2016年07月27日
岐阜珍道中♪ Ⅲ
2016/07/16
薬師の霊泉
恵那ラヂウム温泉館

10年の間 すえちせと旅して泊まった宿は数知れず
その中でも記憶に残るのは 新しいとか豪華とかぢゃなく
多少古かろうが ご飯が地味だろうが 記憶に残る笑える宿だ
今回の宿はこれまで泊まった宿の中でも
三本指に入る異色の不思議な笑える宿
これまでの笑える宿といえば
・赤城総本家(群馬・赤城山麓)
・舞子屋(滋賀・琵琶湖周辺)
恵那ラヂウム温泉館はその宿たちに並ぶ
この宿を予約したのは二日前
三連休の初日の土曜に空き部屋があっただけでも奇跡的
それもアニメティーこそついてはいないが
一泊二食付のお値打ちコース
予約電話で宿の女将が確認する
4人では8畳の部屋は狭いですがよろしいですか?
いいです いいです
ご飯を食べさせてもらって温泉に入って
お布団で寝ることができれば十分です
格安・土曜宿泊・温泉
それだけ揃えば文句なし
さて 到着した温泉館
立派な木曽石と赤と黒のインパクトある建物がお出迎え

現代的な建物と違い
まるで宮崎アニメの世界を想わせるような不思議な建物だ
建築当初は高級感ある一大温泉リゾートだったのか?
昔はともかく 時代は流れ今はレトロな建物?
施設も少し変わっている
敷地内には個室の建物が迷路のように点在

本日 ひとちが一行が宿泊するのは本館
敷地内だけの散策でも十分楽しめそうだ
入口を入ると飼育箱の鈴虫の鳴き声が涼しげで
並んだ民芸品と壁にかかる絵が印象的

この絵は末のお嬢さんが描かれたそうで
最近大きな賞を頂いたとか


温泉館を訪れた有名人たちと女将とのツーショット
写真は古く撮影された有名人たちが妙に若い

本館には離れ部屋の宿泊者たちが食事をする座敷が並ぶ
お洒落な料亭のような造りがなんともいい

そして一番奥の小さな入口の部屋が
ひとちが一行がお世話になる部屋だった
座敷が足りない場合の緊急部屋?
通常はあまり使われない部屋らしく
二日前に突如予約した4人の客をもてなすために
用意してくれたようだ
座敷が壁一枚で隣接しているため宴会でもあれば
当然夜遅くまで賑やかなわけで・・・
孤立して建つ離れ部屋や本館の宿泊専用の部屋とは
ちょっと違うのは当然のこと

横並びの座敷に比べ地味
自分の履物と宿のスリッパ4人分 合計8足では
玄関の引き戸がまともに閉まらない
どうすりゃいいの
本来なら廊下の先に続く少し離れたこちらの部屋に
宿泊できるらしいのだが なんせ2日前の予約ゆえ
狭かろうがボロかろうが文句は言えない

入った部屋は古めかしく すでに布団はスタンバイ
壁やふすま・障子も見た目はきれいだけど
4人分の布団を並べては敷くことは不可能
座卓や机は縁側に出すしかない

部屋の縁側からの景色といえば
よく言えば日本式庭 悪く言えば笹ヤブ

網戸を空ければ間違いなくやぶ蚊が進入するだろう

ねぇー 窓開けない方がいいよね?
なんか微妙に暑いし空気の入れ替えしたいから
網戸にしてエアコンかければ?
ちせこさんの言葉にエアコンをつけようとした

周囲を見回したが肝心なリモコンがない
ありゃん?
どうやってつけたらいいのかな?
よく見るとお金を入れて動く式?

