーーっ♪
山頂には登山者は ひとりしかいなかった。
ほぼ貸切りの山頂で 雲の切れ間から時々顔を出す 魔利支天を眺め下山開始

ハイマツ帯を横に のんびり歩く。
予定より ずっと早く山頂に到着できたからね。
(うん、うん

「ねぇー ひとしさん、光岳にはライチョウがいたけど ここのお山にはライチョウはいないのかな?」
「そんな簡単にライチョウは出てこないんじゃないかな・・・」
(確か光岳山行の時も同じような会話をしていたような・・・)
あっ!
いた!!
見つけたのは ひとしさんだった。
きょとんとした顔で ライチョウがこちらを見ている・・・
怖がる様子もない。
チェッ チェッ
舌を鳴らしてみた。
わっ! わっ! わっ!
近寄ってくるライチョウ、写真を撮りまくる ひとしさん・・・
可愛い♪
しばし ハイマツ帯でライチョウのお食事を見学する ラッキーな ひとちが

ライチョウが出る時は天気が崩れる時、急いでテント場まで下ろう!
おや?
天気が よくなってきたじゃん

青空の山頂を背に 怖い鎖場を 慎重に降りる。
テント場は たくさんのテントが設営され賑やかになっていた。
(おーーーーっ

夕暮れに カップラーメンはよく似合う?
がっつくな ちがこさん

久しぶりの がんばっちゃった登りに コーフンして眠れない ひとちがであ~る。
がぁーっ! がぁーっ!
がぁーーーーーつ!!
ライチョウの警戒音じゃありませんよぉー

イビキです

ラッキーだったのは ひとちがテントの両側は お姉さんたちだったこと。
となりの となりの となりのテントから聞こえる おじさんのでっかいイビキが 山にこだまする

次回は 耳栓持参で

時刻は7時、静かな山の夜は ふけていく。
翌朝!
素晴しいご来光を迎えた♪
テントの前に見える 地蔵岳のオベリスクと富士山の美しいシルエット。
きゃぁーっ♪
なんて綺麗♪
夜が明けきらないうちにテント泊のみなさんは 山頂に向かっていった・・・
(お気をつけて・・・)
とりのこされた ひとちがテント、山頂は昨日がんばっちゃったから 今日は ひたすら下るっきゃない

がんばりますよぉー!!
帰りの梯子は もっと怖い。
後ろ向きで降りないと危険であ~る。
ひょぇぇぇぇーーーーっ
長い 長い ながぁ~い登山道をひたすら下り続けた

登山口の竹宇駒ケ岳神社は大渋滞だった・・・
橋は行きかう人で なかなか渡ることができず、駐車場は空きスペースを待つ車で長い列ができている。
よかったぁー・・・・
横目で 混雑がキライな ひとしさんを チラチラ見る ちがこさん。
観光客は多かれど 大きなザックで勇壮に黒戸尾根を下ってきたのは ひとちがだけ。
妙に浮いているような気もしたけど 満足感でいっぱいだったよ。
(うん、うん

それにしても 汗くさぁーっ
尾白川の岸辺で涼を楽しむ人たちとは 対照的なふたりであ~る。
(うはははは!)
とっても とっても充実した山歩きができたね ひとしさん♪
またテント背負って 山ジプシーしよう

この記事へのコメント
うわぁ~っ、やりましたか・・・・黒戸尾根。
賢パパもあこがれているんですが、なかなか実行に移せないで今に至っています。
この間、日向山に行った時に見た錦滝コースの林道からの黒戸尾根・・・なかなか厳しそうですがチャレンジ意欲をかきたてられました。
歳とる前に登っておかないと・・・(もう既に歳とっていますが・・・・何か?)
賢パパもあこがれているんですが、なかなか実行に移せないで今に至っています。
この間、日向山に行った時に見た錦滝コースの林道からの黒戸尾根・・・なかなか厳しそうですがチャレンジ意欲をかきたてられました。
歳とる前に登っておかないと・・・(もう既に歳とっていますが・・・・何か?)
Posted by 賢パパ
at 2010年08月12日 06:06

