2010年11月12日
山小屋 VS テント泊!
2010/11/06・07
山のサンタクロースたち♪
南御室小屋
(赤石山脈北部エリア)

中 編
前編はこちらから♪
色々な出会いがある・・・
山小屋での暖炉を囲んでの楽しいひととき。
サンタクロースたちから 大きなプレゼントもらっちゃった♪
今回の山行にでかける数日前、ちがこさんは山小屋に電話した。
「もし もぉ~し、山小屋さんですか?
土曜に寝具なしの素泊で2名お願いしまぁ~す
」
でもって 小屋の混み具合を ついでに聞いてみた。
すると・・・
「お客さんを入れても 今のところ4名です。
もう寒いですから宿泊客は少ないですよ、本当に 寝具なしの素泊でいいんですかぁー
気温は夜になると氷点下5度以下になりますから真冬装備でお出かけください。」
とのこと
ええええーーーっ!
そ、そんなにサブイのぉーっ?
なんだか小屋の人の意味深な言葉
う~ん 怪しい・・・・
何かある・・・
ひとしさんとは テントはもう寒いからヤメにして 小屋もシュラフと食料を持ち込めば 混雑も気にしないで気軽に宿泊できるんじゃないかと 寝具なしの素泊と決めていたのであ~る
しかぁ~し、たった4名の宿泊者なら 重たい荷物を背負って 山を縦走しなくてもいいんじゃないかと・・・
(うししししし。)
やっぱり やぁ~めた!
「すんません、やっぱし 一泊二食でお願いしまぁ~す♪」
ひとしさんの了解も得ずに ころっと予定変更。
(ケチな ちがこさんとしては優秀な判断でしたな
)
前編の続きです。
鳳凰三山を縦走し、ゴキゲンで山を下り 南御室小屋に到着した ひとちが。

いくつかのテントを横目で チラリ。
日が暮れ始め 外は冷え始めていた。

テント泊の方には気の毒と思いながらも ひとちがは ウハウハであ~る。
うはははは!
今夜は ごはんももらえるし、暖かい小屋で のんびり楽しむもんねぇー
(わぁーい
)
さっそく手続きをする。
丁度、ひとちがと ほぼ同時に小屋に到着した2人の登山者がいた。

ん?
もしかして ひとちがの他 宿泊2名の方々?
夜叉神方面から登ってこられたみたいであ~る。
部屋に案内された。
暖炉の火が ほどよく部屋を暖めている。

広々した部屋には すでに到着して くつろいでいる お兄さんがひとり。
今夜は 全部で5名ってわけだぁー。
(ラッキー♪)
ひとちがの寝場所を確認、どかっとザックを降ろす。
床の間の上に 広い敷布団、毛布も敷かれ 掛け布団、毛布も温かそうであ~る
それにしても この小屋は清潔なのだ。
とても居心地よさそうじゃん!
(うん、うん
)
テント泊とは違い テントを張ることも食事の支度をすることもない。
同時に到着した2名の方たちは 暖炉の前を陣取り酒盛りを始めた。
うは!
ひとちがも お邪魔しまぁ~す♪
ずーずーしい ちがこさんのこと、さっさとコッヘルを出して 梅酒とツマミを机に並べる。
暖炉の上には やかんが チンチン音をたてて酒盛りを盛り上げてくれたよ。
はっ!
ちがこさん驚いた!!
目の前にいるのは
サンタクロース♪
フツーの登山者と思っていたが よくよく見ると やっぱりサンタクロースなのだ
きゃぁーーーーっ♪
赤いフリースを着た白いお髭の大柄なサンタ(宮川さん)と 青いダウンを着た小柄なサンタ(高橋さん)♪
ふたりとも髪も真っ白、どこから見てもサンタとしか言いようがない
「サンタクロースの おじいちゃんだぁー
」
思わず叫ぶ ちがこさん。
サンタクロースと呼ばれても否定しないんだから サンタクロースに間違いない
「何もあげないけどね!」
そう言って 青いサンタが笑う。
それから・・・・
食事の時間まで雑談が はじまった。
このサンタたち、実はスゴイ人たちなのだ!
お年は60代後半、ふたりとも大学時代から 山岳部、ワンダーフォーゲルに所属し、今日まで 海外の高山にも足を運ぶ お山のスペシャリストたち・・・
ふたりのお話は 面白く、赤いサンタと 青いサンタは交互に 色々な山の経験談を聞かせてくれたよ
(*高橋さんのホームページ、【山旅記】。海外のお山を中心に素晴しい山行記録を見ることができます。)
食事を済ませ、そしてまた呑みなおし・・・
(とても美味しい夕食でした。)