でもガムテープが貼ってあるから違うようだ
エアコンに張り紙があったので読んでみた

あ~そうなんだ
蓋を開けてスイッチオン
ブオオオオオ~
いきなり出てきた風は
カビ臭バリバリ
ぎょぇぇぇ。。。
くさぁ~
あまりの臭さに一行顔を歪める
どうします?
エアコンなしじゃ サウナみたいに
なっちゃいますぅー
仕方ないのでエアコンつけっぱ網戸開けっ放し
まいりましたね
この臭いなんとかなるんでしょうか?
カビ臭が収まるまで外にいればいいよ
今度は入口で何かガチャガチャ
ちせこさんと すえたろうさんがやっている
ねぇー 引き戸が開かないよ
え゛?
まさか鍵壊しちゃった?
ひとしさんが開けようとしても
やっぱり引き戸はがっちり鍵がかかったまま
困りましたね
部屋から電話して開けてもらうしかありませんね
急いでかけつけた女将と鍵職人?
手慣れた手つきで引き戸を外し
レールに油を引いて鍵を調整

簡単なようで意外と難しい引き戸の鍵
すいませんでしたね
今日は混み合っているので手がかけらなくて
いやぁ~ いやぁ~
手はかけなくてもいいですけど
部屋から出られないのは困りますから・・・
一件落着
夜中トイレに行きたくても鍵が
開かなくなったら大変と念入りに
鍵をチェックする すえたろうさん
ガチャ ガチャ ガチャ
右にまわしたり 左にまわしたり

ちょっとー いいかげんにしなよ
また鍵壊れたらどうすんの
半キレになって ちせこさんが叫ぶ
まぁ まぁ
直してもらった鍵はお世辞にも
調子いいとはいえないため不安
ようやく落ち着いたので部屋から出て
宿をウロウロ散策してみることにした
部屋の入口を出て左に進むと
通路の突き当たりが洗面所

流しには古ぼけた金ダライが2つ

おまえはどっちを使いたい?
金のタライか? 銀のタライか?
なんちゃって
斧ぢゃないけど 昔話に出てきそうな
あちこち凸凹のある代物
そして突き当りを左に直角に曲がった先がトイレ
男女兼用で便器は洋式に改装されている

扉は昔からのものらしく鍵には笑った

あのぉー
この扉 隙間があって中が見えて
落ち着きません

いいじゃん別に
誰も覗いたりしないよ
トイレの横を右に行くと大部屋に続く
ここは秘密の部屋?
そっとドアを開けて侵入
暗くて広い大部屋に死体がゴロゴロ転がっている
ぐぇぇぇ。。。
大量殺人現場を目撃しちゃった
一瞬そう思ったが よーく見ると大量の死体ではなく大量の布団
どうやら使用した布団を重ねないように干すために
無造作に布団を投げ干してあることが判明
あ゛ー 驚いた
部屋を取り囲む通路にはお嬢さんが描いた
かわいらしい動物たちの絵が並んでいた

どれも素晴らしい力作ばかり

生き生きとした動物たちがファンタジックに描かれている
まだ若い御嬢さんは今に有名な画家さんになるかも

そんな日が訪れた時 まだ無名の時期に描いたこれらの作品を
見るとこができた ちがこさんはラッキーだ

いい物見せていただきました
さて今度は食堂横から中庭に出てみる

なんとも古めかしいが素敵な空間だ

四季折々に趣を変える庭
小鳥のさえずりに迎えられ
どこか懐かしい気持ちになる
宿のチラシに記載された言葉がピッタリ

緑の森に見え隠れする離れ部屋
風流で忙しい現代とはかけ離れている

でもね 古いもんは古いのだ
見た目は山の古いバンガローと大差ない
といっても過言でない
これを風流と思うか ボロいと思うか?

