2014年06月02日
シャクナゲ満開♪
2014/05/31
あ゛― 苦しかった・・・
飛龍山
(奥秩父山塊エリア)
全山行 411回

飛竜山の情報はこちら 
標高 熊倉山 1624m 前飛竜 1954m 飛龍山 2069.1m
天気
晴れ
山行時間 9時間30分
〈コース〉道の駅たばやま(8:00)-サオラ峠(10:00-10:10)-熊倉山(11:00)-
前飛竜(12:10)-飛龍山(1:10-1:30)-ピストンで道の駅(5:30)
誰にだって体調のよくない日はある
それが今日
今年は「大変な山」をチョイスして登る」と決めた
今回 ちがこさんが選んだのは飛龍山
飛龍山といえば 山梨百名山の中でも
日帰りとしては なかなかのロングコース
山繋がりに 東は百名山の雲取山
西は二百名山の和名倉山と
強豪の山々に挟まれた簡単には登れない山だ
季節は花の時期 
この山は シャクナゲが有名
今登るのがチャ~ンス と思った
山行時間を計算すると やや不安はあったものの
勢いに乗って今登らなければ後回しになり兼ねない
ということで
休憩なしで歩いても9時間はかかる行程を
7時間半と偽って ひとしさんと登ることに
あ~ぁ
ひとち 知らぬが仏
いいの いいの
ちゃんと勉強しておかない方が悪いんだから
まさか 自分が瀕死状態になるとも知らず
ウハウハの ちがこさん

ロングコースといいつつ
出発時間はさほど早いわけでもない
ちゃんと日暮れまでに
下山できるの? ひとちが?
なんとかなるっしょ
最近下山は日暮れギリギリが多いじゃん
うるさいな
R411を少し歩いて サウラ峠方向へ

畑はバリケードの高電圧線で覆われ
村の人たちは作物を動物から守っている
ネギボウズが勝ち誇ったように笑ってた

あまり近くに寄らない方がいいですよ
感電死するかもしれません
そうだよね
真っ黒こげになるのはゴメン
出だしは快調
初夏の陽気は蒸し暑い
つい最近まで雪の中を
歩いていたことがウソみたいだ
暑いですねぇー

標識通りに標高を上げて舗装路を
峠方向へヒョコヒョコ進んで行った
ありゃ?
下ってるけど・・・
あれ?
さっきの場所が分岐だったかも

やたら暑い舗装路を余分に歩いてしまった
もとい

鉄網の扉を開けて畑の横の
モサモサした登山道を歩いていく

ようやく山のとりつき点
いきなり始まったのは

暑いよりマシか
樹林帯を登って行くと「山王ダワ」と標識

ここから先 サオラ峠までジグザグに急坂が続く
見上げると 少し暗い植林帯に混じって
赤く燃えるような色のヤマツツジがきれい

登っているうちに右足の太ももの裏が
つっぱるような感じがしてきた
そのためか 右足の裏には痺れ
ん?
いつもにない症状
出だしからそんなでロングできるの?
胸も苦しい
息も荒い感じがする
お おかしいな・・・
そのうちよくなるかな?
ハァ
ハァ
ハァ

いつもは楽しい登りが辛い
周りをチラチラ見る気力もなく
地面とにらめっこ
ハァ
ハァ
ハァ
ヤバい
フラフラして山から
転がり落ちるかも
サオラ峠に到着
ここは「三条の湯」方向との分岐でもある

あ゛― 大変だった
先は長いのに
大丈夫ですか?
無理しないでダメだったら
進まない方がいいと思いますけど
行くよ

虫が多くなってきた
花の時期ともなれば 虫だって活動期
ここで登場
蚊取線香
サオラ峠から先は しばらく歩きやすい
ゆるやかな新緑の登山道
木漏れ日の中は気持ちいい

ゲボゲボ
く くさいですぅー
蚊取線香が容赦なく
ひとちがと虫をを燻す
枯葉の中から顔を出していた
透き通るひとたち

熊倉山に標高を上げて登っていく
ハァ
ハァ
ハァ
ぐ ぐるぢぃー

山ツツジが終わると
今度はミツバツツジの群落

かわいらしいピンク色の花は
今がまさに満開という言葉がピッタリ

まるでトンネルのように続いている

樹林帯の中の熊倉山

ちがこさんのペースがノロいので
後方の ひとしさんもイラついてるはず

東には木々の間からお隣の山が見えた

しばらくミツバツツジの中を歩き
急斜面の尾根道に突入

ハァ
ハァ
ハァ
あ゛― ぐるぢぃー
こんなに苦戦したのは高妻山以来
大丈夫?
もうヤメたら?
いいの 登るから
強情だねぇー

前飛竜まで登った
まだ本命の山まで1/3はある

次々と下山してくる日帰り登山者たち
トレランチームは軽快に走り去って行った
前飛竜からは眺望がよく
このような景色を見ることができる

ここでヤメますか?
このペースだと下山が・・・
ひとしさん ここで気が付いた
山行時間は7時間半ぢゃなくて9時間はかかる

暗くなっちゃますよ
どうします?
行くよ
あっ そう
ヒィヒィ ハァハァの
ちがこさんを癒してくれたのは

前飛竜から飛龍山までの登山道には

今が見頃♪

苦しくとも ここまで登ってきたことが
報われるご褒美なのだ
昔の人はよく言ったもんだ
立てばシャクヤク 座ればボタン
歩く姿は何だっけ?
豚のケツ!
って ちせこさんが行ってたよ
んなわけないでしょ
飛龍山の山頂が近づくと笹に変わった