ふたりの話は尽きることはない。
小屋番さんの 「7時半 消灯です・・・」というまで楽しい話は続いた
また素晴しい人たちと出会うことができた。
まだ
クリスマスには ちょいと早いけど 山の楽しい話をプレゼントしてもらった ひとちがであ~る。
気の利いた小屋は 快適だった。
残念なことに 小屋の人たちとは ほとんど会話をすることはなかったけど 山小屋泊は
いいもんだ!(そう! そう!!)
夜は動けないほど重たい布団で 寒いこともなく
爆睡した ひとちがであった・・・
朝がきた。
お兄さんも サンタたちも山頂を目指して出発していった
(別れは淋しいもんですな
)
ひとちがは?
はははは!
のんびり下るだけですから・・・
小屋の前にあるトイレに寄ってから出発することにぃー
ところが
夜は 小屋の中にあるトイレを使わせてもらえるが 日中は外のトイレを利用する決まり。
水場の横にある女性トイレに立ち寄る ちがこさん。

トイレは3つある。
一番最初のドアを開けた。
がびーーーーん↓
こりゃ ちょいと無理かな
ちがこさんが見たものは・・・
(
写真では撮れないので 図解します
)

便器の場外で盛り上がっていた 立派な う○ち。
あ゛―――っ↓
犯人は
ちがこさんじゃありませんからねぇー
テント泊の方に 女性がいたかはわかりませんが、小屋に泊った女性は ちがこさんだけ。
疑われる可能性大!
慌てて二番目のトイレのドアを開ける。
へっ?
何か変だ。
何が変って 床が段差になっているのはいいけど 壁側に便器の後ろがあるので 用を足すのに不便じゃん

このトイレって便器のつけ方
間違ってませんかぁー?
とりあえず三番目のトイレのドアを開ける。
あは↓
便器がない。
床の上に便器型の穴が ぽこんと開いている

究極のトイレ三択!
さぁ、どれにする ちがこさん?
はははは
三番目で
変な汗をかいてしまった
苦笑いをしながら 小屋の前に戻ると ひとしさんが悲惨な顔で 男性トイレから戻ってきた。
「大変でしたぁー
」
ひとしさんの説明によると・・・

男性トイレはふたつある。
最初のトイレに入った所、大変なことに気がついた。
ドアの鍵が壊れている
でもって 扉が開いてしまうので 扉についている紐を 引っ張っていないと用が足せない。
(ひょぇぇーーーっ
)

落ち着かないので 二番目のトイレに入ってみた。
するとぉー・・・
扉に穴が開いている
丁度 立った位置で目の高さなのだ。
穴は5センチほどあるので 外から覗かれそうで落ち着かない。
(どうしれってか
)

究極のトイレ選択!
どうやら 穴のトイレに ひとしさんは入ったようだ。
あはははは
色んなことがあるもんですな。
ついでに もうひとつ、トイレの横には な、なんと 素泊小屋なるものがあった。
プレバブの畳の部屋には何もない

うがぁーーーっ!
超サブそうじゃんねぇーっ↓
山小屋の人の意味深な言葉が今ようやく理解できた ひとちが。
危うく凍死する所だった
あ゛―――っ
一泊二食にしといてよかった・・・
ようやく出発、帰り際にテント泊した登山者に声わかけてみる。
「テントどうでした?」
「サブくて大変でした。あるものすべて着込んでシュラフに潜って眠りましたが あまりの寒さで動けませんでした。テントの中も凍ってましたし
」
よ、よかったぁー
テント泊じゃなくて!
山小屋VSテント泊、今回の
勝利は 山小屋かな♪
今日もお天気なかなかじゃん!
さぁ、夜叉神峠へ向うよぉーっ♪
後編に続く・・・
山のサンタクロースたち♪
南御室小屋
(赤石山脈北部エリア)
中 編