外見は古いけどたぶん中はそこそこだろう
扉とエアコンはどうかわかんないけど

そしてお楽しみの温泉館

古いつくりの建物の中の廊下は
どことなく昔の学校みたいだ

立ち寄りもやっているので
大部屋の休憩所も完備されていた

お湯は日替わりで本日は大きなお風呂が男風呂

ひとしさん以外入浴者がいなかったので
盗撮を試みた

壁は赤と黒
なんとも不思議な感じ
今度は廊下の更に奥の女風呂に向かう
角に開かない扉があった

何だろ?
ガチャ ガチャ扉を開けようと試みたが
中から鍵がかかっているようで開かない
もしかすると誰かが貸切で
入ってる人がいるのかも
諦めて女風呂へ

こちらは木曽石そのまんま
壁も自然な感じでお湯は熱め
源泉は温度が低いので加温されている
燃し木で風呂を沸かしているらしい

脱衣所のすぐ横に見つけてしまった

ジョロジョロ音がするので覗いてみたが
暗くて中が確認できない

電気のスイッチがどこにあるのかわからず
いったい扉の中には何があるのか?
フラッシュオン

うぉぉぉぉっ!
そこには大きな石で囲われた
小さなお風呂

そうなのだ
さっき廊下で開かなかった扉は女風呂と通じており
中は「亀の風呂」だったわけ
謎が解けたので満足したものの
どうせなら入ってみましょうと
暗やみの亀の風呂につかる
怖い物知らずもいいところ
足元も見えないため転ばないように
手探り状態の半冒険

お湯につかると流れるお湯の音だけが
静かに浴場にこだましていた
あ~ いい湯だった
温泉を楽しんだ後は お待ちかねの夕食タイム

なんせお値打ちコースゆえ
周囲のお客さんよりおかずは少ない

炊き立ての美味しい白米を
おかわり自由で満プクプク

ゴチでございました
夜も更け そろそろお休みタイム
何やら すえたろうさんの行動が怪しい
何度もトイレに行ったり来たり
自宅のトイレなら間違えることもないのだが
トイレ付の部屋ではないので廊下にあるトイレまでの
道のりを覚えなくてはいけないのだ
トイレに行くたび 入口の鍵の開け閉めができず
延々と鍵をガチャガチャまわす
大丈夫だ
これで一人でトイレに行けるぞ
とっても不安
さて あのカビ臭いエアコンはどうなったかというと
相変わらずカビ臭を振りまいて動いていた
何時間回していてもカビ臭い
そして 不幸なことにその風が一番当たる
場所に寝たのが ちがこさんだった
くさぁ~~~~っ
せっかくラジウムの蒸気を吸い込んで健康に
なったと思われたが 今夜のカビエアコンで
明日は不健康になっているはず
灯りを消して寝に入ったものの暑くて眠れない
その原因がこれ

掛け布団にはフツーの白いシーツ
なのに布団には毛布のモアモアしたシーツ
ちっとも眠れずモゾモゾ動き回る
時刻は12時をまわっただろうか?
動きがあった
すえたろうさんのトイレタイムだ
果たしてトイレに無事辿りつけるか?
暗やみの布団の中で様子を伺う
ガチャ ガチャ 右
ガチャ ガチヤ 左
ガチャ ガチャ もう一回右
ガチャ ガチャ やっぱ左かな?
いつまでやってるんだろ?
起きて鍵を開けてやるべきか
やらぬべきか・・・
と迷っているうちに静かになった
あ~
大丈夫だったみたいだ
ウトウトしながら すえたろうさんがトイレから
帰ってくるのを待っていたが 一向に帰ってこない
まさか迷子になってるわけじゃないよね?
それかトイレで倒れたとか?
不安になって部屋の引き戸を開けると
幽霊のように すえたろうさんが立っている
あ゛ー 驚いた
どうしたの?
トイレがない
え゛?
トイレがない?
誰が消したのかはわからないがトイレの電気が消されていたため
すえたろうさんはトイレを発見できなかった模様
あるじゃん トイレ
真夜中に大笑


みなさんは高級宿派?
それとも安宿派?
ひとちが的には面白い宿だったけど
この宿を楽しいと思うか不満に感じるかはあなた次第
このブログを見て「面白い」と感じたら
恵那ラヂウム温泉館に行ってみたら
うはははは!
次回は観光船に乗るよ
薬師の霊泉
恵那ラヂウム温泉館

