2011年01月04日
雪崩の恐怖・・・
2011/1/2
冬山の醍醐味♪
八子ヶ峰
(北八ヶ岳エリア)
全山行 214回
百名山 40座

標高 東峰 1869m 西峰 1833m
天気
曇り・
晴れ
山行時間 6時間
〈コース〉自宅(5:00)-しらかば2in1スキー場(8:30)-尾根(10:00)-東峰(10:20)-ヒュッテ アルビレオ-女ノ神茶屋(蓼科山登山口 11:00-11:10)-ヒュッテ アルビレオ(12:05)-東峰(12:45)-西峰(1:05)-しらかば2in1スキー場(2:30)
ズッ
鈍い音がした。
山の壁面に亀裂が入ったのだ・・・
ひとしさんが危ない!
どうしたらいい?
「ひとしさん、動かないで 雪崩れるから・・・」
傾斜50度はあろうスキー場横の急斜面、尾根まであと1/5地点まで到達していた。
今、一歩でも動けば ひとしさんは間違いなく雪崩と共に落ちていくだろう・・・
蓼科山に登る予定だった
地図を眺めながら ちがこさんは欲張った。
(これが失敗の基でしたな
)
「ひとしさぁ~ん、どうせ蓼科山に登るんなら 八子ヶ峰も経由してかない? 峰の直下にスキー場があるから そこに車を停めよう
」
早朝、予定通り白樺湖から2in1スキー場の東駐車場に車を停める。
100mほど西にも駐車場はあるのだが 少しでも峰まで直登したい ひとちがとしては最短距離の東駐車場の方が便利なんじゃないかと思ったのであ~る。
甘かった・・・

スキー場を登れば簡単に峰まで到達できるはずだった
ところが スキー場を登ることは安全のため禁止とされており 仕方なく薦められたスキー場をはずれた 東側の樹林帯付近を登ることにした。
(あちゃぁーっ
)
どんよりと暗い天気、今にも雪が落ちてきそうな
美しく樹氷のついた林を横目に見ながら登り始める。

ズボ ズボ ズボ ズボッ
埋まる
それにしても スキー場から外れると こんなにも雪が深く積もっているのか?
先頭を行く ひとしさんはスノーシューを履いているとはいえ、脛まで埋まる程のトレースのない山の斜面をラッセルしながら進まなければいけなかった
(ふんがぁー
)

ともかく歩きにくい、どこを登ればいいんだろう
地図では 峰に近づく程 等高線の間隔は狭くなり急斜度を示していた。
(ひょぇぇぇーーーっ
)
なるべく なだらかに登っていきたい ひとちがではあったが、スキー場を登ることができないんだから 多少 急だろうが大変だろうが がんばるしかないのだ。
その上、夏場ならリフトを使わなくても登ることができる 夏道を歩けばよいが ここまで雪が深くなり 歩く人など誰もいない山の斜面、道なき道を選んで歩くしかない。
(はぁぁぁ。。。)
益々 傾斜は厳しくなっていく
急斜面は スノーシューでは歩きにくく、直登するには傾斜がキツすぎた。

ひとしさんは スキー場側に ゆるやかに山を巻くようにして高度をあげていった。
下を見れば 雪のすべり台、転べば止まらないかも
(怖いよぉ~~っ
)
足をすべらせるわけにはいかない。

樹林帯側には 軟らかいフワフワの雪が深く積もり歩きにくい。
スキー場側は 雪は浅く、斜度はキツイがゆっくり登ればなんとか進めるように思えた。
笑顔で振り返る ひとしさん。