色々な出会いがある・・・
山小屋での暖炉を囲んでの楽しいひととき。
サンタクロースたちから 大きなプレゼントもらっちゃった♪
今回の山行にでかける数日前、ちがこさんは山小屋に電話した。
「もし もぉ~し、山小屋さんですか?
土曜に寝具なしの素泊で2名お願いしまぁ~す

でもって 小屋の混み具合を ついでに聞いてみた。

「お客さんを入れても 今のところ4名です。
もう寒いですから宿泊客は少ないですよ、本当に 寝具なしの素泊でいいんですかぁー

気温は夜になると氷点下5度以下になりますから真冬装備でお出かけください。」
とのこと

ええええーーーっ!
そ、そんなにサブイのぉーっ?
なんだか小屋の人の意味深な言葉

う~ん 怪しい・・・・
何かある・・・
ひとしさんとは テントはもう寒いからヤメにして 小屋もシュラフと食料を持ち込めば 混雑も気にしないで気軽に宿泊できるんじゃないかと 寝具なしの素泊と決めていたのであ~る


(うししししし。)
やっぱり やぁ~めた!
「すんません、やっぱし 一泊二食でお願いしまぁ~す♪」
ひとしさんの了解も得ずに ころっと予定変更。
(ケチな ちがこさんとしては優秀な判断でしたな


鳳凰三山を縦走し、ゴキゲンで山を下り 南御室小屋に到着した ひとちが。
いくつかのテントを横目で チラリ。
日が暮れ始め 外は冷え始めていた。
テント泊の方には気の毒と思いながらも ひとちがは ウハウハであ~る。
うはははは!
今夜は ごはんももらえるし、暖かい小屋で のんびり楽しむもんねぇー

(わぁーい

さっそく手続きをする。
丁度、ひとちがと ほぼ同時に小屋に到着した2人の登山者がいた。
ん?
もしかして ひとちがの他 宿泊2名の方々?
夜叉神方面から登ってこられたみたいであ~る。
部屋に案内された。
暖炉の火が ほどよく部屋を暖めている。
広々した部屋には すでに到着して くつろいでいる お兄さんがひとり。
今夜は 全部で5名ってわけだぁー。
(ラッキー♪)
ひとちがの寝場所を確認、どかっとザックを降ろす。
床の間の上に 広い敷布団、毛布も敷かれ 掛け布団、毛布も温かそうであ~る

それにしても この小屋は清潔なのだ。
とても居心地よさそうじゃん!
(うん、うん

テント泊とは違い テントを張ることも食事の支度をすることもない。
同時に到着した2名の方たちは 暖炉の前を陣取り酒盛りを始めた。
うは!
ひとちがも お邪魔しまぁ~す♪
ずーずーしい ちがこさんのこと、さっさとコッヘルを出して 梅酒とツマミを机に並べる。
暖炉の上には やかんが チンチン音をたてて酒盛りを盛り上げてくれたよ。

ちがこさん驚いた!!
目の前にいるのは
サンタクロース♪
フツーの登山者と思っていたが よくよく見ると やっぱりサンタクロースなのだ

きゃぁーーーーっ♪

ふたりとも髪も真っ白、どこから見てもサンタとしか言いようがない

「サンタクロースの おじいちゃんだぁー

思わず叫ぶ ちがこさん。
サンタクロースと呼ばれても否定しないんだから サンタクロースに間違いない

「何もあげないけどね!」
そう言って 青いサンタが笑う。
それから・・・・
食事の時間まで雑談が はじまった。
このサンタたち、実はスゴイ人たちなのだ!
お年は60代後半、ふたりとも大学時代から 山岳部、ワンダーフォーゲルに所属し、今日まで 海外の高山にも足を運ぶ お山のスペシャリストたち・・・
ふたりのお話は 面白く、赤いサンタと 青いサンタは交互に 色々な山の経験談を聞かせてくれたよ

(*高橋さんのホームページ、【山旅記】。海外のお山を中心に素晴しい山行記録を見ることができます。)
食事を済ませ、そしてまた呑みなおし・・・
(とても美味しい夕食でした。)
ふたりの話は尽きることはない。
小屋番さんの 「7時半 消灯です・・・」というまで楽しい話は続いた

また素晴しい人たちと出会うことができた。
まだ

気の利いた小屋は 快適だった。
残念なことに 小屋の人たちとは ほとんど会話をすることはなかったけど 山小屋泊は
いいもんだ!(そう! そう!!)