10年の間 すえちせと旅して泊まった宿は数知れず

その中でも記憶に残るのは 新しいとか豪華とかぢゃなく
多少古かろうが ご飯が地味だろうが 記憶に残る笑える宿だ

今回の宿はこれまで泊まった宿の中でも
三本指に入る異色の不思議な笑える宿

これまでの笑える宿といえば

・赤城総本家(群馬・赤城山麓)
・舞子屋(滋賀・琵琶湖周辺)
恵那ラヂウム温泉館はその宿たちに並ぶ

この宿を予約したのは二日前

三連休の初日の土曜に空き部屋があっただけでも奇跡的
それもアニメティーこそついてはいないが
一泊二食付のお値打ちコース

予約電話で宿の女将が確認する

4人では8畳の部屋は狭いですがよろしいですか?
いいです いいです
ご飯を食べさせてもらって温泉に入って
お布団で寝ることができれば十分です

格安・土曜宿泊・温泉
それだけ揃えば文句なし

さて 到着した温泉館

立派な木曽石と赤と黒のインパクトある建物がお出迎え


現代的な建物と違い
まるで宮崎アニメの世界を想わせるような不思議な建物だ

建築当初は高級感ある一大温泉リゾートだったのか?
昔はともかく 時代は流れ今はレトロな建物?
施設も少し変わっている

敷地内には個室の建物が迷路のように点在


本日 ひとちが一行が宿泊するのは本館
敷地内だけの散策でも十分楽しめそうだ

入口を入ると飼育箱の鈴虫の鳴き声が涼しげで
並んだ民芸品と壁にかかる絵が印象的


この絵は末のお嬢さんが描かれたそうで
最近大きな賞を頂いたとか



温泉館を訪れた有名人たちと女将とのツーショット
写真は古く撮影された有名人たちが妙に若い


本館には離れ部屋の宿泊者たちが食事をする座敷が並ぶ
お洒落な料亭のような造りがなんともいい


そして一番奥の小さな入口の部屋が
ひとちが一行がお世話になる部屋だった

座敷が足りない場合の緊急部屋?
通常はあまり使われない部屋らしく
二日前に突如予約した4人の客をもてなすために
用意してくれたようだ

座敷が壁一枚で隣接しているため宴会でもあれば
当然夜遅くまで賑やかなわけで・・・
孤立して建つ離れ部屋や本館の宿泊専用の部屋とは
ちょっと違うのは当然のこと


横並びの座敷に比べ地味

自分の履物と宿のスリッパ4人分 合計8足では
玄関の引き戸がまともに閉まらない

どうすりゃいいの

本来なら廊下の先に続く少し離れたこちらの部屋に
宿泊できるらしいのだが なんせ2日前の予約ゆえ
狭かろうがボロかろうが文句は言えない


入った部屋は古めかしく すでに布団はスタンバイ

壁やふすま・障子も見た目はきれいだけど
4人分の布団を並べては敷くことは不可能
座卓や机は縁側に出すしかない


部屋の縁側からの景色といえば
よく言えば日本式庭 悪く言えば笹ヤブ


網戸を空ければ間違いなくやぶ蚊が進入するだろう


ねぇー 窓開けない方がいいよね?
なんか微妙に暑いし空気の入れ替えしたいから
網戸にしてエアコンかければ?
ちせこさんの言葉にエアコンをつけようとした


周囲を見回したが肝心なリモコンがない

ありゃん?
どうやってつけたらいいのかな?
よく見るとお金を入れて動く式?