賢パパさんへ♪
がんばりました・・・(涙。。。)
翌日は肩が痛くて 借金してるわけじゃにのに首が回りません・・・
長いコースでしたよ。
下りは飽きちゃいましたが最後まで根を上げないで慎重に。
それにしても 工場長さんもそうですが 日帰りなんてとんでもないですな・・・
実際 日帰りの人も多くいましたが 人間ワザじゃありません。
ほとんどの登山者は 甲斐駒から北沢峠にぬけていきました。
女性が最近多いとは聞いていましたが 単独テント泊の若いお姉さんたちってパワーありますよね。
賢パパさんもトライしてね♪
まだまだ若いんだから!
(うはははは!)
がんばりました・・・(涙。。。)
翌日は肩が痛くて 借金してるわけじゃにのに首が回りません・・・
長いコースでしたよ。
下りは飽きちゃいましたが最後まで根を上げないで慎重に。
それにしても 工場長さんもそうですが 日帰りなんてとんでもないですな・・・
実際 日帰りの人も多くいましたが 人間ワザじゃありません。
ほとんどの登山者は 甲斐駒から北沢峠にぬけていきました。
女性が最近多いとは聞いていましたが 単独テント泊の若いお姉さんたちってパワーありますよね。
賢パパさんもトライしてね♪
まだまだ若いんだから!
(うはははは!)
Posted by ひとちが
at 2010年08月12日 08:43

あれ、珍しい。
この天気では家で停滞ですか?
こっちも今日は動けません。
山行くとしたら明後日かなぁ~。
ちがこさんたちはどこかに登るんですか?
この天気では家で停滞ですか?
こっちも今日は動けません。
山行くとしたら明後日かなぁ~。
ちがこさんたちはどこかに登るんですか?
Posted by 賢パパ
at 2010年08月12日 09:18

うおおっ!!
行ってきましたかぁ~っ!!
最初の写真と最後の写真がイイですねっ!!
ココってですね。
日帰りで行くのもキツイですけど、、、
テン泊装備で行くのは同じぐらいキツイと思いますよ。
よく、、、ぐゎんばった。。。
あっぱれです。
俺は次はテン泊で厳寒期を考えてますデス。
行ってきましたかぁ~っ!!
最初の写真と最後の写真がイイですねっ!!
ココってですね。
日帰りで行くのもキツイですけど、、、
テン泊装備で行くのは同じぐらいキツイと思いますよ。
よく、、、ぐゎんばった。。。
あっぱれです。
俺は次はテン泊で厳寒期を考えてますデス。
Posted by 工場長 at 2010年08月12日 10:22
賢パパさんへ♪
そうなんです・・・
まだ ひとしさんは仕事で お休みは明日からです。
うひひひひ・・・
今年の夏休みは南アルプス攻め!
明日から聖と赤石へ♪
帰ってこれるかなぁー・・・・
そうなんです・・・
まだ ひとしさんは仕事で お休みは明日からです。
うひひひひ・・・
今年の夏休みは南アルプス攻め!
明日から聖と赤石へ♪
帰ってこれるかなぁー・・・・
Posted by ひとちが
at 2010年08月12日 17:02

工場長さんへ♪
ご無沙汰してま~す・・・
ひとしさん、青春してるでしょ!
(うはははは!)
何度も工場長さんの記録を読み返し 不安ながらも黒戸尾根を決行しました。
長い道のりですね、冬にテントで?
人間じゃないでしょ!
毎回、工場長さんの記録には驚かされます。
ひとちがっちは ほんのひとかじりしか歩けませんよぉー↓
これからもマイペースにがんばりますね♪
ご無沙汰してま~す・・・
ひとしさん、青春してるでしょ!
(うはははは!)
何度も工場長さんの記録を読み返し 不安ながらも黒戸尾根を決行しました。
長い道のりですね、冬にテントで?
人間じゃないでしょ!
毎回、工場長さんの記録には驚かされます。
ひとちがっちは ほんのひとかじりしか歩けませんよぉー↓
これからもマイペースにがんばりますね♪
Posted by ひとちが
at 2010年08月12日 17:06

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。