その瞬間
ズッ
鈍い音がした。
山の壁面に亀裂が入った
日当たりがスキー場側の斜面は 積もった雪が緩んでいたのだ。
音がした瞬間に ひとしさんを巻くように10m四方に弧を描くように 深く亀裂が入ったのが見えた。
ひとしさんは気づいていないようであ~る
うわぁぁぁぁーーーっ!
ひ、ひとしさんが危ない!
どうしたらいい?
傾斜50度はあろうスキー場横の急斜面、尾根まであと1/5地点に到達していた。
今、一歩でも動けば ひとしさんは間違いなく雪崩と共に落ちていくだろう・・・
想像した瞬間 体が一瞬凍った
「ひとしさん、山に亀裂が入った、進めば雪崩れるかもしれないから 静かにこっちに戻って。」
えっ?
っといった顔で ひとしさんが振り返った。
いつもにはない ちがこさんの真剣な顔、当然 ひとしさんも表情が険しい。
先日、大山で雪崩事故のため数名の尊い命の火が消えた。
同じスキー場での出来事、ひとちがだけでなく 雪崩れた先にはたくさんのスキー客がいるのだ・・・
ひとちが ぴ~~んち!!
スノーシューでは後退することは不可能、方向転換しようとしても 急斜面のためスノーシーューでは上手く方向転換できないのだ。
いつもになく動揺、転び転落しそうになる ちがこさん。
(ひょぇぇぇーーーっ
)
音、振動をたててはいけない。
そろり そろりと慎重に戻る
ズッ
また雪がずれる
怖い・・・
恐怖に体が震え止らなかった。
なんとか安全地帯まで戻ることができた。
雪崩なくて
よかったぁーっ・・・
このルートでは峰には到達できないだろう。
(ダメじゃん
)
樹林帯方向を物色。
ん?
いい具合に林道のようなスペースの道らしきものが
(ラッキー♪)

雪は深いが進むっきゃない
遠回りにはなるけど 樹林帯を歩けば雪崩ることもないもんね。
膝丈の深い雪を ひとしさんはラッセルしていった。
がんばれぇーっ!!

少しずつ標高を上げる。
山の上を ちらちら見上げる ちがこさん。
どこか直登できる場所はないかと探していたのだ。
峰には到達できなくても 目的は蓼科山、登山口まで山を巻いて進むことができればラッキー。
八子ヶ峰には帰路に立ち寄ればいい。
しかし、とうとう行き止ってしまった
(ふぇぇーーーん
)

「この先は道がないようですよ。」
腰まであるササには雪が積もり、足を踏み入れれば深い。
その上、ササがスノーシューに絡みつき歩きにくいのだ。
樹林帯の枯れ枝も隙間なく枝が広がり これ以上進むことはできそうにもなかった
「少しもどろ♪ 山の斜面に登れそうな場所があったから
」
20mほど戻った場所、尾根が見える場所があったのを ちがこさんは確認していた。
ササは同じように深いが 上手く木につかまりながら登ればなんとかなるかも。
(始まっちゃいました ちがこさんの無謀なる挑戦がぁー
)
振り返ると ひとしさんが不満そうな顔をしている。
「私は下に下れば道路に出るからいいと思いますけど
」
確かに道路の確認はできていた。
しかし、道に出るってことは道路に従って山を巻かなくてはいけない = 長い距離を歩くことになる。
どう考えても上に向った方が早いじゃんねぇーっ
「登って様子を見てくるから待ってて!」
そう言うと ちがこさんはササを掻き分け山の斜面を直登しはじめた。
これぞ 冬山の醍醐味!
道なき道を進む ちがこさん
がさ がさ がさ がさ・・・

うっへぇーーーっ
こりゃ大変だぁーーーーっ!!
かなりの体力がいる
それでも進む
よっしゃ、樹林帯から出たぞぉーっ
「ひとしさぁ~ん、でたよぉーーーっ
」
おきざりにして見えなくなった ひとしさんに大声で叫んだ。
雪の積もったササをラッセルしながら ようやく尾根にでた。
やったぁーーーーっ♪
大喜びの ちがこさん。
自慢そうに ひとしさんが登ってくるのを待っていた。
数分後・・・
ひとしさんが登ってきた。
げっ・・・・
赤鬼登場!
(節分には まだ早いんですけど
)
ひとしさんは猛烈に怒っていたのだ
ダメだと反対したのに 勝手に ちがこさんが先に進んだから
ごめん・・・
ちがこさん、反省
ようやく尾根に出たものの、いったい自分達がどのあたりにいるのかわからない
たぶん、この辺りかと目星をつけ 尾根を蓼科山登山口方向に向って歩き出した。
「ここまできたけど かなりの体力を使っちゃいました、時間も予想以上にかかって蓼科山は ちょっと無理そうですね
」
いいんじゃない
予定変更、今日は八子ヶ峰を楽しめば
(あはは!)
ってことで とりあえず登山口まで向うことにぃー♪
稜線は 美しい樹氷が尾根を飾っている