登山道の脇には可憐な花

飛竜権現・ハゲ岩を通過
飛龍山に到着
薄暗く 山頂標識も地味

きっとこの山はここまでの行程が
いいんですよ きっとね・・・
そ そうだよね

気を取り直して下山開始

登りは大変だったけど 下りはウソのように快調

半トレラン状態で
ズルズル山を下っていく
それにしてもよく登ったもんだ

体調がイマイチでも
ヤレばできるもんだね
そうですね
でも無理は禁物です
はい はい

下山時もたくさんの登山者が山頂を目指していた
きっと彼らは小屋泊かテン泊の人たちだ

次回は早立ちで下山しましょう
うん
この日の立ち寄り湯はこちら
丹波山温泉 のめこい湯
ツルツルお肌の湯
閉館時刻まぎわだったのでスキスキ快適でした
あ゛― 苦しかった・・・
飛龍山
(奥秩父山塊エリア)
全山行 411回



標高 熊倉山 1624m 前飛竜 1954m 飛龍山 2069.1m
天気

山行時間 9時間30分
〈コース〉道の駅たばやま(8:00)-サオラ峠(10:00-10:10)-熊倉山(11:00)-
前飛竜(12:10)-飛龍山(1:10-1:30)-ピストンで道の駅(5:30)
誰にだって体調のよくない日はある