お兄さんも サンタたちも山頂を目指して出発していった

(別れは淋しいもんですな

ひとちがは?
はははは!
のんびり下るだけですから・・・
小屋の前にあるトイレに寄ってから出発することにぃー



夜は 小屋の中にあるトイレを使わせてもらえるが 日中は外のトイレを利用する決まり。
水場の横にある女性トイレに立ち寄る ちがこさん。

一番最初のドアを開けた。
がびーーーーん↓
こりゃ ちょいと無理かな

ちがこさんが見たものは・・・
(



便器の場外で盛り上がっていた 立派な う○ち。
あ゛―――っ↓
犯人は
ちがこさんじゃありませんからねぇー
テント泊の方に 女性がいたかはわかりませんが、小屋に泊った女性は ちがこさんだけ。
疑われる可能性大!
慌てて二番目のトイレのドアを開ける。

何か変だ。
何が変って 床が段差になっているのはいいけど 壁側に便器の後ろがあるので 用を足すのに不便じゃん


このトイレって便器のつけ方
間違ってませんかぁー?
とりあえず三番目のトイレのドアを開ける。
あは↓
便器がない。
床の上に便器型の穴が ぽこんと開いている


究極のトイレ三択!
さぁ、どれにする ちがこさん?
はははは

三番目で

変な汗をかいてしまった

苦笑いをしながら 小屋の前に戻ると ひとしさんが悲惨な顔で 男性トイレから戻ってきた。
「大変でしたぁー


男性トイレはふたつある。
最初のトイレに入った所、大変なことに気がついた。
ドアの鍵が壊れている

でもって 扉が開いてしまうので 扉についている紐を 引っ張っていないと用が足せない。
(ひょぇぇーーーっ


落ち着かないので 二番目のトイレに入ってみた。
するとぉー・・・
扉に穴が開いている

丁度 立った位置で目の高さなのだ。
穴は5センチほどあるので 外から覗かれそうで落ち着かない。
(どうしれってか


究極のトイレ選択!
どうやら 穴のトイレに ひとしさんは入ったようだ。
あはははは

色んなことがあるもんですな。
ついでに もうひとつ、トイレの横には な、なんと 素泊小屋なるものがあった。
プレバブの畳の部屋には何もない

うがぁーーーっ!
超サブそうじゃんねぇーっ↓
山小屋の人の意味深な言葉が今ようやく理解できた ひとちが。
危うく凍死する所だった

あ゛―――っ
一泊二食にしといてよかった・・・

「テントどうでした?」
「サブくて大変でした。あるものすべて着込んでシュラフに潜って眠りましたが あまりの寒さで動けませんでした。テントの中も凍ってましたし

よ、よかったぁー
テント泊じゃなくて!
山小屋VSテント泊、今回の

今日もお天気なかなかじゃん!
さぁ、夜叉神峠へ向うよぉーっ♪

この記事へのコメント
はははぁ~っ、やっぱりただでは終わらなかった!
十分楽しませていただきましたよ。
で、今週もどっかに登るんですかぁ~?
十分楽しませていただきましたよ。
で、今週もどっかに登るんですかぁ~?
Posted by 賢パパ
at 2010年11月12日 20:35

賢パパさんへ♪
ほほほ!
今週は ひとちが別行動です・・・
それはブログで・・・
もしや ふたりのピンチとか?
あるわけないか・・・
ほほほ!
今週は ひとちが別行動です・・・
それはブログで・・・
もしや ふたりのピンチとか?
あるわけないか・・・
Posted by ひとちが
at 2010年11月14日 10:12

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