黒い雲は 蓼科山、八ヶ岳の山頂付近にかかり どんよりとしていた。
トレースはないけどコースはしっかりあるので迷う心配もなし。
楽しいスノーシューハイキングの始まりだぁーっ♪

いっくよぉ~っ!!
しばらく歩くと なんと東峰に到着
ようやく自分達がいる場所を把握することができた ひとちが。

ヒュッテ アルビレオを通過する。
(山頂はここみたいです。)
冬季閉鎖、ここからは素晴しい星の輝きを 夏場楽しむことができる場所なのであ~る
青空が見え始めた。
北横岳も顔を出す

天気がよくなると 樹氷は白く美しい姿が倍増するねぇー

尾根をアップダウンして蓼科山の登山口にようやく到着
時刻は11時。
これから蓼科山を登って下るのには やはり時間が足りない。
日が暮れるのが早い冬場、雪も考慮すれば このままピストンで 八子ヶ峰を楽しむ方が無難であ~る。
(仕方ありませんな
)
ささっとランチを済ませて また尾根に向って登り始めた。

よぉ~く考えてみれば 最初から欲張らず この登山口に駐車場にすれば 蓼科山に向うこともできたし、こんな大変な山歩きもしないで 八子ヶ峰も歩けたはず

あ゛――――っ
今回は ちがこさんの 完全なる計画ミスです
まあ、いいとしましょう!
ステキな尾根を歩けるんだから♪

再びヒュッテまで登る。


どんどん天気は回復しぃー
青空に 美しい尾根が ひとちがを歓迎してくれる。

綺麗だねぇーっ!

写真を撮りまくる ひとしさん

東峰を通過、蓼科山の絶景地にきた。
数人の登山者が展望地から 顔を出した蓼科山の美しい姿を眺めていた。
きゃぁーっ♪
ひとちがもぉーっ!!

ん?
展望を楽しむ人の前には 一本の道があった。
尾根からはずれ、とんでもない樹林帯から続いている踏み跡

「変な人がいるもんだ、なんであんな場所からでてきたのかな?」
ん?
あれって もしかして ひとちがのだったりして!
やっぱしよく見ると それは ちがこさんが がんばって登ったトレースに間違いなかった。
ぶっ!
なんじゃん、朝はほとんど周りの景色が どんよりしていたでわからなかったけど、絶景ポイントだったんだ・・・
(はははは
)
うが
うが進む。
やっぱり尾根歩きはいいね♪
(うん、うん
)

リフトを使い、登山者たちがスノーシューを楽しんでいる。
ひとちがも リフト代をケチんなきゃよかったのか?
(反省すること多々ありマス
)
目的の西峰に到着
(やったね!)

ここはリフトの最高地点でもある。
たくさんのスキー&スノボーを楽しむ人で賑わう山頂。
(賑やかですなぁー
)

下山しよう。
今度はスキー場の西側の山斜面を下ることにした。
うほほ!
やはり 埋まる!
下りなので楽しいけどね。

はぁぁぁ・・・
同じ登るなら 西側の方がずっと楽チンだったかも

下ってきた山を見上げ、そんなことを
ぶぅたれる ひとちがであった
スキー場のエリアに到着

新年早々 ヤバイ山歩きでしたな ひとしさん。
次回は もうちょっと計画を慎重に 欲張り過ぎないようにしようね♪
帰り道、白樺湖にある すずらんの湯 におじゃました ひとちがでした
冬山の醍醐味♪
八子ヶ峰
(北八ヶ岳エリア)
全山行 214回
百名山 40座
標高 東峰 1869m 西峰 1833m
天気


山行時間 6時間
〈コース〉自宅(5:00)-しらかば2in1スキー場(8:30)-尾根(10:00)-東峰(10:20)-ヒュッテ アルビレオ-女ノ神茶屋(蓼科山登山口 11:00-11:10)-ヒュッテ アルビレオ(12:05)-東峰(12:45)-西峰(1:05)-しらかば2in1スキー場(2:30)
ズッ
鈍い音がした。
山の壁面に亀裂が入ったのだ・・・
ひとしさんが危ない!
どうしたらいい?
「ひとしさん、動かないで 雪崩れるから・・・」
傾斜50度はあろうスキー場横の急斜面、尾根まであと1/5地点まで到達していた。
今、一歩でも動けば ひとしさんは間違いなく雪崩と共に落ちていくだろう・・・
蓼科山に登る予定だった