それが今日

今年は「大変な山」をチョイスして登る」と決めた

今回 ちがこさんが選んだのは飛龍山

飛龍山といえば 山梨百名山の中でも
日帰りとしては なかなかのロングコース

山繋がりに 東は百名山の雲取山
西は二百名山の和名倉山と
強豪の山々に挟まれた簡単には登れない山だ



この山は シャクナゲが有名

今登るのがチャ~ンス と思った

山行時間を計算すると やや不安はあったものの
勢いに乗って今登らなければ後回しになり兼ねない

ということで
休憩なしで歩いても9時間はかかる行程を
7時間半と偽って ひとしさんと登ることに

あ~ぁ

ひとち 知らぬが仏

いいの いいの
ちゃんと勉強しておかない方が悪いんだから

まさか 自分が瀕死状態になるとも知らず
ウハウハの ちがこさん


ロングコースといいつつ
出発時間はさほど早いわけでもない

ちゃんと日暮れまでに
下山できるの? ひとちが?
なんとかなるっしょ

最近下山は日暮れギリギリが多いじゃん

うるさいな

R411を少し歩いて サウラ峠方向へ


畑はバリケードの高電圧線で覆われ
村の人たちは作物を動物から守っている

ネギボウズが勝ち誇ったように笑ってた


あまり近くに寄らない方がいいですよ

感電死するかもしれません

そうだよね

真っ黒こげになるのはゴメン

出だしは快調
初夏の陽気は蒸し暑い

つい最近まで雪の中を
歩いていたことがウソみたいだ

暑いですねぇー


標識通りに標高を上げて舗装路を
峠方向へヒョコヒョコ進んで行った

ありゃ?
下ってるけど・・・
あれ?
さっきの場所が分岐だったかも


やたら暑い舗装路を余分に歩いてしまった

もとい


鉄網の扉を開けて畑の横の
モサモサした登山道を歩いていく


ようやく山のとりつき点
いきなり始まったのは


暑いよりマシか

樹林帯を登って行くと「山王ダワ」と標識


ここから先 サオラ峠までジグザグに急坂が続く

見上げると 少し暗い植林帯に混じって
赤く燃えるような色のヤマツツジがきれい


登っているうちに右足の太ももの裏が
つっぱるような感じがしてきた

そのためか 右足の裏には痺れ

ん?
いつもにない症状

出だしからそんなでロングできるの?
胸も苦しい
息も荒い感じがする

お おかしいな・・・
そのうちよくなるかな?
ハァ




いつもは楽しい登りが辛い

周りをチラチラ見る気力もなく
地面とにらめっこ

ハァ



ヤバい

フラフラして山から
転がり落ちるかも

サオラ峠に到着

ここは「三条の湯」方向との分岐でもある


あ゛― 大変だった

先は長いのに

大丈夫ですか?
無理しないでダメだったら
進まない方がいいと思いますけど

行くよ


虫が多くなってきた

花の時期ともなれば 虫だって活動期

ここで登場
蚊取線香

サオラ峠から先は しばらく歩きやすい
ゆるやかな新緑の登山道

木漏れ日の中は気持ちいい


ゲボゲボ
く くさいですぅー

蚊取線香が容赦なく
ひとちがと虫をを燻す

枯葉の中から顔を出していた
透き通るひとたち


熊倉山に標高を上げて登っていく

ハァ



ぐ ぐるぢぃー


山ツツジが終わると
今度はミツバツツジの群落


かわいらしいピンク色の花は
今がまさに満開という言葉がピッタリ


まるでトンネルのように続いている


樹林帯の中の熊倉山


ちがこさんのペースがノロいので
後方の ひとしさんもイラついてるはず


東には木々の間からお隣の山が見えた


しばらくミツバツツジの中を歩き
急斜面の尾根道に突入


ハァ



あ゛― ぐるぢぃー

こんなに苦戦したのは高妻山以来

大丈夫?
もうヤメたら?
いいの 登るから

強情だねぇー


前飛竜まで登った

まだ本命の山まで1/3はある


次々と下山してくる日帰り登山者たち

トレランチームは軽快に走り去って行った

前飛竜からは眺望がよく
このような景色を見ることができる


ここでヤメますか?
このペースだと下山が・・・
ひとしさん ここで気が付いた

山行時間は7時間半ぢゃなくて9時間はかかる


暗くなっちゃますよ
どうします?
行くよ

あっ そう

ヒィヒィ ハァハァの
ちがこさんを癒してくれたのは


前飛竜から飛龍山までの登山道には

今が見頃♪

苦しくとも ここまで登ってきたことが
報われるご褒美なのだ

昔の人はよく言ったもんだ

立てばシャクヤク 座ればボタン
歩く姿は何だっけ?
豚のケツ!
って ちせこさんが行ってたよ

んなわけないでしょ

飛龍山の山頂が近づくと笹に変わった


登山道の脇には可憐な花


飛竜権現・ハゲ岩を通過

飛龍山に到着

薄暗く 山頂標識も地味


きっとこの山はここまでの行程が
いいんですよ きっとね・・・
そ そうだよね


気を取り直して下山開始


登りは大変だったけど 下りはウソのように快調


半トレラン状態で
ズルズル山を下っていく

それにしてもよく登ったもんだ


体調がイマイチでも
ヤレばできるもんだね

そうですね

でも無理は禁物です

はい はい


下山時もたくさんの登山者が山頂を目指していた
きっと彼らは小屋泊かテン泊の人たちだ


次回は早立ちで下山しましょう

うん



丹波山温泉 のめこい湯
ツルツルお肌の湯

閉館時刻まぎわだったのでスキスキ快適でした

Posted by ひとちが at 16:43│Comments(2)
│奥秩父山塊エリア
この記事へのコメント
飛龍山は奥秩父の中では非常に地味な山ですよネ。
数年前の5月連休に歩きましたが、ほとんど人に会うことはありませんでしたヨ。
花も咲いておらず、ただ歩くだけでしたが前飛龍からの展望に慰められました。写真を拝見しているとやっぱり花の時期に登るべきだったかなと悔やまれます。
数年前の5月連休に歩きましたが、ほとんど人に会うことはありませんでしたヨ。
花も咲いておらず、ただ歩くだけでしたが前飛龍からの展望に慰められました。写真を拝見しているとやっぱり花の時期に登るべきだったかなと悔やまれます。
Posted by fujinohide at 2014年06月03日 10:06
fujinohideさんへ♪
たしかに・・・
花がないと地味ですな。。。
飛龍山が山梨百名山とは知らず 雲取山に登った時セットで
登ればよかったと後悔したことを思い出します。
今回は体調も悪かったのですが 最近暑いぢゃないですか・・・
あのピストンはこたえましたねぇー。
山ツツジ・ミツバツツジ・シャクナゲは素晴らしく
飛龍山だけを登るなら今時期が一番いいのかも。
(お花はみんな若くて美人でしたよ!)
今週末は天気悪そうですね・・・
「大変な山歩き」を決行する予定でしたがキャンセルかな?
やっぱ天気がいい方がいいですもんね。
あはは。。。
たしかに・・・
花がないと地味ですな。。。
飛龍山が山梨百名山とは知らず 雲取山に登った時セットで
登ればよかったと後悔したことを思い出します。
今回は体調も悪かったのですが 最近暑いぢゃないですか・・・
あのピストンはこたえましたねぇー。
山ツツジ・ミツバツツジ・シャクナゲは素晴らしく
飛龍山だけを登るなら今時期が一番いいのかも。
(お花はみんな若くて美人でしたよ!)
今週末は天気悪そうですね・・・
「大変な山歩き」を決行する予定でしたがキャンセルかな?
やっぱ天気がいい方がいいですもんね。
あはは。。。
Posted by ひとちが
at 2014年06月03日 15:05

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