でもガムテープが貼ってあるから違うようだ

エアコンに張り紙があったので読んでみた


あ~そうなんだ

蓋を開けてスイッチオン

ブオオオオオ~
いきなり出てきた風は
カビ臭バリバリ

ぎょぇぇぇ。。。
くさぁ~

あまりの臭さに一行顔を歪める

どうします?
エアコンなしじゃ サウナみたいに
なっちゃいますぅー

仕方ないのでエアコンつけっぱ網戸開けっ放し

まいりましたね

この臭いなんとかなるんでしょうか?
カビ臭が収まるまで外にいればいいよ

今度は入口で何かガチャガチャ
ちせこさんと すえたろうさんがやっている

ねぇー 引き戸が開かないよ

え゛?
まさか鍵壊しちゃった?
ひとしさんが開けようとしても
やっぱり引き戸はがっちり鍵がかかったまま

困りましたね
部屋から電話して開けてもらうしかありませんね

急いでかけつけた女将と鍵職人?
手慣れた手つきで引き戸を外し
レールに油を引いて鍵を調整



簡単なようで意外と難しい引き戸の鍵

すいませんでしたね
今日は混み合っているので手がかけらなくて

いやぁ~ いやぁ~
手はかけなくてもいいですけど
部屋から出られないのは困りますから・・・
一件落着

夜中トイレに行きたくても鍵が
開かなくなったら大変と念入りに
鍵をチェックする すえたろうさん

ガチャ ガチャ ガチャ
右にまわしたり 左にまわしたり


ちょっとー いいかげんにしなよ

また鍵壊れたらどうすんの

半キレになって ちせこさんが叫ぶ

まぁ まぁ

直してもらった鍵はお世辞にも
調子いいとはいえないため不安

ようやく落ち着いたので部屋から出て
宿をウロウロ散策してみることにした

部屋の入口を出て左に進むと
通路の突き当たりが洗面所


流しには古ぼけた金ダライが2つ

おまえはどっちを使いたい?
金のタライか? 銀のタライか?
なんちゃって
斧ぢゃないけど 昔話に出てきそうな
あちこち凸凹のある代物

そして突き当りを左に直角に曲がった先がトイレ
男女兼用で便器は洋式に改装されている


扉は昔からのものらしく鍵には笑った


あのぉー
この扉 隙間があって中が見えて
落ち着きません

いいじゃん別に
誰も覗いたりしないよ

トイレの横を右に行くと大部屋に続く
ここは秘密の部屋?
そっとドアを開けて侵入

暗くて広い大部屋に死体がゴロゴロ転がっている

ぐぇぇぇ。。。
大量殺人現場を目撃しちゃった

一瞬そう思ったが よーく見ると大量の死体ではなく大量の布団

どうやら使用した布団を重ねないように干すために
無造作に布団を投げ干してあることが判明

あ゛ー 驚いた

部屋を取り囲む通路にはお嬢さんが描いた
かわいらしい動物たちの絵が並んでいた


どれも素晴らしい力作ばかり


生き生きとした動物たちがファンタジックに描かれている

まだ若い御嬢さんは今に有名な画家さんになるかも


そんな日が訪れた時 まだ無名の時期に描いたこれらの作品を
見るとこができた ちがこさんはラッキーだ


いい物見せていただきました

さて今度は食堂横から中庭に出てみる


なんとも古めかしいが素敵な空間だ


四季折々に趣を変える庭
小鳥のさえずりに迎えられ
どこか懐かしい気持ちになる
宿のチラシに記載された言葉がピッタリ


緑の森に見え隠れする離れ部屋
風流で忙しい現代とはかけ離れている


でもね 古いもんは古いのだ

見た目は山の古いバンガローと大差ない
といっても過言でない

これを風流と思うか ボロいと思うか?