地図を眺めながら ちがこさんは欲張った。
(これが失敗の基でしたな

「ひとしさぁ~ん、どうせ蓼科山に登るんなら 八子ヶ峰も経由してかない? 峰の直下にスキー場があるから そこに車を停めよう

早朝、予定通り白樺湖から2in1スキー場の東駐車場に車を停める。
100mほど西にも駐車場はあるのだが 少しでも峰まで直登したい ひとちがとしては最短距離の東駐車場の方が便利なんじゃないかと思ったのであ~る。
甘かった・・・
スキー場を登れば簡単に峰まで到達できるはずだった

ところが スキー場を登ることは安全のため禁止とされており 仕方なく薦められたスキー場をはずれた 東側の樹林帯付近を登ることにした。
(あちゃぁーっ

どんよりと暗い天気、今にも雪が落ちてきそうな

美しく樹氷のついた林を横目に見ながら登り始める。
ズボ ズボ ズボ ズボッ
埋まる

それにしても スキー場から外れると こんなにも雪が深く積もっているのか?
先頭を行く ひとしさんはスノーシューを履いているとはいえ、脛まで埋まる程のトレースのない山の斜面をラッセルしながら進まなければいけなかった

(ふんがぁー

ともかく歩きにくい、どこを登ればいいんだろう

地図では 峰に近づく程 等高線の間隔は狭くなり急斜度を示していた。
(ひょぇぇぇーーーっ

なるべく なだらかに登っていきたい ひとちがではあったが、スキー場を登ることができないんだから 多少 急だろうが大変だろうが がんばるしかないのだ。
その上、夏場ならリフトを使わなくても登ることができる 夏道を歩けばよいが ここまで雪が深くなり 歩く人など誰もいない山の斜面、道なき道を選んで歩くしかない。
(はぁぁぁ。。。)
益々 傾斜は厳しくなっていく

急斜面は スノーシューでは歩きにくく、直登するには傾斜がキツすぎた。
ひとしさんは スキー場側に ゆるやかに山を巻くようにして高度をあげていった。
下を見れば 雪のすべり台、転べば止まらないかも

(怖いよぉ~~っ

足をすべらせるわけにはいかない。
樹林帯側には 軟らかいフワフワの雪が深く積もり歩きにくい。
スキー場側は 雪は浅く、斜度はキツイがゆっくり登ればなんとか進めるように思えた。
笑顔で振り返る ひとしさん。
その瞬間

ズッ
鈍い音がした。
山の壁面に亀裂が入った

日当たりがスキー場側の斜面は 積もった雪が緩んでいたのだ。
音がした瞬間に ひとしさんを巻くように10m四方に弧を描くように 深く亀裂が入ったのが見えた。
ひとしさんは気づいていないようであ~る

うわぁぁぁぁーーーっ!
ひ、ひとしさんが危ない!
どうしたらいい?
傾斜50度はあろうスキー場横の急斜面、尾根まであと1/5地点に到達していた。
今、一歩でも動けば ひとしさんは間違いなく雪崩と共に落ちていくだろう・・・
想像した瞬間 体が一瞬凍った

「ひとしさん、山に亀裂が入った、進めば雪崩れるかもしれないから 静かにこっちに戻って。」

っといった顔で ひとしさんが振り返った。
いつもにはない ちがこさんの真剣な顔、当然 ひとしさんも表情が険しい。

同じスキー場での出来事、ひとちがだけでなく 雪崩れた先にはたくさんのスキー客がいるのだ・・・
ひとちが ぴ~~んち!!
スノーシューでは後退することは不可能、方向転換しようとしても 急斜面のためスノーシーューでは上手く方向転換できないのだ。
いつもになく動揺、転び転落しそうになる ちがこさん。
(ひょぇぇぇーーーっ

音、振動をたててはいけない。
そろり そろりと慎重に戻る

ズッ
また雪がずれる

怖い・・・
恐怖に体が震え止らなかった。
なんとか安全地帯まで戻ることができた。
雪崩なくて
よかったぁーっ・・・
このルートでは峰には到達できないだろう。
(ダメじゃん


ん?
いい具合に林道のようなスペースの道らしきものが

(ラッキー♪)
雪は深いが進むっきゃない

遠回りにはなるけど 樹林帯を歩けば雪崩ることもないもんね。
膝丈の深い雪を ひとしさんはラッセルしていった。
がんばれぇーっ!!
少しずつ標高を上げる。
山の上を ちらちら見上げる ちがこさん。
どこか直登できる場所はないかと探していたのだ。
峰には到達できなくても 目的は蓼科山、登山口まで山を巻いて進むことができればラッキー。
八子ヶ峰には帰路に立ち寄ればいい。
しかし、とうとう行き止ってしまった

(ふぇぇーーーん

「この先は道がないようですよ。」
腰まであるササには雪が積もり、足を踏み入れれば深い。
その上、ササがスノーシューに絡みつき歩きにくいのだ。
樹林帯の枯れ枝も隙間なく枝が広がり これ以上進むことはできそうにもなかった

「少しもどろ♪ 山の斜面に登れそうな場所があったから

20mほど戻った場所、尾根が見える場所があったのを ちがこさんは確認していた。
ササは同じように深いが 上手く木につかまりながら登ればなんとかなるかも。
(始まっちゃいました ちがこさんの無謀なる挑戦がぁー

振り返ると ひとしさんが不満そうな顔をしている。
「私は下に下れば道路に出るからいいと思いますけど

確かに道路の確認はできていた。
しかし、道に出るってことは道路に従って山を巻かなくてはいけない = 長い距離を歩くことになる。
どう考えても上に向った方が早いじゃんねぇーっ

「登って様子を見てくるから待ってて!」
そう言うと ちがこさんはササを掻き分け山の斜面を直登しはじめた。
これぞ 冬山の醍醐味!
道なき道を進む ちがこさん

がさ がさ がさ がさ・・・
うっへぇーーーっ
こりゃ大変だぁーーーーっ!!
かなりの体力がいる

それでも進む

よっしゃ、樹林帯から出たぞぉーっ

「ひとしさぁ~ん、でたよぉーーーっ

おきざりにして見えなくなった ひとしさんに大声で叫んだ。
雪の積もったササをラッセルしながら ようやく尾根にでた。
やったぁーーーーっ♪
大喜びの ちがこさん。
自慢そうに ひとしさんが登ってくるのを待っていた。
数分後・・・
ひとしさんが登ってきた。
げっ・・・・
赤鬼登場!
(節分には まだ早いんですけど

ひとしさんは猛烈に怒っていたのだ

ダメだと反対したのに 勝手に ちがこさんが先に進んだから

ごめん・・・
ちがこさん、反省

ようやく尾根に出たものの、いったい自分達がどのあたりにいるのかわからない

たぶん、この辺りかと目星をつけ 尾根を蓼科山登山口方向に向って歩き出した。
「ここまできたけど かなりの体力を使っちゃいました、時間も予想以上にかかって蓼科山は ちょっと無理そうですね

いいんじゃない

予定変更、今日は八子ヶ峰を楽しめば

(あはは!)
ってことで とりあえず登山口まで向うことにぃー♪
稜線は 美しい樹氷が尾根を飾っている

黒い雲は 蓼科山、八ヶ岳の山頂付近にかかり どんよりとしていた。
トレースはないけどコースはしっかりあるので迷う心配もなし。
楽しいスノーシューハイキングの始まりだぁーっ♪
いっくよぉ~っ!!
しばらく歩くと なんと東峰に到着

ようやく自分達がいる場所を把握することができた ひとちが。
ヒュッテ アルビレオを通過する。
(山頂はここみたいです。)
冬季閉鎖、ここからは素晴しい星の輝きを 夏場楽しむことができる場所なのであ~る