外見は古いけどたぶん中はそこそこだろう
扉とエアコンはどうかわかんないけど


そしてお楽しみの温泉館


古いつくりの建物の中の廊下は
どことなく昔の学校みたいだ


立ち寄りもやっているので
大部屋の休憩所も完備されていた


お湯は日替わりで本日は大きなお風呂が男風呂


ひとしさん以外入浴者がいなかったので
盗撮を試みた


壁は赤と黒
なんとも不思議な感じ

今度は廊下の更に奥の女風呂に向かう

角に開かない扉があった


何だろ?
ガチャ ガチャ扉を開けようと試みたが
中から鍵がかかっているようで開かない

もしかすると誰かが貸切で
入ってる人がいるのかも

諦めて女風呂へ


こちらは木曽石そのまんま
壁も自然な感じでお湯は熱め

源泉は温度が低いので加温されている
燃し木で風呂を沸かしているらしい


脱衣所のすぐ横に見つけてしまった


ジョロジョロ音がするので覗いてみたが
暗くて中が確認できない


電気のスイッチがどこにあるのかわからず
いったい扉の中には何があるのか?
フラッシュオン


うぉぉぉぉっ!
そこには大きな石で囲われた
小さなお風呂


そうなのだ
さっき廊下で開かなかった扉は女風呂と通じており
中は「亀の風呂」だったわけ

謎が解けたので満足したものの
どうせなら入ってみましょうと
暗やみの亀の風呂につかる

怖い物知らずもいいところ

足元も見えないため転ばないように
手探り状態の半冒険


お湯につかると流れるお湯の音だけが
静かに浴場にこだましていた

あ~ いい湯だった

温泉を楽しんだ後は お待ちかねの夕食タイム


なんせお値打ちコースゆえ
周囲のお客さんよりおかずは少ない


炊き立ての美味しい白米を
おかわり自由で満プクプク


ゴチでございました

夜も更け そろそろお休みタイム
何やら すえたろうさんの行動が怪しい

何度もトイレに行ったり来たり

自宅のトイレなら間違えることもないのだが
トイレ付の部屋ではないので廊下にあるトイレまでの
道のりを覚えなくてはいけないのだ

トイレに行くたび 入口の鍵の開け閉めができず
延々と鍵をガチャガチャまわす

大丈夫だ
これで一人でトイレに行けるぞ

とっても不安

さて あのカビ臭いエアコンはどうなったかというと
相変わらずカビ臭を振りまいて動いていた

何時間回していてもカビ臭い

そして 不幸なことにその風が一番当たる
場所に寝たのが ちがこさんだった

くさぁ~~~~っ

せっかくラジウムの蒸気を吸い込んで健康に
なったと思われたが 今夜のカビエアコンで
明日は不健康になっているはず

灯りを消して寝に入ったものの暑くて眠れない
その原因がこれ


掛け布団にはフツーの白いシーツ
なのに布団には毛布のモアモアしたシーツ

ちっとも眠れずモゾモゾ動き回る

時刻は12時をまわっただろうか?
動きがあった
すえたろうさんのトイレタイムだ

果たしてトイレに無事辿りつけるか?
暗やみの布団の中で様子を伺う

ガチャ ガチャ 右
ガチャ ガチヤ 左
ガチャ ガチャ もう一回右
ガチャ ガチャ やっぱ左かな?
いつまでやってるんだろ?
起きて鍵を開けてやるべきか
やらぬべきか・・・
と迷っているうちに静かになった

あ~
大丈夫だったみたいだ

ウトウトしながら すえたろうさんがトイレから
帰ってくるのを待っていたが 一向に帰ってこない

まさか迷子になってるわけじゃないよね?
それかトイレで倒れたとか?
不安になって部屋の引き戸を開けると
幽霊のように すえたろうさんが立っている

あ゛ー 驚いた
どうしたの?
トイレがない

え゛?
トイレがない?
誰が消したのかはわからないがトイレの電気が消されていたため
すえたろうさんはトイレを発見できなかった模様

あるじゃん トイレ

真夜中に大笑



みなさんは高級宿派?
それとも安宿派?
ひとちが的には面白い宿だったけど
この宿を楽しいと思うか不満に感じるかはあなた次第

このブログを見て「面白い」と感じたら
恵那ラヂウム温泉館に行ってみたら

うはははは!
次回は観光船に乗るよ

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