青空が見え始めた。
北横岳も顔を出す

天気がよくなると 樹氷は白く美しい姿が倍増するねぇー

尾根をアップダウンして蓼科山の登山口にようやく到着

時刻は11時。
これから蓼科山を登って下るのには やはり時間が足りない。
日が暮れるのが早い冬場、雪も考慮すれば このままピストンで 八子ヶ峰を楽しむ方が無難であ~る。
(仕方ありませんな

ささっとランチを済ませて また尾根に向って登り始めた。
よぉ~く考えてみれば 最初から欲張らず この登山口に駐車場にすれば 蓼科山に向うこともできたし、こんな大変な山歩きもしないで 八子ヶ峰も歩けたはず

あ゛――――っ
今回は ちがこさんの 完全なる計画ミスです

まあ、いいとしましょう!
ステキな尾根を歩けるんだから♪
再びヒュッテまで登る。
どんどん天気は回復しぃー

青空に 美しい尾根が ひとちがを歓迎してくれる。
綺麗だねぇーっ!
写真を撮りまくる ひとしさん

東峰を通過、蓼科山の絶景地にきた。
数人の登山者が展望地から 顔を出した蓼科山の美しい姿を眺めていた。
きゃぁーっ♪
ひとちがもぉーっ!!

展望を楽しむ人の前には 一本の道があった。
尾根からはずれ、とんでもない樹林帯から続いている踏み跡

「変な人がいるもんだ、なんであんな場所からでてきたのかな?」

あれって もしかして ひとちがのだったりして!
やっぱしよく見ると それは ちがこさんが がんばって登ったトレースに間違いなかった。
ぶっ!
なんじゃん、朝はほとんど周りの景色が どんよりしていたでわからなかったけど、絶景ポイントだったんだ・・・
(はははは



やっぱり尾根歩きはいいね♪
(うん、うん

リフトを使い、登山者たちがスノーシューを楽しんでいる。
ひとちがも リフト代をケチんなきゃよかったのか?
(反省すること多々ありマス

目的の西峰に到着

(やったね!)
ここはリフトの最高地点でもある。
たくさんのスキー&スノボーを楽しむ人で賑わう山頂。
(賑やかですなぁー

下山しよう。
今度はスキー場の西側の山斜面を下ることにした。
うほほ!
やはり 埋まる!
下りなので楽しいけどね。
はぁぁぁ・・・
同じ登るなら 西側の方がずっと楽チンだったかも

下ってきた山を見上げ、そんなことを


スキー場のエリアに到着

新年早々 ヤバイ山歩きでしたな ひとしさん。
次回は もうちょっと計画を慎重に 欲張り過ぎないようにしようね♪


この記事へのコメント
ひとちがさん
明けましておめでとうございます。
それにしても、、うふふ、、。
私なんか、決して、八子ケ峰経由で蓼科山なんて、考えませんが、、、
最初タイトル見たとき、白樺湖方面から、往復したものと
思いました。
どうなんでしょうか、そうするのは、、、。
Y-chan
明けましておめでとうございます。
それにしても、、うふふ、、。
私なんか、決して、八子ケ峰経由で蓼科山なんて、考えませんが、、、
最初タイトル見たとき、白樺湖方面から、往復したものと
思いました。
どうなんでしょうか、そうするのは、、、。
Y-chan
Posted by Y-chan at 2011年01月05日 19:08
Yちゃんへ♪
そうなんです・・・
八子ヶ峰に行くなら やっぱり白樺湖からの方がいいですよね・・・
今回の計画は 大失敗でしたな。
蓼科山の登山口には たくさん車があって登山者が多かったようです。
ひとちが、指をくわえて見てるしかありませんでした。
非常に残念・・・
また出直します。
八子ヶ峰は 家族で冬山を楽しむにはすごくいいですね♪
すえちせも行きたかったみたい。
そうなんです・・・
八子ヶ峰に行くなら やっぱり白樺湖からの方がいいですよね・・・
今回の計画は 大失敗でしたな。
蓼科山の登山口には たくさん車があって登山者が多かったようです。
ひとちが、指をくわえて見てるしかありませんでした。
非常に残念・・・
また出直します。
八子ヶ峰は 家族で冬山を楽しむにはすごくいいですね♪
すえちせも行きたかったみたい。
Posted by ひとちが
at 2011年01月06日 18:17

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